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平下晃司 〜阪神タイガース補強選手列伝〜

平下晃司外野手のデータ
右投げ左打ち 1995年ドラフト5位
<経歴>
日南学園高校
近鉄バファローズ(1996〜2000)
阪神タイガース(2001〜2004)
千葉ロッテマリーンズ(2004〜2007)
オリックスバファローズ(2007〜2008)

平下選手のプロ野球通算成績
年度 試合 打席 安打 本塁打 打点 四球 三振 盗塁 打率 出塁率
通算 319 769 169 12 64 46 162 21 244 296


★阪神入団の経緯・・・トレード
           ※湯舟・山崎・北川と平下・酒井・面出の3対3のトレード


★平下選手加入の報を聞いたときの管理人の感想
「去年プチブレークしたばかりの22歳の若手外野手を湯舟でくれるんかい!近鉄アホちゃうかっ!」




阪神にやって来る前の平下選手

阪神に来る直前3年間の平下晃司外野手の成績
年度 球団 試合 打席 安打 本塁打 打点 四球 三振 盗塁 打率 出塁率
98 近鉄 1軍出場なし
99 近鉄 1軍出場なし
00 近鉄 76 231 51 18 13 42 255 306

98年と99年は下記成績のように2軍レギュラー格だった。
※平下選手の2軍成績
98年 69試合 54安打 3本塁打 20打点 11盗塁 打率255(20歳)
99年 80試合 72安打 5本塁打 42打点 11盗塁 打率298(21歳)

2軍で着実に実績を残し、22歳のシーズンに1軍で半レギュラー、はたから見れば前途洋々の選手で未来の近鉄外野陣を背負う一人かと思われたがまさかトレードに出されるとは・・・。阪神ファンだった管理人の認識で言うと、この3対3のトレードは阪神有利、と言うより平下とれただけで大満足という感じだった。湯舟(晩年モードに入った35歳右腕)、山崎(20代とはいえ特徴のないタイプになってしまった右腕)、北川(2軍の帝王捕手、守備力に問題があるので捕手としてレギュラーとれる可能性低し)の3人で平下くれていいのか?と思ったものだ。

結果としては、このトレードに関与した6人の選手でトレード後に成績を残したのは北川だけという予想だにしない結果になってしまうわけだが・・・(涙)




阪神にやって来た後の平下選手

平下晃司外野手 年度別成績(阪神時代)
年度 球団 試合 打席 安打 本塁打 打点 四球 三振 盗塁 打率 出塁率
01 阪神 25 174 240
02 阪神 89 204 49 18 53 253 281
03 阪神 25 23 316 435
04 阪神 250 400


01年新生野村阪神のレギュラーとして開幕スタメンを果たすが怪我で離脱(涙) 悪くない選手だったがレギュラーとして考えると物足りない感が漂う(涙)


★阪神補強選手列伝的テキトー選手評価・・・D


ノムさん3年目の阪神は戦力を刷新したためポジション空きまくり状態。特にが外野は確固たるレギュラーが1人もいない状態(あえて言うなら坪井だけ)。前年に近鉄で実績を残した平下からしたら「レギュラーをとって当たり前」という状態だっただろう。開幕前は小粒なF1セブンの中で筆頭格という評価だったと思うし開幕戦も1番レフトでスタメン出場する。その開幕戦で2安打を放ち順調なスタートをきったかと思われたが、その試合でいきなり離脱、2戦目のスタメンに平下の名前はなかった(涙)

平下の離脱中にそれまで実績のなかった赤星、濱中らが外野に定着、平下の前年の成績を超える成績を残していく。結局01年はほとんど起用されず、星野体制を迎える。この年の外野レギュラー構想は赤星、濱中、桧山、坪井が中心で平下は入っていなかったと思うが赤星、濱中、坪井の離脱や期待された主軸左打者(片岡ら)の不振で後半戦では3番を任されることも多かった。ただし、扱いとしてはやはり「控え外野手」「左の代打」というあたりだった。平下自身それなりの力はあったが、急速に充実度を増していっていた主力外野陣には敵う術がなかったということだろう。翌年の金本加入によって桧山までレギュラーからはじき出された状態では平下がスタメンで起用される可能性はほとんどなくなってしまった。

平下は俊足巧打の1番タイプの選手かと思いきや、体は意外とごっつく、近鉄出身だからというわけではないが「猛牛」という感じの選手だった。そのごっついムキムキの体ゆえか意外と長打力もあり(スイングスピードが速かった!)、左打ちで俊足、ツボにはまれば長打もあるというなかなか面白い選手であった。ただしあまり確実性がなく(1軍で将来的に3割打てそうという雰囲気はなかった)、俊足にも関わらず外野守備は意外に下手(巨人清水や阪神金本タイプか・・)。そのあたりのアンバランスさがレギュラーへの道を阻んだのだろう。

阪神には4年間在籍したが、怪我人が出たときのスタメン、左の代打の切り札あたりが限界でレギュラー獲得の見込みが完全になくなった4年目途中にロッテにトレードされる(相手は立川隆史)。ロッテ時代の立ち位置も阪神時代と大して変わらず準レギュラーあたりが限界で、レギュラーまでもう一歩というプロ野球人生だったと思う。