阪神タイガース補強選手列伝ではロッテ自由契約後、阪神入団テストに合格した早川健一郎外野手について管理人でぶぶが考察します。。

• 阪神 テスト入団

早川健一郎 〜阪神タイガース補強選手列伝〜

早川健一郎選手のデータ
外野手
右投げ右打ち　１９９５年ドラフト４位
＜経歴＞
日産自動車
千葉ロッテマリーンズ（１９９６〜２００２）
阪神タイガース（２００３〜２００４）

★阪神入団の経緯・・・テスト入団
　　　　　　　　　　　※ロッテ自由契約後、阪神の入団テストに合格

★早川選手加入の報を聞いたときの管理人の感想
「・・・どこで使うんだろうか？出番があるのは怪我人続出の時くらいやろうな」

阪神にやって来る前の早川選手

社会人からロッテ入りした右の長距離砲タイプ。２軍では圧倒的な打撃力を発揮するが１軍ではからっきしダメ（９９年には１５本塁打６８打点を記録）。

２００２年に２９歳で自由契約となったところを阪神に拾われた。管理人は早川の名前（だけ）は知っていたが、外野陣が充実しており、右の代打も充実している状況だったので（八木とか広沢）１軍での出番はないだろうと思っていた。

阪神にやって来た後の早川選手

２軍の帝王で終わるかと思ったが、優勝シーズンに強烈なホームランを放ち阪神ファンの記憶に微かに刻まれる存在となった

★阪神補強選手列伝的テキトー選手評価・・・Ｄ

当時の阪神の外野陣の充実ぶりから考えると早川の出番がくる可能性は皆無だと思っていた。レギュラー候補の金本、濱中、桧山、赤星には勝てる要素がないし、控えレベルにもハムから補強した中村豊、俊足強打の平下、阪神ファンおなじみの俊足高波などがいたため外野でスタメン出場する機会はない。また代打枠にしても広沢、八木という重鎮的代打が２枚いたので入り込む余地なし。そんなわけで１軍出場なく１年で自由契約だなと思っていたのだが・・・。

２００３年シーズン早川は２軍で打ちまくり（打率４１８ ホームラン６本 ２３打点）、１軍でスタメンの機会を得ると連日のホームランをぶち込む。そのパンチ力はなかなかのもので２軍の帝王の名に恥じぬものであった。確実性や守備に問題があったためレギュラー奪取とはいかなかったが、１年で自由契約になるはずだったが男が阪神ファンに鮮烈な印象を残した。

最も活躍は１軍での一瞬だけで翌年も２軍で打ちまくっていたが（打率３１２ ホームラン５本 ２２打点）あえなく自由契約になってしまった。