阪神タイガース補強選手列伝では日本ハムからトレードでやってきた根本隆輝選手について管理人でぶぶがテキトーに考察します。
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根本隆輝 〜阪神タイガース補強選手列伝〜
根本隆輝内野手のデータ
一塁手・三塁手(外野手)
右投げ左打ち 1991年ドラフト6位
<経歴>
小松島西高校
日本ハムファイターズ(1992〜2000)
阪神タイガース(2000〜2002)
年度 | 試合 | 打席 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 四球 | 三振 | 盗塁 | 打率 | 出塁率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
通算 | 165 | 334 | 80 | 4 | 27 | 11 | 46 | 3 | 248 | 275 |
★阪神入団の経緯・・・トレード
※竹内投手とシーズン中にトレード
★根本選手加入の報を聞いたときの管理人の感想
「前年に出てきたばっかの若手内野手やん!もしかしたパワータイプか!?けっこう期待できるかも!」
阪神にやって来る前の根本選手
年度 | 球団 | 試合 | 打席 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 四球 | 三振 | 盗塁 | 打率 | 出塁率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
98 | ハム | 12 | 22 | 2 | 1 | 1 | 0 | 3 | 0 | 091 | 091 |
99 | ハム | 71 | 171 | 47 | 3 | 20 | 7 | 23 | 2 | 287 | 316 |
00 | ハム | 9 | 8 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 000 | 000 |
高卒7年目のシーズンである1999年にはじめて成績らしい成績を残した選手。強力ビッグバン打線の中での71試合出場だったのでなかなかのものだと思ったが・・・。
阪神のトレードの駒となったのは竹内投手。90年代の阪神の主力(準主力)投手の一人だったが20代と思えぬベテランっぽいピッチングで近年の成績もパッとしていなかったので(成績以上に投球内容が見映え悪かった・・・)トレードされたことでショックの阪神ファンは少なかったと思う。管理人もトレード時は「竹内で27歳の売り出し中の若手野手が獲得できるのなら悪くないな」と思ったものだ。しかし、27歳はすでに若手ではないし、売り出し中ではなくすでに日ハム首脳に見切られたんだろうなというのは後で気づいた(涙)
阪神にやって来た後の根本選手
年度 | 球団 | 試合 | 打席 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 四球 | 三振 | 盗塁 | 打率 | 出塁率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
00 | 阪神 | 43 | 82 | 23 | 0 | 2 | 1 | 11 | 2 | 284 | 293 |
01 | 阪神 | 14 | 23 | 4 | 0 | 2 | 2 | 1 | 2 | 190 | 261 |
02 | 阪神 | 1軍出場なし |
打撃は確かに悪くないが使い勝手が悪い(涙)
★阪神補強選手列伝的テキトー選手評価・・・D
問題だらけで最下位争いをしているチームにあって救世主的な役割を期待されスタメンで積極的に起用されたが、通算50安打ちょっとの選手にそれに応えるだけの力はなかった。確かにある程度の打撃力はあり、トレード1年目の2000年に残した2割8分4厘という打率は悪くない。ただし、長打力は微妙(打席での見た目はパワーヒッターっぽいがそこまでパワーがあるわけじゃない)、守備力も微妙(外野や三塁も守ったが不安定、一番ましなのは一塁手だったと思う)、スタメンでは起用しづらい選手だなと感じた。一塁、三塁を守らすには打撃力、特に長打力が不足(三塁は守備力も)、外野を守らすには守備力、走力が足りなかった。チーム状況次第では葛城や今成のような活躍もあったかもしれないが・・・。
根本の印象をまとめると「一定の打撃力はあるが、守備力やポジションを考えるとレギュラーで起用するほどの打撃力ではなかった」「左の代打という役割はあっただろうがそのために1軍のベンチ枠を一枠あけるほどかと言うと・・・」というあたりか。阪神ファン馴染みの選手で例えれば喜田や森田あたりと似たような臭いがした。
阪神在籍3年で自由契約、そして引退。このタイプの選手は圧倒的な打撃力(ホームラン20本以上打てる長打力か3割打てるミート力)がないと厳しいだろうなと思う