阪神タイガース補強選手列伝では近鉄からトレードでやってきた吉田剛内野手について管理人でぶぶがテキトーに考察します。

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吉田剛 〜阪神タイガース補強選手列伝〜

吉田剛内野手のデータ
遊撃手
右投げ右打ち　１９８４年ドラフト２位
＜経歴＞
取手二高
近鉄バファローズ（１９８５〜２０００）
阪神タイガース（２０００〜２００１）

★阪神入団の経緯・・・トレード
　　　　　　　　　　　※西川投手と一緒に杉山投手と２対１のトレード

★吉田選手加入の報を聞いたときの管理人の感想
「ベテランのショート渋っ！でも若手使おうよ・・・」

阪神にやって来る前の吉田選手

近鉄時代も脇役として長く活躍したがＰＬ学園を破って甲子園を制した取手二高時代のほうが有名かもしれない。プロでは攻走守三拍子揃ったタイプの好選手であり大概１軍にいたが完全にレギュラーを掌握するには至らなかった。打撃でインパクトを欠いたのが要因だろうか。

シーズン中のトレード。全く使い物にならなくなっていた杉山で西川と吉田を獲得。ただ、ベテラン同士のトレードであったし、西武からトレードで獲得した杉山がトレードの駒だったこともあり阪神ファンからすればインパクトが薄いトレードだったと思う。逆に近鉄ファンのほうは実績ある生え抜き２人のトレードということもありけっこう衝撃の強いトレードだったのではないだろうか。

阪神にやって来た後の吉田選手

渋いっ！職人っていう感じ！

★阪神補強選手列伝的テキトー選手評価・・・Ｄ

だいたい予測に近い活躍だったと思う。移籍した時にはすでに３４歳で選手としての伸びシロはなかったと思うが、プレー自体はかなり若々しく打席でも塁に出た際も守備でもかなりバネがある感じだった。その上に内外野の複数のポジションをそれなりのレベルでこなせるとも聞き、そこまで際立った打撃力がないこの選手が１０年以上にわたり１軍プレイヤーとして活躍できた理由がわかったような気がした。ちなみに阪神ではセカンドでの起用が多かった。

ただし翌２００１年は吉田自身の年齢面や沖原、藤本、上坂など次世代の二遊間育成が急務だったこともあり１軍出場はなかった。能力的にはまだまだ１軍の控えでやれたと思うがこの年限りで引退。レギュラーとしては物足りないかもしれないが、１軍のユーティリティプレイヤーとしては申し分ない能力値の持ち主だったと思う。