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1998年ドラフト1位 藤川球児 投手 超てきとう阪神タイガースドラフト考察

藤川球児選手 年度別成績
年度 球団 試合 先発 勝ち 負け セーブ 投球回 奪三振 与四球 防御率
99 阪神 1軍出場なし
00 阪神 19 22.2 25 18 4.76
01 阪神 1軍出場なし
02 阪神 12 12 68.0 64 30 3.71
03 阪神 17 29.1 19 12 3.38
04 阪神 26 31.0 35 11 2.61
05 阪神 80 92.1 139 20 1.36
06 阪神 63 17 79.1 122 22 0.68
07 阪神 71 46 83.0 115 18 1.63
08 阪神 63 38 67.2 90 13 0.67
09 阪神 49 25 57.2 86 15 1.25
10 阪神 58 28 62.2 81 20 2.01
11 阪神 56 41 51.0 80 13 1.24
12 阪神 48 24 47.2 58 15 1.32
13 アメリカ
通算 562 14 42 25 220 692.1 914 207 1.77


ドラフト的選手評価・・・S

伝説レベルの選手。管理人がリアルタイムで見た中で最強のストレートを持つ

超てきとう考察

全盛期は直球のみでOKだった化け物投手。

元来藤川は先発投手として期待されていた。入団時は「甲子園で活躍した145キロほどの速球が武器の先発タイプの投手」という評価だったと思う。実際に先発として2軍で育成され星野政権下では藤田太陽と共に先発で起用された。2002年は12試合に登板したが全て先発登板だった。先発としての藤川はどうだったのだろうか?当時管理人が見たところでは「ストレートは140キロ台前半だが非常にキレがよい。投球フォームも非常にしなやか。スタミナさえつけば十分に先発ローテが務まるのではないか」というところだった。実際にこの年は防御率3点台を記録している。

藤川がリリーフ投手として登場し、150キロを超えるストレートを連発しているのを見た時(2004年だったと思う)は正直唖然とした。藤川に剛速球のイメージが全くなかったからだ。だがあれよあれよという間にストレートはさらにスケールアップし「狙っていても打てないストレート」になってしまった。特に2005年〜2007年ころのストレートは化け物じみた威力で本当に浮き上がっているように見えた。

だが全盛期の数年を過ぎると登板過多か加齢かはたまた打者がなれてきたのかストレートが捉えられるようになってきた。球速表示はさほど落ちていないが以前のような絶望感はなくなってきた。そんな中藤川はフォークやコントロール、投球術に磨きをかけストッパーとして君臨し続ける。速球が衰えた後も防御率などの数字がほとんど低下していない点に藤川の凄みがあるような気がする。

甲子園9回表のマウンド、相手を2ストライクに追い込むと矢野が中腰になる。そこに藤川がボール気味のストレートを投げ込む。バッターはボールのおもいきり下を空振りする。当時よく見ることができた光景だ。あんな投手はもう出てこないかもしれない。伝説になるような瞬間をリアルタイムで見れていたことに感謝したい。