でぶぶの考察シリーズ｜雑感・金本阪神超変革
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ホーム>でぶぶの考察シリーズ｜雑感・金本阪神超変革（２０１６・８・８更新）
でぶぶの考察｜金本阪神超変革についての雑感
時はすでに８月、プロ野球シーズンは半ばどころか終盤へ。我らが阪神タイガースは優勝争いからは早々に離脱し、３位～６位争いに勤しんでおります。このサイトも春ころから更新していなかったので、久々に更新してみようと思ったのですが、ネタが・・・・。そこで今さらながらですが金本阪神の若手起用などについて考察してみます。
※おまけ・半年くらい前に作った選手名鑑だよ！予測外れまくりだよ！
でぶぶの阪神タイガース選手名鑑外野手編｜２０１５年決定版
でぶぶの阪神タイガース選手名鑑内野手編｜２０１５年決定版
でぶぶの阪神タイガース選手名鑑捕手編｜２０１５年決定版
でぶぶの阪神タイガース選手名鑑投手編｜２０１５年決定版
※当サイトの別記事をご覧になった方ならご存知かもしれませんが、当サイトの考察は適当かつ偏見的で管理人の思い込みなどによって書かれております。皆様の評価と違う点も多々あるかと思いますが、あまり怒らないでください。
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でぶぶの「金本・阪神超変革」に対する雑感
■金本監督やりまくってます。若手厨が多い阪神ファンの予測をはるかに超える勢いで、さながら発狂した如く若手を起用しまくっています。果たして阪神タイガースの未来はどうなるのか、金本超変革の影響がモロに出ている野手陣を中心に考察したいと思います（野手に比べて、投手はおとなしいですね・・・これは起用方針決定をある程度コーチ陣に任せているのでしょうかね・・・）。
■とりあえずポジションごとに金本監督の方針や個人的な将来への思いをダラダラと書き連ねたいと思います。（この雑感は平成２８年８月８日時点の雑感です。本日天皇陛下がお気持ちを発表されました！）
捕手
開幕捕手岡崎！原口がまさかの大ブレイク！鶴岡ほとんど２軍（涙）！など見所満載！
■原口（文仁。７年目２４歳）がまさかの大ブレイクですね・・・これは予測できませんでした。打撃が良いのは分かっていたのですが（それでも１軍でこんなに打てるとは思ってなかったですね）、それ以上に１軍で「普通に守れている」のが驚きです。様々な懸念からコンバートを望む声もあるようですが、管理人的には捕手のままでいってほしい。だって原口佇まいがなんか城島っぽくてカッコいいじゃん！
■開幕捕手で昨年秋から話題になっていた岡崎（太一。１２年目３３歳）は、怪我で途中離脱してしまいましたが、離脱までに最低限の力は示せたと思うので、来期も１軍捕手枠争いに加わってくると思います。ただ、打撃面・守備面ともに際立ったものはないと思うので、正捕手は厳しいかなと思います。それより問題なのは梅野（隆太郎。３年目２５歳）、打撃が持ち味の選手があれではダメです。多少守備力やリードの評価が上がったと言ってもあの打撃では・・・打率２５０、ホームラン１５本程度の潜在能力はある選手だと思っているので何とかしてほしいです。梅野の（打撃）復調によって原口・梅野の高レベルな正捕手争いが見たいところですな。
■その他捕手ではルーキーの坂本（誠志郎。１年目２３歳）が意外と早く使えそうですね。打撃で凄く苦労するかと思ったのですが、１軍では打率２割くらいなら打てそうな気がします。打撃型の原口・梅野と持ち味が違う捕手ですので、意外にいつの間にか坂本が正捕手になってって原口がコンバートされてたみたいな未来もあるかもしれません。清水（１０年目３２歳）と小宮山（１５年目３１歳）に関しては正捕手争いにおいては蚊帳の外でしょう、最低限１軍で起用できる守備力はあるとは思いますが、同タイプの岡崎が１軍首脳陣のお気に入りである以上なかなか出番はこないと思います。あと小豆畑（４年目２８歳）はどうなんでしょう？そんなにダメなのでしょうか？（涙）
内野
鳥谷のフルイングが途切れ、西岡を悲劇が襲う、そんな中どうした選手会長！かなり焼け野原状態（涙）
■まずは一塁。ここは外国人かＦＡ補強選手のポジションという感覚でよいと思います。現状のゴメス（３年目３２歳）は可もなく不可もなくという感じですが、ゴメス以上の外国人はゲットできる可能性は低いので来期も残留でしょう。来年のドラフトで早実の清宮くんに突撃して夢の自前一塁手育成を目指すのも面白そうですが・・・。
■二塁です。選手会長（上本博紀。８年目３０歳）がまさかの不振、てか金本監督の構想外なんですかね（涙）２軍では試合に出て結構打っているので怪我とかではないと思いますし、西岡離脱のこの状況下で上本を１軍でほとんど起用しないというのは・・・私は結構好きな選手なんですけどね（涙）レギュラー格だった西岡（１２年目３２歳）はアキレス腱で離脱してしまいました、打撃センスは素晴らしい選手ですが、守備力がかなり落ちている上、３２歳という年齢以上に体がボロボロに見えましから長期的な目でみれば「災い転じて福となす」でこのポジションも若手を起用してほしいです。最近よく起用されている荒木（郁也。６年目２８歳）はレギュラーをとるイメージは正直ないですね、代走・守備固めとしては「あり」だと思いますがレギュラーとしては打撃が弱すぎるような気がします。守備力で言えば断然大和（１１年目２９歳）です、はっきり言っても阪神内野陣の中では一人異次元の守備力です、でも打撃がダメダメです。全く打てないわけではありませんが、選球眼×、バント×という印象です（小技がそこまで得意でないのがこのタイプの選手としては痛すぎます）。打順８番で大和を起用できるくらいチーム状態に余裕があれば大和レギュラーでよいと思うのですが、そこまでの余裕はなさそうです。個人的には将来を見据えて北條（４年目２２歳）を二塁で育てるのがよいと思う（もちろん大和が打撃覚醒すれば彼が二塁レギュラーでよいと思うが・・・）。
■遊撃です。鳥谷（敬。１３年目３５歳）のフルイニングがついに途切れました。鳥谷は打撃においてはまだまだやれる選手だと思いますが、遊撃の守備は衰えが隠せません（とは言っても大和以外の選手が総合的な守備力で即鳥谷を凌駕するかと言われればそうは思いませんが・・・）。守備力を買って大和を起用する、将来性を買って北條を起用するというのもありだと思いますが、当面は鳥谷がレギュラー格でもよいとは思います。ただし、今年のドラフトで大学生・社会人の即戦力ショートを獲得し来シーズンからは鳥谷と併用して（もしくは鳥谷をコンバートして）起用してほしいです。何かと話題に上がる植田（海。２年目２０歳）は、あくまで「将来性」で、さすがに今の打撃では厳しいでしょう。坂（１３年目３１歳）、森越（６年目２８歳）を起用するのであれば、今のまま鳥谷起用か大和固定でよいと思います。
■三塁です。はっきり言って人材不足です。新外国人のヘイグ（１年目３１歳）は起用すればある程度の成績は残すかもしれません（例えば打率２８０ホームラン１０本）、ただインパクトのある選手ではないので、育成に舵をきった今シーズンにおいては起用の必要を感じません（優勝争いしているなら別なのですが・・・）。現在は北條がかなり起用されていますが、彼は元来二遊間で起用してこそ価値がある選手だと思います。今シーズンは「とりあえず１軍で経験を積まそう」という金本監督の方針から三塁でも起用されていますが、二塁もしくは遊撃でレギュラーをとるべき選手です。期待のスラッガー陽川（３年目２５歳）は２軍では見事な成績を残しており、１軍でも初ホームランを打ちました。ただ、打席での姿が何だか小さく見えるのです、ていうかスラッガーに見えないのです（まだ北條のほうが威圧感を感じます）。このままではレギュラーは厳しいように感じます。新井（良太。１１年目３３歳）は一塁、三塁を守れ長打力もある貴重な選手ですが、もうレギュラーは無理でしょう、チャンスはあったが取りきれなかった選手というイメージです。今成（１１年目。２９歳）は現状の総合力で考えれば一番レギュラーに近い選手だと思いますが、これから大きく飛躍するとは思えずＤＨがないセリーグの三塁手としては打撃力が足りないと感じます。管理人の結論としては三塁手は人材不足、今シーズンに限ってはＡクラスを狙うのであれば今成を起用、育成に徹するなら陽川の覚醒を願うといったところでしょう（もちろん二遊間で北條を起用しないなら三塁北條でよいと思う）。来シーズンは鳥谷を三塁にコンバートしてほしいですな。
外野
だんだんと神々しくなる福留。若手有望株はワンサカ
■福留（１３年目、３９歳）はなんか神々しいですよね（頭も光ってるし）。威圧感は落ちてきてるけど、熟練の職人みたいになってきてます。そろそろ成績落ちだすかなと思っていたけど、後数年はレギュラーでやれそうですね・・・。残りの外野２枠は若手枠となっており、金本チルドレンたちが打って、守って、走って、エラーして、激突して・・・まあとにかく暴れまくっております。去年のドラフトで大学生の外野手を２名獲得したこともあって若手の人材は豊富、彼らがうまく成長すれば外野が阪神のストロングポイントになりそうです（よって今年のドラフトでは外野手指名の必要はないでしょう）。
■若手筆頭はドラ１の髙山（１年目２３歳）ですがモノが違うように感じます。確かに「微妙に下手な守備」「打率の割に出塁率江越・北條より下じゃねーか」など色々と不満もありますが、なんぜ１年目ですからね。毎年高打率を残すヒットマンになるのか、打率２８０ホームラン１５本くらいを毎年残す中距離砲になるのか分かりませんが（真のスラッガーにはなれないと思うので、願わくばヒットマンになって首位打者をとってほしいが・・・）大けがをしない限りレギュラーになるのは間違いないでしょう（もう半ばレギュラーですが・・・）。髙山と開幕１・２番コンビを組んだ横田（３年目２１歳）、反則的な身体能力、ムキムキ筋肉、アホそうなところまでまんま糸井（オリックス）です、しかし、凄まじく未完成です。横田に関しては１・２番ではなく主軸を打つ選手になってほしいので掛布２軍監督に長い目で調教・・じゃなく育成してもらいたいです。よって今年はシーズン最終盤までは２軍で主軸として起用し続けてほしいですね。この横田が１軍でレギュラーを張れるようになれば阪神も夢が広がるでしょう。
■何かと問題の江越（２年目２３歳）。「貴重の右のスラッガー」「俊足・強肩・センターを守れる守備力」「若さ」どの監督でも使いたくなるスペックです。さらに金本監督の場合には「背番号２５」「駒大出身」も相まってさらに愛情が深まっているような気がします（新井さんを投影している感が・・・）。現状では三振量産マシーンと化していますが、ある程度我慢して起用するのは賛成です。この選手も横田と同じくモノになればチームの屋台骨になりそうな選手だからです。願わくば新井さんのような成績を残せるようになってほしいですね。
■中谷（６年目２３歳）は見ばえがよくなりましたね。２年前くらいまでは「中谷が１軍レギュラーなんてありえねー」と思っていましたが、今は「ひょっとすると」と思わせます、打撃だけでなく意外とセンターを守れている点にも驚きです。ドラフトで金本枠と言われた板山（１年目２２歳）は打撃センスはありそうですが、１軍レギュラー争いに参戦するにはまだちょっと線が細そうに感じます。ドラフト最下位指名、失うものはないと思うのでムキムキになって金本監督みたいなスラッガーを目指してほしいところです（何となく打席での雰囲気が似てるような気もするし・・・）。あと若手では・・・一二三（６年目２４歳）がんばれ！
■ちょこっと若手な選手たち。すっかり髙山の陰に隠れてしまった感のある伊藤（ハヤタ。５年目２７歳）。けっこう好きな選手なんですが、「元ドラフト１位」という以外に目立った特徴がなく厳しい立場。ただ今までに比べて打席での眼光が鋭くなっているような気がして期待しているんですが・・・阪神ファンが息が出来なくなるくらい人工呼・・・じゃなくて活躍してほしいですね（眼光含め打席での雰囲気がやっとレギュラークラスになってきたと思うのですが皆さんはどうお感じでしょうか？）！かつての管理人イチ押し緒方（４年目２６歳）、打撃センスはある選手だと思うのですが、あのタイプ（小柄・左打ち・俊足）にしては意外と守備力が低いのがネックです、今年も何度か見ましたが「将来のレギュラーは厳しいかな」と感じ出しました。
■中堅な選手たち。序盤はセンターを守っていた大和、外野守備力はセリーグ屈指・阪神一です。ただし、外野と内野の選手層を比べるとやはり内野で起用すべき選手でしょう（それに加え外野手としては打撃力が厳しいです）。俊介（７年目、２９歳）も厳しいですね、堅実一路の和田野球には欠かせなかった選手ですが、イケイケの金本野球では重要性が薄れています。今後阪神でレギュラーを取れるとは思いませんが（控えとして１軍枠に入る力はあると思いますが）、一定の守備力に加え元来打撃力もある選手なのでトレードによって開花を促すのもありなのではと思います。柴田（８年目３０歳）に関しては恐らく１軍では構想外なのでしょう、攻走守に一定の力がある選手ですが、際立った特徴がなくスタメンで使わないならベンチに入れておいても使い勝手の悪い選手です。左打ちの若手有望選手も多く、今度１軍で起用される機会はあまりないでしょう。ペレス（２年目２９歳）は１軍で試してみたい気もしますが、「起用できるポジションがレフト・一塁に限られる点」「若手外野手に有望株が多い点」「ゴメスを外してまで起用するかという点」「外国人枠の問題という点」などから１軍での起用は難しいような気がします。ペレス欲しい球団あるかな・・・。
■まあダラダラと呟いてきましたが、今年の阪神は面白いです。今年は優勝は当然、Ａクラス入りも危ういでしょう、しかしこれだけ若手が起用されしかも成長していっているシーズンは何年ぶりか・・・。采配の拙さから金本パッシングも起きていますが、もとより金本監督に緻密な采配など誰が期待していたでしょうか！和田監督や真弓監督が嫌いなわけではありませんが（人間的には良い方たちだと思います）、両監督の時代には戻りたくありません！今１軍で出始めたばかりの若虎たちが躍動して巨人と優勝を争う見たいですね（その時の監督が金本監督かは分かりませんが、その基礎を作ってくれるのは間違いなく金本監督でしょう）！
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