阪神タイガース補強選手列伝では西武からトレードでやってきた佐々木誠外野手について阪神好き管理人でぶぶがゆるーく考察しております。

• 阪神 金銭トレード

佐々木誠 〜阪神タイガース補強選手列伝〜

佐々木誠選手のデータ
外野手 左投げ左打ち　１９８３年ドラフト６位
＜経歴＞
水島工業高校
福岡ダイエーホークス・南海ホークス（１９８４〜１９９３）
西武ライオンズ（１９９４〜１９９８）
阪神タイガース（１９９９〜２０００）

★阪神入団の経緯・・・金銭トレード
　　　　　　　　　　　※西武の戦力構想から外れた模様

★佐々木選手加入の報を聞いたときの管理人の感想
「超大物やな・・・」

阪神にやって来る前の佐々木選手

説明不要のパ・リーグの超大物打者。打力・走力・守備力を高次元で備えた三拍子そろった外野手、当時のパ・リーグにおいて秋山と並ぶ名外野手だった。９３年オフにはその秋山と世紀の大トレードが行われた。

「メジャーに最も近い選手」と言われただけあって全盛期には高いレベルの攻走守を備えており、首位打者、盗塁王、最多安打などを達成している。９０年代はベストナインの常連。ただし、トレード後の西武時代にはそれなりの成績を残しながらも度重なる怪我に苦しんだ印象。走力、守備力などは確実に衰えていた。

３３歳という年齢ながら若返りの進む常勝西武においては戦力構想外となり阪神に金銭トレード。一時代を築いた名外野手だけにそれほど外野レベルの高くない阪神では活躍すると思われたが・・・。

阪神にやって来た後の佐々木選手

阪神入団時には１軍プレイーヤーとしては既に晩年期に入っていたか・・・

★阪神補強選手列伝的テキトー選手評価・・・Ｅ

坪井以外はパッとした選手がいない外野陣、桧山（ありえない低打率と三振数）、新庄（桧山と同じ）、平塚（打撃が衰え気味）あたりとのレギュラー争いでは佐々木の優位は揺るがいないかと思ったが、佐々木の衰え具合もなかなかだった（涙）新庄、桧山が怪我で開幕に間に合わなかったため７番ライトで開幕スタメンに名を連ね、新庄らが復帰するとあっさりとスタメンから外れ、左の代打としても大豊の後塵を拝し１軍からいなくなってしまった。

管理人の個人的な印象だが、全く打てないわけでもないのだが打席でもキレがあまり感じられず３４歳という年齢以上の衰えを感じた。それでも使い続ければこの年の桧山くらいの成績（打率２５６ 本塁打８）は残したかもしれないが、将来性や守備力・走力の衰えを考えればそこまでして起用する意味がないということだったのだろう。

阪神退団後は、メジャーを目指したりアメリカ独立リーグでプレーしたりしたが、完全燃焼したのか２００１年に引退した。打撃指導に優れているイメージがあるのでいつか阪神のコーチをしてくれないかなぁと思っている。