阪神タイガース補強選手列伝では近鉄からトレードでやってきた西川慎一投手について管理人でぶぶがテキトーに考察しております。

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西川慎一 〜阪神タイガース補強選手列伝〜

西川慎一投手のデータ
左投げ左打ち　１９９３年ドラフト２位
＜経歴＞
ＮＴＴ四国
大阪近鉄バッファローズ（１９９４〜２０００）
阪神タイガース（２０００〜２００２）
広島東洋カープ（２００３〜２００４）

★阪神入団の経緯・・・トレード
　　　　　　　　　　　※杉山賢人投手と西川・吉田剛内野手の１対２のトレード

★西川選手加入の報を聞いたときの管理人の感想
「左のワンポイントタイプの投手やな・・弓長より使えたらええけど・・・。でも杉山で西川・吉田とれたんやったら悪くないんとちゃうか、ベテランがまた増えるけどな！」

阪神にやって来る前の西川選手

社会人から入団以来ほとんど中継ぎ。セットアッパーやストッパーでもなくほんとに中継ぎ。９７年に５１試合、９８年に６１試合に登板するなど近鉄では貴重なリリーフ左腕だった。

前年に西武から獲得したが、先発でも中継ぎでも使えない状態の杉山で獲得できた選手だったので（しかも１対２のトレード）、余程劣化が進んで使えない状態か、パ出身の杉山が過大評価されているかとのどちらだなと思った。

結果「杉山よりはるかに使えた・・・」

阪神にやって来た後の西川選手

超高齢化リリーフ陣の一角として予想以上の活躍（ただし１年だけ 涙）

★阪神補強選手列伝的テキトー選手評価・・・Ｃ

前年平塚を出してまで獲得したのに超期待外れだった杉山。その杉山とトレードできて、しかも同じ左投手で年も３３歳。正直そこまで期待してなかった。だが蓋を開けてみるとまさかのフル回転で防御率１点台！高齢化進む遅球リリーフ陣（葛西、伊藤、遠山など）の一角におさまり、彼らのなかでは１番の球速を誇った・・・（１４０キロ台前半だけど・・・他の人らは１３０キロ台半ばだから・・・）

そんなに特徴のない左のスリークウォーター気味の投手で制球もけっこうアバウト。勢いのある速球（そんなに速くはない）、変化球を思い切りよく投げ込んで何とか抑え込んでいた。好成績を残せた要因には「シーズン中の移籍でパリーグの投手だったので他球団が西川に慣れていなかった」というのもあると思う。

翌年以降は慣れられたのかはたまた加齢が原因かボッコボッコに打たれ出す。２００３年から広島カープに移籍したが４３試合に登板するも防御率７．１５というえらい成績を残してしまった（涙）阪神の投手でいったら吉野（９９年ドラフト２位）あたりと同じ活躍度だと思う。