阪神タイガースドラフト考察2007年ドラフト>高濱卓也

2007年ドラフト高校生1位 高濱卓也 超てきとう阪神タイガースドラフト考察

高濱卓也選手 年度別成績
年度 球団 試合 打席 安打 本塁打 打点 四球 三振 盗塁 打率 出塁率
08 阪神 1軍出場なし
09 阪神 1軍出場なし
10 阪神 1軍出場なし
11 ロッテ 19 56 10 21 208 229
12 ロッテ 000 000
13 ロッテ 14 214 214
通算   27 73 13 25 200 215


ドラフト的選手評価・・・E

まだまだこれからの選手。現在はE評価だが今後上がっていくであろう


でぶぶの超てきとう考察

人的補償でドラ1遊撃手を失う

中田翔(日本ハム)のくじを外して、2度目の入札で獲得したのが高濱だった。横浜と競合したほどの選手で、阪神の将来を背負う野手として大いに期待されていた。しかし、阪神入団から3年間はケガの影響もあってか、下記の通り2軍でもまともな成績が残せない日が続いた。
<高濱選手の阪神2軍での成績>
2008年 2軍戦出場なし
2009年 28試合 31打席  6安打 0本塁打 0打点 0盗塁 打率194
2010年 39試合 82打席 16安打 0本塁打 2打点 1盗塁 打率195

2011年オープン戦高濱はいきなり覚醒する。紅白戦、オープン戦絶好調で「開幕一軍もあるかも」という状態だった。しかし、タイミング悪くFA入団した小林宏之の人的補償でロッテに攫われてしまう。高濱をプロテクトしていなかった阪神の対応が責められたが、プロテクトリストが作られたのが高濱が実戦で活躍し出す前だったからこれはやむを得ないところだろう(小林宏之を獲得したこと自体に異論はあるが・・・)。実際プロ入り3年間2軍で一度も打率2割も打てず、ホームランを1本も打てていない選手を人的補償で獲得するとは思わないのは普通だ。ただし、オープン戦での高濱はスケールの大きそうな打撃を披露していただけに非常に残念に思った(二遊間にそういう若手はあまりいない)。

2014年の段階で高濱はロッテ1軍に定着できていない。ただし、2軍では主力として活躍しており(普通にプレイできれば3割を打てるレベル)ケガがちだった阪神時代とは比べ物にならない。まだ年齢も若いし、そのうちロッテ1軍に定着するではないだろうか。高濱には阪神フロントを悔しがらせるような活躍をしてもらいたい。