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エステバン・ジャン 〜阪神タイガース最凶外国人列伝〜

エステバン・ジャン投手 年度別成績(日本プロ野球)
右投げ右打ち
年度 球団 試合 先発 勝ち 負け セーブ 投球回 奪三振 与四球 防御率
07 阪神 21 21 104.1 52 31 4.66
合計 21 21 104.1 52 31 4.66


推定年棒・・・07年 2億8000万円


最凶外国人列伝的選手評価・・・E

井川の抜けた穴を埋めるために(多分)井川ボスティングマネーで獲得されたメジャーリーガー。ただし「メジャーでの通算防御率が5.14!?」「リリーフ専門の投手なのに先発として起用できるのか?」などと疑念がささやかれていたが、ふたを開けてみると阪神ファンの多くが持っていた疑念は見事的中した(泣)全く通用しなかったわけではないが高年棒を考えるとE評価が妥当か・・・(泣)



エステバン・ジャン|でぶぶによる超てきとう考察

「ボーク王子」「汗かき王子」(泣) リリーフの専門家を先発ローテーション投手として獲得したのがそもそもの間違い(泣)

メジャーで472試合に登板して33勝51セーブを上げたバリバリのメジャーリーガーということで3億円の大枚をはたいて獲得したが、阪神ファンの記憶に残ったのはボークを連発する姿とマウンドで異様に汗をかいている姿だけ(泣)メジャーで11年の実績があるとはいえ、リリーフ専門で調子が良いシーズンでも防御率3点台後半の投手を高年棒で、しかも先発ローテーション投手として獲得したのがそもそもの間違いだったと思われる。

褐色の巨体から投げ込むキレのよいストレートからはメジャーの片鱗は感じられたが、感じられただけ(泣)また触れ込みでは最速158キロなどと言われていたが、先発で投げている時は140キロ台後半がせいぜいだった(リリーフで投げたらもっと速かったのかもしれんが・・・)。前評判ほどではなかったが投げている球自体は悪くなかったと思う。しかし、投手としての素養が全く感じられないというか、投球フォームから球種がバレたり、ボークを連発したりと「よくメジャーで11年もやってこれたなぁ」と思ったものだ。恐らくそういう部分に目をつぶっても起用したくなるほどの資質があったということなのだろう・・・。

結局日本では全て先発21試合で6勝5敗 防御率4.66・・・これが年棒3000万円くらいの助っ人なら「まぁ仕方ないようね」で済むのだろうが3億円投資してたからなぁ・・・ 阪神は大物メジャーリーガーには手を出さないほうがいいのかも・・・それにしても汗凄かったなぁ・・・



エステバン・ジャン投手のメジャーリーグ成績

エステバン・ジャン投手 年度別成績(アメリカメジャーリーグ)
@オリオールズ
Aタンパベイ・デビルレイズ
Bテキサス・レンジャーズ
Cセントルイス・カージナルス
Dデトロイト・タイガース
Eエンゼルス
Fシンシナシティ・レッズ
年度 球団 試合 先発 勝ち 負け セーブ 投球回 奪三振 与四球 防御率
96 @ 9.1 5.79
97 @ 9.2 15.83
98 A 64 88.2 77 41 3.86
99 A 50 61.0 46 32 5.90
00 A 43 20 137.2 111 42 6.21
01 A 54 22 62.1 64 11 3.90
02 A 55 19 69.0 53 29 4.30
03 BC 54 66.2 53 23 6.34
04 D 69 87.0 69 32 3.83
05 EF 49 66.2 45 30 4.59
06 F 27 37.1 24 20 5.54
合計 472 23 33 39 51 695.1 553 270 5.14

う〜ん、この成績は凄いのか凄くないのかよく分からない・・・。メジャー11年、登板数472試合というのは見事なのだろうが、それにしても防御率が悪すぎやしないか・・・。ストッパーをつとめていた2001年、2002年あたりが全盛期と思われるが防御率がそれぞれ3.90と4.30・・・、また唯一先発ローテーションに入っていた2000年は防御率6.21・・・。それでも毎年かなりの試合起用されているのは投手層が薄いチームを渡り歩いたゆえかそれともその潜在能力の高さを評価されたゆえか。



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