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ホーム>でぶぶの読んだ本考察>2017年10月に読んだ本(2017年10月30日更新)

でぶぶの読んだ本考察|2017年10月に!読破!した本


「でぶぶの読んだ本考察」は本サイト管理人でぶぶの小学生の読書感想文以下のテキトーな考察です!独断と偏見で読んだ本を評価(10点満点)までしちゃうよ!ちょっと辛口かもしれません・・・

※「ネタバレ」があるかもです!「ネタバレ」が絶対に嫌な方はこれ以上読み進めないように!



書名・ルビンの壺が割れた
作者・宿野かほる
出版社・新潮社
評価・5点

書店でやけにプッシュされていたので(と言うより出版社のプッシュか)購入。単行本だが値段が1000円で150ページ程度と異色である。ジャンルはミステリーだろうか・・男女のメールのやりとりから最後には意外な真実が浮かび上がってくるという内容。ネット上では絶賛と酷評に評価が大きく割れていたが、これはミステリーファンからすれば「ミステリーとしてはあまりに雑」「伏線も何もねーじゃねーか」というところだろうし、あまりミステリー慣れしていない人にとっては「すげー結末」「びっくりした」というところなのだろう。私の感想としては、出版社の煽りほど瞠目したわけではないが、1000円程度の元は取れたと思っている。



書名・それは愛とは呼ばず
作者・桜木紫乃
出版社・幻冬舎文庫
評価・4点

相変わらず文章は上手いし読ませる。が、この作品の一方の主人公である紗希の行動(結末を含める)が私には色々と理解できない。人間の行動に合理性などないと言われてしまえばそれまでだが・・・。



書名・翼
作者・白石一文
出版社・鉄筆文庫
評価・5点

小難しい白石流恋愛哲学を振り回す白石一文氏(一応直木賞作家)の作品。相変わらず独特の恋愛理論が書かれているが、さすが直木賞作家で文章は読みやすく、しかもそれなりに読ませる。内容とは関係ないが鉄筆文庫の表紙は紙質が悪いのか、表紙がすぐボロボロになってしまう。



書名・巨人軍「闇」の真相
作者・西崎伸彦
出版社・文春新書
評価・4点

文春新書だけど週刊文春のような内容である。野球ファンの私はご飯を食べながら行儀悪くこの本を読みそれなりに楽しませてもらった。阪神版は出ないのかな・・・(私は阪神ファン)。



書名・とある新人漫画家に本当に起こったコワイ話
作者・佐倉色
出版社・飛鳥新社
評価・5点

新人漫画家が出版業界(てゆーかとある出版社の編集者)に翻弄される姿を描く自伝的エッセイ漫画。「どこにでもええ加減な奴っておるんやろうけど、大手出版社の編集にしてこの酷さ・・・どんな業界やねん!!!」と感じました。まぁそこそこ面白いです、これを他山の石として、この出版社のようないい加減な仕事をしないようにしたいですね。



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書名・遠すぎた輝き、今ここを照らす光
作者・平山瑞穂
出版社・新潮文庫
評価・3点

古本屋の閉店セールで30円で購入。31歳の女性編集者が折り合いが悪かった中学の同級生男子と再会する。可もなく不可もなく、普通の作品。



書名・幻夏
作者・太田愛
出版社・角川文庫
評価・4点

新進の作家で、それなりに出版社から推されており、しかも骨太なエンタテイメントぽかったのでかなり期待していたのが、結論から言うと期待外れ。悪い出来ではないが普通の出来という印象である。デビュー作の「犯罪者」も読もうと思っていたのだが読むべきか迷うぞ!



書名・緑の草原に 田中芳樹初期短編集1
作者・田中芳樹
出版社・創元SF文庫
評価・7点

「銀河英雄伝説」「アルスラーン戦記」「創竜伝」などの大河小説や中国歴史小説の書き手で、かつての「私の一番好きな作家」である。しかしながら、年齢による衰えには打ち勝てないのか近年の作品の質の低下は甚だしい(それでも買っちゃうけどね)。この本はそんな田中芳樹が売れっ子になる前の作品群の新装版である。だいたいかつて読んだことがある短編だが懐かしさもあって購入した。宇宙を舞台にしたSF的な作品が大部分だが、勢いに溢れた作品群は読み応えがある。さて、そろそろ大河小説アルスラーン戦記が完結するらしいが、約30年前に開始され、途中までは神の領域にあった物語が、どのようなクズな結末を迎えるのか心配でもあり楽しみでもある。私のみたところ近年の田中氏はSFや大河小説を書くパワーがかなり衰えている。中国歴史モノに専念したほうが氏の晩節を汚さずに済むのではなかろうか。



書名・国境のない生き方
作者・ヤマザキマリ
出版社・小学館新書
評価・6点

漫画「テルマエロマエ」で有名なヤマザキさんの自伝的な本。彼女の血肉となった本や旅などを中心の内容だ。14歳で欧州一人旅、17歳でイタリア留学など「囲いの外に出る」彼女の人生は様々な示唆に富んでいる。囲いの中で生きている自分にとってはかなり眩しい内容である。いつか再読すると思う。



書名・ロッタレイン全3巻(マンガ)
作者・松本剛
出版社・小学館
評価・7点

かんなり前に「北京的夏」を読んで以来ファンなのだが新刊が滅多に出ない松本さん。30歳の男と血がつながらない妹との微妙な関係(当然怪しい関係に進化!)が主軸で全般的に昭和チックな内容、特に何ら目新しいことは起きない。ただ、松本さんの漫画は何か説明し難い独特な空気があって引き込まれるんよね。とりあえず時々新刊出してくださいね。



書名・売春島
作者・高木瑞穂
出版社・彩図社
評価・6点

知る人ぞ知る(というほどでもないかもしれないが)三重県の渡鹿野島が舞台のルポルタージュ。辺境の島でありながら、かつては「売春の島」として繁栄を謳歌した島の歴史・現状を書いている。売春業の廃れとともに(完全になくなったわけではないようだが)島の繁栄は過去のものとなり、どこにでもある田舎の島となりつつある渡鹿野島。何となく「これより早くもなく、これより遅くもなく」というよいタイミングで出たルポという気はする。



書名・ユニクロ潜入一年
作者・横田増生
出版社・文藝春秋
評価・7点

「ユニクロ帝国の光と影」を出版したらユニクロに訴えられ(ユニクロ敗訴)、ユニクロの柳井社長の「ユニクロの悪口を言ってる人はうちで働いてどういう企業なのか体験してもらいたいですね」の台詞を己への挑発を受け止めユニクロにアルバイトとして1年間潜入、そのルポを週間文春で発表(当然ばれてクビ)、そして書籍となったのがこの本だ。潜入取材のため奥様と離婚→再婚→婿養子で奥さんの姓に変更!した狂気のジャーナリスト・増田氏(趣味・ユニクロストーキング)の執念ほとぼしる一冊である(でもユニクロ店舗で真面目に勤務してるのは偉い)。内容は「まぁそうだろうな」という感じであるが、増田氏の変質者的なユニクロ愛と執念のストーキングに経緯を表して7点である。



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