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ホーム>でぶぶの考察シリーズ|日本の名将10人(2016・8・12更新)

でぶぶの考察|日本の名将10人

■世界各国には伝説的な名将がおり、その名前が世界中に知られている人もたくさんいます。例えばヨーロッパを席巻したナポレオン、イスラムの英雄サラディン、象さんのアルプス越えのハンニバル、アメリカ南北戦争の両雄グラント将軍・リー将軍、賽は投げられたカエサル、三国志の天才曹操、朝鮮の英雄李舜臣・・・・。ではわれらが日本はどうでしょうか?

■個人的に思うに日本史には世界中に知られるような名将は存在しません。かろうじて、日露戦争、第二次世界大戦などの世界相手に戦った将軍たちの名前が知られている程度でしょうか。小さな島国内部での内乱が多かったためかもしれません。

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管理人でぶぶが適当に選んだ日本史の名将10人を紹介!

■そんな日本史の中でも名将は存在します。歴史マニア以外はあまり知らないでしょうから、その中の何人かを列挙したいと思います。以下が個人的な好みで選んだ日本史の名将10人です。

坂上田村麻呂(平安時代)
源義経(源平合戦)
楠木正成(南北朝時代)
武田信玄(戦国時代)
上杉謙信(戦国時代)
織田信長(戦国時代)
島津義弘(戦国時代)
徳川家康(戦国時代)
大村益次郎(幕末)
山本五十六(太平洋戦争)

■人選についてはいろいろと批判はあると思いますが、真剣に考えたわけではないのであまり怒らないでください。では10人について簡単に解説したいと思います。

■坂上田村麻呂は最初の征夷大将軍です。多賀城(宮城県)を拠点に東北を抑え名将と呼ばれました。古い時代の人の代表として10人に含めました(源平合戦以前は候補が少ないですね、他には坂東の暴れん坊将軍平将門や東北で活躍した源義家などもありでしょう)。

■源義経は小学生の時にすごく好きだった武将です。マンガでその存在を知りましたがかなりカッコ良かったですね。武将のタイプとしては巧緻な戦術を弄するタイプではなく、奇策、奇襲のオンパレードです。孫子の兵法に言う「その不備を攻め、その不意に出ず」を実践した人でした。一ノ谷と屋島の古戦場は小さい頃見に行きましたね。

■楠木正成は南北朝の(太平記の)時代に天皇方について鎌倉幕府や足利氏と戦った武将です。籠城戦やゲリラ戦を得意とし、「悪党」としても有名ですね。赤坂城、千早城の籠城戦は歴史を変えた戦いです。この時代も有力武将は多く、赤松円心、新田義貞、菊池武光、足利尊氏なども有力ですが10人に含めるとなるとやはり楠木さんだと思います。

■武田信玄です。負け戦もけっこうありましたがやはり風林火山は外せないでしょう。

■上杉謙信です。戦国最強と呼ばれる軍神さまです。戦には勝ちますが、性格的にちょっとややこしい人ですので上杉氏の領土はあんまり増えませんでしたね。

■織田信長は、上の武田さんや上杉さんに比べると戦場の指揮官としては劣ります。ただ、先見性があるというか発想が独特の人で戦場以外の場所で勝敗を決しました。武田さんたちが古い時代の名将とすれば、織田さんは新しい時代の名将といえるかもしれません(太閤の秀吉さんも信長と同系統の名将だと思います)。

■島津義弘に関しては、幾多の戦国武将の代表的存在として含めました。鬼の島津軍団を率いた猛将です。戦国武将に関してはほかにも立花道雪、毛利元就、長宗我部元親、伊達政宗、北条早雲、氏康、真田親子などがいますが人数の都合でカットです。

■徳川家康は、武田、上杉に連なる古いタイプの武将です。信長、秀吉とつづいた新しい路線が家康によって元に戻されたという感じですが、結局戦国時代を終息させたのはこの狸親父でした。

■大村益次郎は知らない人もおられるかもしれません。戊辰戦争の新政府軍の参謀的な役回りの人です。幕末から誰かを10人に含めようと思ったら大村さんになりました。他にいなかったんですね・・・。坂本竜馬は武将じゃないし、大久保利通は政治家、西郷さんは・・謎です。高杉晋作か大村さんのどちらかかな、と。それで高杉さんは早死にしちゃったので大村さんにしました。

■山本五十六は太平洋戦争時の連合艦隊司令長官(海軍の実戦部隊の親玉)です。評価が分かれている人で「愚将」と評する人もいますが、個人的に好きなので含めました。真珠湾やミッドウェー海戦を指揮した人で、人間的にすごく魅力があります。本来であれば、山本さんの代わりに日露戦争の東郷提督を含めるほうが正しいのかもしれません。

■さて10人について取り上げました。ここまでの内容を理解しながら読めた方は管理人と同じ程度の「重症な歴史好き」だと思います。


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