阪神タイガースドラフト考察2007年ドラフト>石川俊介

2007年大・社ドラフト3位 石川俊介 超てきとう阪神タイガースドラフト考察

石川俊介選手 年度別成績
年度 球団 試合 先発 勝ち 負け セーブ 投球回 奪三振 与四球 防御率
08 阪神 25.0 16 2.16
09 阪神 10.0 11 7.20
10 阪神 4.2 5.79
11 阪神 1軍出場なし
12 阪神 1軍出場なし
通算 14 39.2 30 13 3.86


ドラフト的選手評価・・・E

力を発揮する場所を与えられなかった印象。そうこうしている間に怪我で力も落ちてしまったか・・。登板数が少ないのでE評価とさせていただいた。

でぶぶの超てきとう考察

実戦派の右投手。ある程度の力はあったと思うが・・・

右で最速145キロくらい。地方リーグ出身。実戦派。ドラフト時は「上園の2匹目のドジョウを狙いやがったな!!」と思ったものである。しかし、見映えは良くなくても実戦力はあったようで、ルーキーイヤーの終盤にはローテーション入りし2勝(防御率2.16)をあげた。確かに球速以上に威力を感じるストレートやコントロールの良さなどはルーキーとは思えず、翌年は先発スタッフ入りかと思った。

石川にとって最大の誤算はここで岡田監督が辞任したことだろう。岡田監督は石川をかなり買っていたようなので、辞任しなければ翌シーズンでは重用されたものと思われる。翌シーズンは何とか6枚目として開幕ローテ入りするが、降雨などで他の投手の登板がずれるとローテからはじき出され、ろくに登板もしないうちに2軍に落とされた。上園と同じで「2軍で鍛えて云々」というタイプの投手ではなかったと思うので、1軍登板機会がほとんど与えられなかった2年目以降はしんどいものがあっただろう。

その後はケガなどもあって力自体も落ちてしまったのか2軍でも低迷する。12年には自由契約となり、トライアウトでも獲得する球団がなく引退となってしまった。地味な先発としてある程度活躍するのではと思っていただけに早すぎる引退だった。