でぶぶの考察シリーズ|阪神タイガース選手名鑑投手編 2017年決定版
ホーム>阪神タイガース選手名鑑投手版 2017年決定版(2018年1月13日更新)
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<てきとう考察>
■シーズン前は「今年はそれなりに起用されるかな」と思っていたが、中継ぎ陣全員絶好調のためシーズンのほとんどを2軍で過ごすことに・・・。セットアッパー、先発ローテの経験もある左投手、ということで使い道は色々とあると思うのだが・・・(制球が破綻してるわけじゃないし)。18年は常時1軍で中継ぎ陣の負担緩和のためのロングリリーバーとして起用してほしい、もし1軍で起用するつもりがないならトレードに出したほうが本人のためかもしれない。
<てきとう考察>
■3年契約3年目。防御率こそ前年とほぼ同じだが、投球回数は大幅に減少し規定投球回数に乗らず。ただし、年齢を考えると十分な成績で、複数年契約を結びながらロクに働かない方々と比べれば3年間一応先発ローテを全うしたノウミさんは讃えられるべきである。球威、スタミナはかなり落ちているものの投球フォームと制球力は健在で18年も防御率3.50、投球回数100イニング程度は期待したい。ノウミさんが先発ローテ5番手くらいになれば優勝争いも可能だと思うが・・・。
<てきとう考察>
■ネット上で「中365日」と揶揄されるガラスの大型サウスポー。潜在能力は極めて高いように感じるが、まともに投げられないまま3年が過ぎた(致命的な大怪我をしているようには見えないのにシーズンのほとんどを棒に振る不思議な投手である)。幸いドラフト1位で年齢も若いので投げられなくても当分クビになることはない、よってあせらず怪我しないようにするのが良いかと・・・(出てきた時はいきなりエース級、と期待しておこう!)。なお美顔。
<てきとう考察>
■17年限りで引退。17年の1軍勝ちパターンに食い込む力はないにしても、まだまだ1軍で投げれる能力はあったと見る。ただし「今さらビハインド時に投げても」という立ち位置の投手であるし、40歳という年齢もあるし、本来安藤が果たすべき役割を藤川が1人で完璧にこなしていたので引退を決めたのかもしれない。絶対的エースや絶対的セットアッパーという感じではなかったが(2003年だけ例外)、渋い2番手という感じで長年の阪神への貢献は大であった。来年から2軍コーチとなるが、先発、中継ぎ両方を深く経験し、落ち目の時代もあり、そこから復活する経験もありなど名投手コーチになる資質はあると思われる。福原と安藤の両投手コーチが1軍投手コーチとなる時代が楽しみである。
<てきとう考察>
■去年の大ブレイクから17年は左のエース級の活躍が期待されたが大不振、この岩貞と藤浪がまともに機能していれば広島と最後まで優勝を競えた可能性が高かった。シーズンオフの調整ミスからか最大の武器であるストレートの威力・キレが落ちたかのように感じた。制球力や変化球が売りの投手ではないので、ストレートの威力・キレ低下の影響は著しく、苦しい投球が続いた。とは言っても能見、岩田が下降線で横山の本格化はまだまだという状況であるため、18年も左の一番手としてやってくれないと困る投手である。
<てきとう考察>
■「マジでイップスじゃねーの」というレベルの大不振。右打者への抜け球が多発し、右打者が全く踏み込めない状況になるも、それを奇貨として開き直って抑え込むようなメンタルはなかったようだ(人としては正しいが・・・)。能力を発揮さえすれば「セリーグのエース」と言える投手だけに、その復活がセリーグペナントレースの趨勢を左右すると思われる。
<てきとう考察>
■ストッパー候補として獲得されたが、ドリスとマテオがほぼ1年間好調をキープしたため1軍ではほとんど出番なしに終わった。投げてる球そのものはそこまで悪くないと思ったが、2軍でも中途半端な防御率に終わっているところを見ると何らかの欠陥があったのであろう。ドリス・マテオとのドミニカントリオはいいキャラだったし、陽気かつ真面目な性格で若さもあったので18年も残留してほしかったが、「あまり伸びしろがない」という判断からかクビになってしもうた、残念である。ちなみに何となくプレデターって感じである。
<てきとう考察>
■糸井のプロテクトから外れ(あくまで噂)、開幕ローテからも外れ「そろそろ岩田も終わりかな」と思っていたが、メッセンジャー離脱などで先発不足となっていたシーズン後半に穴埋めローテーション投手として最低限の役割を果たした。1軍に上がるタイミングでは、若手左腕の島本が好調だったためそちらを推す声もあったが(何を隠そう私もだ!)、結果的には岩田を上げて正解だったと思う(島本では岩田ほどの安定感はなかっただろう)。もはやかつてのようにバリバリのローテ投手としては期待できないが、縁の下の力持ち(緊急時用先発投手)としては後数年はいけると思う。
<てきとう考察>
■リリーフ陣の便利屋兼まとめ役。復帰2年目は見事1年間完走。ストレートは全盛期ほどの威力はないものの、球威・制球とも決め球に使えるレベルで安定していた。特に終盤戦での安定感は「ストッパーでもいけそうやな」という感じであり、万一ドリスが離脱したとしても十分穴埋め可能だったであろう。伝説の投手が「便利屋」「リリーフ陣のまとめ役」「外国人や若手の相談役」などを文句も言わずにこなしてくれているという大変有り難い状況である。
<てきとう考察>
■シーズンオフのU23では抑えとして活躍したため、阪神ファンの期待は否が応にも高まったが、怪我でシーズンのほとんどを棒に振り18年シーズンを育成枠として迎えるハメに(泣)ただ、怪我がなくともどこまで活躍できたか、と言われれば、そこまで活躍できなかったのでは・・と思う。なぜならプロ入り後にストレートにしろ、変化球にしろ凄みのある投球を見たことがないからだ。高校時代の輝かしいイメージが残っているので阪神ファンの期待値はかなり高いがこのままではかなり厳しいと見ている。
<てきとう考察>
■ドラフト2位ルーキー。福原の背番号28を受け継いだが、投球スタイルも「まんま若い時の福原」(笑)抜群の球威のストレート、浮きまくるスライダー、スタミナ不足などなど・・・。その抜群の球威にほれ込んだ金本監督が、やばいストーカー並の執念で負けても負けても先発として使い続けたため先発として貴重な経験を積めた。福原は大きなカーブを操れるようになり先発ローテ投手として一本立ちしたが小野はどうか。スペック的にはリリーフで使いたくなるタイプだが、魅力溢れる素材だけに先発投手として大きく育つ姿を見たい(それなりに後ろが揃っているので若い時の福原のように前へ後ろへ使いまわされることはないと思うが・・・)。
<てきとう考察>
■シーズン終盤に1軍に昇格すると、抜群の球威で登板過多気味だったリリーフ陣の救世主的存在に。ストレートの球威はさらに増した印象で右の変則投法(オーバーよりサイドに近いか?何となくオスンファンっぽい)からの150キロオーバーはセ各球団に強烈な印象を残したと思われる。ただ1点台前半の防御率は「でき過ぎ」で(2軍では平凡な成績だった)、真価を問われるのは18年である。17年は最初の壁を乗り越えた後、勢いでシーズン最後まで完走した印象だったため、セ各球団に警戒される18年に「50試合登板」「防御率2.5以下」程度の成績を残すことができれば、今後数年にわたって阪神リリーフ陣を支える投手となるであろう。
<てきとう考察>
■17年限りで自由契約。コミカルな肥満型左の中継ぎ。1軍左中継ぎ陣の高橋、岩崎がシーズンを通して好調だったため1軍に食い込む隙がなかった。2軍の防御率は悪いが、1軍で投げればそれなりにまとめられるタイプだとは思う、ただ球威・制球・変化球全てにおいて際立った特徴がないため優先順位が低かったであろうことは察せられる。
<てきとう考察>
■ドラフト3位ルーキー。公立高校出身、188センチの長身、甲子園経験なしと完全な素材型かと思っていたが、1年目から2軍で50イニング以上を投げ、1軍デビューまで果たしてしまった。高校時代に140キロ台だった直球の球速が伸び、150キロを超えプロで通用する球となった。多少「できすぎ」の感もあり、気の早い阪神ファンは「来季は1軍ローテ争いじゃっ!」と気勢をあげているが、とりあえず18年は2軍で1年間先発ローテーションを守ってほしい。なお、阪神は最近ドラフトで恵体投手を乱獲しているが育成ノウハウを確立したのであろうか(それなら喜ばしいが)。
<てきとう考察>
■ドラフト4位ルーキー、酒蔵の息子。ライバル意識を煽るためか同じ高卒右腕である才木と連番の背番号を与えられた。高卒投手にしては完成度が高いと思われ、1年目から2軍の先発ローテに入るとすれば才木より浜地ではないかと思っていたが才木に先を越されてしまった。ただし、それは才木ができ過ぎだっただけで今後じっくり追いついていけばよいと思う。
<てきとう考察>
■見た目は「デブリ過ぎで顔も怪しすぎるダメ外国人」だが2年連続欠かせぬリリーフとしてフル回転。「絶対的な投手」というわけではないが、「球速い」「高速スライダーという決め球」など特徴ははっきりしており起用しやすい投手である。ただし、「球速いと言っても、150キロを楽々超えてる割にはバットに当てられまくって決め球に使えねぇ」「高速スライダーは凄いけど、高速スライダーオンリーだと流石に打たれるよな〜」「制球は最悪ってほどではないが結構アバウト」「フィールディング下手!(ドリスよりはマシか・・・)」など弱点も多く、投球スタイル的にもここから多くの伸びしろが残されてるとも思えないため、今年くらいの成績が関の山かな、とも感じる(まあ、中継ぎ投手としてはそれで十分と言えば十分なのだが・・・一応最優秀中継ぎだしね!)。18年も怪我さえなければ7回又は8回を投げるセットアッパーとして今年くらいの成績は残してくれそうである。
<てきとう考察>
■ドラフト6位ルーキー。阪神においては珍しい四国アイランドリーガー。開幕から2軍で好調で、早い時期に1軍先発機会を得たが広島打線にフルボッコにされた(それが世紀の大逆転劇の布石になったわけだが・・・)。その登板を見る限り、急速も140キロ台前半で「普通の右投手」という感じで際立った特徴は感じなかった(アマチュア時代はMAX150キロオーバーだったはずだが・・・)。先発なのかリリーフなのか、適性が謎の投手である。
<てきとう考察>
■FA入団2年目。16年は「そこそこ」という活躍度だったが、17年はまさかの「全盛期並」の活躍度。球速は140キロ前後だし、制球もけっこうアバウトだし、何がすごいのかよく分らんのだが、恐らく「投げっぷりの良さ」「直球のキレが尋常じゃない」「中継ぎ一筋500試合の経験値」あたりが活躍の要因なのであろう。それにしても、2年間で1度も2軍落ちがないって凄くね?阪神にしては珍しいFA大成功である。
<てきとう考察>
■「来年はドラフト上位でないと獲得できない!」という九州担当スーパースカウト秀太の予測のもと獲得されたが1年目はほとんど投げれず、阪神ファンから「秀太の愛人枠」と罵声を浴び続けたが、2年目は2軍でローテ投手として及第点の成績を残し、1軍デビュー、棚ボタで1軍初勝利もゲットし、阪神ファンの罵声はとりあえず止んだ。タイプ的には「右の総合力型」で大きな欠点もないが、飛びぬけた特徴もない感じ。この手のタイプは2軍でローテを守ってそこそこの成績を残せるが、1軍に上がると全般的に後一歩という投手が多く(近年の阪神で言えば鶴、二神、岩本、簫など)竹安にもその懸念はある。逆に壁を突破できれば安藤、秋山のようにエースとまではいかずとも先発ローテーション投手として堅実な成績を残せる(願わくば竹安がこちらのタイプであらんことを!)。竹安のストレートはボリューム感がやや不足気味とも感じるが、これが手術からの回復途上のためで、18年シーズンは140キロ台後半のキレキレのストレートを投げてくれる・・・となれば良いなと思う今日この頃である。
<てきとう考察>
■まだ若いが社会人から入団して3年目。1年目、2年目と順調に成長してきたかと思われたが、3年目はかなりの足踏み。1軍は言うに及ばず2軍でも成績を大幅に下落させた。右の若手投手は毎年ドラフトで補充されており、18年は何か光るモノを見せないとこの年齢にも関わらず崖っぷちに追いやられるかもしれない。
<てきとう考察>
■ドラフト8位ルーキー。社会人の投手ながら全くの無名で「誰それ?パナソニックやったら北出ちゃうんかいっ!」と突っ込んだドラフトマニアも多かったと思われる。が、ドラフト直後の日本選手権で完封を成し遂げるなどブレイクし、「なんや意外と掘り出しもんちゃうんか!背も高いし藤浪とツインタワーやわっ!」と阪神ファンを喜ばせた。しかし、17年は1軍どころか2軍での登板も10試合にとどまるなど絶賛身体づくり中で「藤谷?そんなやつおったか?」と阪神ファンに忘れ去られてしまった。まだまだ時間がかかりそうで高卒の投手だと思って気長に見守るのが良いのかもしれない。
<てきとう考察>
■2軍の帝王化してから長い年月が経過しており、多くの阪神ファンは口では「期待している」とは言いながら秋山に関しては半ば諦めていた。しかし、17年はまさかの大ブレイク、先発ローテ入りどころか「ローテの柱」という感じで、藤浪、メッセンジャーが離脱したローテーションを支えた。帝王時代と比べて持ち球や技術的なものが大きく変わったようには感じない、変わったと感じたのはストレートの使い方である。帝王時代は1軍で投げる時は制球を気にしすぎてストライクゾーンの端をとにかく突こうとしていたように感じた。また、ストレートよりもスライダー系の変化球を中心に投球をしていたように感じた。しかし、今季はカウント球にも決め球にもストレートを多投、帝王時代に比べて著しく球威が増したというわけでもないと思うが、いい意味の開き直りを感じた。圧倒的な決め球がないため「エース」というイメージはない(制球力は見事だが、ストレートの球威や変化球の質は平均くらいだと思う)。しかし、安定感のあるローテーションの3番手4番手として長く阪神投手陣を支えてくれそうな気がする(先発時代の安藤みたいなイメージである)。また、「伊予ゴジラ」と言われた打棒も見ごたえがありDH制が導入されれば見れなくなると思うと少し勿体ない気がする。なお、謎の顔力があり、私服の姿が何となく意識高い系の人とか怪しい新興企業の社長に見えてしまう(泣)
<てきとう考察>
■何となく不遇な人。入団4年目だが今年も例年通りの感じ(2軍ではなかなかの成績を残すが1軍ではほとんど出番なし 泣)。まあ確かに「17年の中継ぎ陣の中に山本が入る余地はない」というのは理解できるのだが(左は高橋、岩崎が好調だったし、山本自身も見栄えのよい投球をするわけじゃないしね)、毎年2軍で好成績をあげているのにこの待遇は何となく不憫である。そして18年も恐らく例年通りの成績で終始しそうなのが予測できてしまい更に不憫である 泣
<てきとう考察>
■「お前の毛根はすでに死んでいる・・・」。ローテーション投手として期待されたが、ルーキーイヤーと同じような成績、投球内容で終わってしまった。防御率を見れば分かるように決して力がないわけではなく、特に右下手からの140キロ前後の速球をまともに弾き返せる打者は少ない。ただし、制球をいきなり乱してみたりと、典型的な「投げてみないとわからない投手」で首脳陣からしたら起用しづらいタイプだと思う。力があるのは間違いないので、一度リリーフで試してみるというのもありかと思うが、リリーフ陣が充実しているだけに判断が難しい。個人的には好きなタイプなんだけどね・・・。
<てきとう考察>
■誰もが認める阪神の大エースにしてラーメン星人。シーズン終盤に打球を受けて骨折するものの、必死のリハビリでシーズン最終盤に間に合わすという助っ人外国人にあるまじき行動が話題に。高齢(来季37歳、けっこう年くってる)、助っ人外国人、ラーメン野郎でありながら球威、投球内容、メンタル、行動(開幕絶対投げたい、マウンド降りたくない、中4日でもっと投げさせろ等)全てにおいて阪神投手陣の中で一番エースっぽい男である。「メッセンジャーがいる間に1回優勝しほしいけど、できるかなぁ〜」と思う今日この頃。
<てきとう考察>
■(例年のように)首脳陣からの期待値も高く17年もかなりチャンスをもらったが定着できず、18年シーズンでもまだ24歳なのだが年々期待値は小さくなっている。150キロオーバーの球威が武器だったがはずだが、1軍登板時には140キロ台中盤あたりの球速表示が多く、特段素晴らしい変化球を投げるわけでもないので特徴のない右投手になりつつある。2軍ではけっこう先発で起用されるなど多少迷走気味だが果たしてどうなってしまうのか。
<てきとう考察>
■高卒1年目ながら2軍で先発ローテ入りし、1軍デビューも果たしたが、2年目はほぼ体のメンテナンスに費やした。3年目もまともに投げられか結構怪しいが、素材が良く力があるのは分かっているのでじっくりと万全な体を作り上げてほしい。
<てきとう考察>
■クビ寸前からまさかの大ブレイク、タイトル(最優秀中継ぎ)までとっちまった。球種は150キロ前後(そんなに速かったけ・・・)のストレートとキレッキレッのスライダー(曲がり幅を小さくしてるのでカットボールっぽい)の2種類だけで、(よく言えば)ヤンキースのリベラっぽい。ストレートとスライダーのいずれも威力はあるものの制球はアバウトで結構抜けた球がど真ん中にいっているのだがそれでも抑えられている(特に右打者相手の時)。スリークォーター気味に投げているので打者からしたらボールが自分に向かってくる感じで怖いのかもしれない。ただし、シーズン後半にはそこそこ攻略されはじめていたので18年は真価が問われることになる。個人的には17年はでき過ぎで、(球種の少なさ、制球のアバウトさ等から)今年活躍した阪神リリーフ陣の中では成績が落ちる可能性が一番高い投手だと思っている。
<てきとう考察>
■17年限りで自由契約。ソフトバンクを戦力外となったところを獲得したが2年連続の戦力外に。2軍では安定した成績を残していたが、1軍ではまさにメッタメタのギッタギタに・・・(泣)それでも2軍の好成績と中継ぎ再生に定評のある阪神なのでもう1年くらい様子見るかもと思っていたが、他にクビにする投手がいなかったようで、あっさりクビを切られてしまった(泣)「右横手からの140キロ台後半の中継ぎ投手」というイメージだったが、年齢と怪我の影響か軟投派っぽくなってたのが残念。
<てきとう考察>
■リリーフ転向が成功。もともとリリーフ向きだと思っていたが、だいたい予想していた程度の成績を残してくれた。球速表示以上のストレートが最大かつ唯一の持ち味で、先発時は140キロ前後だった球速もリリーフ転向後は時には140キロ台後半を表示するなど水を得た魚の如く活躍。まだ伸びしろもありそうでこの調子でいけば、向こう5年は阪神リリーフ陣メンバー入り確実か!と思っていたのだが・・・何と18年は先発再転向の噂が・・・岩崎はリリーフでこそ輝く男だと思うのが・・・先発としての力がないわけではないが、先発としては「並の投手」で6回を2、3失点でまとめるローテーション5番手、6番手だと思う。リリーフ投手ならば年俸1億円を狙える投手と見ているだけにリリーフに専念してほしいところだ。
<てきとう考察>
■細身ながら躍動感あふれる小気味いい投球が持ち味。17年は2軍で絶好調ながら、「昇格かっ!」というタイミングでベテラン投手が優先される、自身が怪我をするなど運に見放された感じ。年齢的にも能力的にもそろそろ1軍に定着しなければならない。
<てきとう考察>
■ケガがちなためレアキャラだったのだが、昨年はほぼほぼシーズンを全う。しかし、1軍リリーフ陣が異様に充実していたため、与えられた1軍登板機会は多くなく、数少ないチャンスでインパクトを残せなかった。立ち投げっぽい見栄えの良くない投球フォームから普通(に見える)の球を投げる、よく2軍にいそうな右投手なのであるが、大したことのないように見えるストレートに余程キレがあるのが奪三振率は常に高い。2軍では神のような成績を残しており、1軍リリーフ陣の負担緩和のためにも18年は積極的に起用してほしい投手である。ただし、登板機会が増えそうな状況になればまた怪我で離脱しそうな気がしてならないのもレアキャラゆえであろう。
<てきとう考察>
■17年限りで自由契約。社会人屈指の球威の持ち主として12年のドラフト3位で入団(1位藤浪、2位北条だ!)、リリーフとしての活躍を期待されていたが、1年目からボロボロで1年目が終わった時点で「この選手はもうダメなんじゃないか」と思わせるほどだった(その原因が田面自身にあるのか阪神コーチ陣にあるのは不明である)。16年に1軍で投げれる状況にまで回復?したのが驚きであったくらいだが、あのあたりがピークでその後はやはり2軍でも厳しい状況が続いていたので自由契約は妥当だと思う。「社会人で輝きドラフト3位で指名されるような投手の能力が何故これほど急激に下降したのか?」今後のためにも原因は究明してほしいと思う。
<てきとう考察>
■大ブレイクでセーブ王(と言っても投げてる球は去年からえげつなかったが・・)。150キロ台後半のストレートと長身から投げ下ろすようなフォークはどちらもアンタッチャブルな球である。投げている球だけなら現在の球界bP抑えサファテ級だと思うのだが、防御率がそんなに良くないし、安定感もイマイチ。その原因は投球以外の部分で「フィールディング下手すぎぃぃ!」「ランナー出たら制球を乱す」「コントロールいきなり乱れすぎ」などなどである。ただ、まだそこまで年を食っているわけではないので、技術とメンタルが高まれば200セーブするような球界を代表するような抑えに進化する可能性も十分ある。伸びしろ無限大である。
<てきとう考察>
■優勝争いの最中にメッセンジャーが緊急離脱したため、日本ハムからよく分からない手続きで緊急補強。良くも悪くも前評判通りの能力の投手で試合は作るけど完璧に抑える投手ではなく、「10勝10敗 防御率3点台後半」という感じの投手だった。外国人投手が不足している球団であれば出番もあるかと思うが、メッセとマテドリで外国人枠を3つ使っている阪神では怪我人でも出ない限り出番は考えられず、2軍待機にしておくには豪華すぎるタイプのため自由契約。18年シーズン中とかにどこかの球団が獲得するんじゃないかな。
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阪神タイガース選手名鑑投手版 2017年決定版
誰も待っていないと思いますが、みなさんお待たせしました。阪神ファンの管理人でぶぶが作成する阪神タイガースの選手名鑑の2017年版です。シーズン前の名鑑ではなく、シーズンの活躍を踏まえた上でシーズン後に作成しております。実況パワフルプロ野球の決定版のようなイメージで作成しております。年々書くネタがなくなりキレが落ちている気もしますが、ぼそぼそと更新していきます。多分昔のやつの方が面白いと思うので、興味のある方は過去記事一覧の中から見つけてね!
でぶぶの考察場・過去記事一覧(過去に更新した記事が年度ごとに読めます)
管理人は毎試合甲子園に行くような熱心な阪神ファンではなく、テレビ観戦が主ななんちゃって阪神ファンなので考察内容はテキトー且つ無礼かと思いますが、贔屓な選手について無礼なことが書かれていてもあまり怒らないでください。
阪神選手名鑑 投手編
榎田大樹
背番号13 31歳 左投げ 推定年棒3200万円試合 | 勝ち | 負け | セーブ | 投球回 | 奪三振 | 与四球 | 防御率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1軍成績 | 3 | 1 | 1 | 0 | 6.1 | 6 | 2 | 1.42 |
2軍成績 | 28 | 3 | 3 | 0 | 71.2 | 52 | 28 | 3.64 |
■シーズン前は「今年はそれなりに起用されるかな」と思っていたが、中継ぎ陣全員絶好調のためシーズンのほとんどを2軍で過ごすことに・・・。セットアッパー、先発ローテの経験もある左投手、ということで使い道は色々とあると思うのだが・・・(制球が破綻してるわけじゃないし)。18年は常時1軍で中継ぎ陣の負担緩和のためのロングリリーバーとして起用してほしい、もし1軍で起用するつもりがないならトレードに出したほうが本人のためかもしれない。
能見篤史
背番号14 38歳 左投げ 推定年棒1億3000万円試合 | 勝ち | 負け | セーブ | 投球回 | 奪三振 | 与四球 | 防御率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1軍成績 | 23 | 6 | 6 | 0 | 128.1 | 119 | 40 | 3.72 |
■3年契約3年目。防御率こそ前年とほぼ同じだが、投球回数は大幅に減少し規定投球回数に乗らず。ただし、年齢を考えると十分な成績で、複数年契約を結びながらロクに働かない方々と比べれば3年間一応先発ローテを全うしたノウミさんは讃えられるべきである。球威、スタミナはかなり落ちているものの投球フォームと制球力は健在で18年も防御率3.50、投球回数100イニング程度は期待したい。ノウミさんが先発ローテ5番手くらいになれば優勝争いも可能だと思うが・・・。
横山雄哉
背番号15 23歳 左投げ 推定年棒1570万円試合 | 勝ち | 負け | セーブ | 投球回 | 奪三振 | 与四球 | 防御率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1軍成績 | 1 | 1 | 0 | 0 | 5 | 5 | 2 | 1.80 |
2軍成績 | 5 | 2 | 3 | 0 | 24 | 14 | 5 | 3.38 |
■ネット上で「中365日」と揶揄されるガラスの大型サウスポー。潜在能力は極めて高いように感じるが、まともに投げられないまま3年が過ぎた(致命的な大怪我をしているようには見えないのにシーズンのほとんどを棒に振る不思議な投手である)。幸いドラフト1位で年齢も若いので投げられなくても当分クビになることはない、よってあせらず怪我しないようにするのが良いかと・・・(出てきた時はいきなりエース級、と期待しておこう!)。なお美顔。
安藤優也
背番号16 40歳 右投げ 推定年棒8800万円試合 | 勝ち | 負け | セーブ | 投球回 | 奪三振 | 与四球 | 防御率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1軍成績 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0.1 | 0 | 0 | 27.00 |
2軍成績 | 30 | 0 | 0 | 0 | 27.2 | 22 | 9 | 3.90 |
■17年限りで引退。17年の1軍勝ちパターンに食い込む力はないにしても、まだまだ1軍で投げれる能力はあったと見る。ただし「今さらビハインド時に投げても」という立ち位置の投手であるし、40歳という年齢もあるし、本来安藤が果たすべき役割を藤川が1人で完璧にこなしていたので引退を決めたのかもしれない。絶対的エースや絶対的セットアッパーという感じではなかったが(2003年だけ例外)、渋い2番手という感じで長年の阪神への貢献は大であった。来年から2軍コーチとなるが、先発、中継ぎ両方を深く経験し、落ち目の時代もあり、そこから復活する経験もありなど名投手コーチになる資質はあると思われる。福原と安藤の両投手コーチが1軍投手コーチとなる時代が楽しみである。
岩貞祐太
背番号17 26歳 左投げ 推定年棒4000万円試合 | 勝ち | 負け | セーブ | 投球回 | 奪三振 | 与四球 | 防御率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1軍成績 | 18 | 5 | 10 | 0 | 98 | 93 | 44 | 4.96 |
2軍成績 | 6 | 2 | 0 | 0 | 23 | 18 | 7 | 1.57 |
■去年の大ブレイクから17年は左のエース級の活躍が期待されたが大不振、この岩貞と藤浪がまともに機能していれば広島と最後まで優勝を競えた可能性が高かった。シーズンオフの調整ミスからか最大の武器であるストレートの威力・キレが落ちたかのように感じた。制球力や変化球が売りの投手ではないので、ストレートの威力・キレ低下の影響は著しく、苦しい投球が続いた。とは言っても能見、岩田が下降線で横山の本格化はまだまだという状況であるため、18年も左の一番手としてやってくれないと困る投手である。
藤浪晋太郎
背番号19 23歳 右投げ 推定年棒1億6000万円試合 | 勝ち | 負け | セーブ | 投球回 | 奪三振 | 与四球 | 防御率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1軍成績 | 11 | 3 | 5 | 0 | 59 | 41 | 45 | 4.12 |
2軍成績 | 15 | 6 | 2 | 0 | 61 | 77 | 31 | 2.66 |
■「マジでイップスじゃねーの」というレベルの大不振。右打者への抜け球が多発し、右打者が全く踏み込めない状況になるも、それを奇貨として開き直って抑え込むようなメンタルはなかったようだ(人としては正しいが・・・)。能力を発揮さえすれば「セリーグのエース」と言える投手だけに、その復活がセリーグペナントレースの趨勢を左右すると思われる。
メンデス
背番号20 27歳 右投げ 推定年棒7500万円試合 | 勝ち | 負け | セーブ | 投球回 | 奪三振 | 与四球 | 防御率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1軍成績 | 8 | 0 | 0 | 0 | 9.2 | 9 | 3 | 6.52 |
2軍成績 | 52 | 1 | 5 | 23 | 51.2 | 42 | 22 | 3.48 |
■ストッパー候補として獲得されたが、ドリスとマテオがほぼ1年間好調をキープしたため1軍ではほとんど出番なしに終わった。投げてる球そのものはそこまで悪くないと思ったが、2軍でも中途半端な防御率に終わっているところを見ると何らかの欠陥があったのであろう。ドリス・マテオとのドミニカントリオはいいキャラだったし、陽気かつ真面目な性格で若さもあったので18年も残留してほしかったが、「あまり伸びしろがない」という判断からかクビになってしもうた、残念である。ちなみに何となくプレデターって感じである。
岩田稔
背番号21 34歳 左投げ 推定年棒5300万円試合 | 勝ち | 負け | セーブ | 投球回 | 奪三振 | 与四球 | 防御率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1軍成績 | 10 | 3 | 2 | 0 | 53 | 39 | 33 | 4.25 |
2軍成績 | 12 | 4 | 5 | 0 | 59 | 48 | 21 | 3.36 |
■糸井のプロテクトから外れ(あくまで噂)、開幕ローテからも外れ「そろそろ岩田も終わりかな」と思っていたが、メッセンジャー離脱などで先発不足となっていたシーズン後半に穴埋めローテーション投手として最低限の役割を果たした。1軍に上がるタイミングでは、若手左腕の島本が好調だったためそちらを推す声もあったが(何を隠そう私もだ!)、結果的には岩田を上げて正解だったと思う(島本では岩田ほどの安定感はなかっただろう)。もはやかつてのようにバリバリのローテ投手としては期待できないが、縁の下の力持ち(緊急時用先発投手)としては後数年はいけると思う。
藤川球児
背番号22 37歳 右投げ 推定年棒2億円試合 | 勝ち | 負け | セーブ | 投球回 | 奪三振 | 与四球 | 防御率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1軍成績 | 52 | 3 | 0 | 0 | 56.2 | 71 | 24 | 2.22 |
■リリーフ陣の便利屋兼まとめ役。復帰2年目は見事1年間完走。ストレートは全盛期ほどの威力はないものの、球威・制球とも決め球に使えるレベルで安定していた。特に終盤戦での安定感は「ストッパーでもいけそうやな」という感じであり、万一ドリスが離脱したとしても十分穴埋め可能だったであろう。伝説の投手が「便利屋」「リリーフ陣のまとめ役」「外国人や若手の相談役」などを文句も言わずにこなしてくれているという大変有り難い状況である。
歳内宏明
背番号26 24歳 右投げ 推定年棒1500万円試合 | 勝ち | 負け | セーブ | 投球回 | 奪三振 | 与四球 | 防御率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2軍成績 | 2 | 0 | 1 | 0 | 4 | 3 | 1 | 11.25 |
■シーズンオフのU23では抑えとして活躍したため、阪神ファンの期待は否が応にも高まったが、怪我でシーズンのほとんどを棒に振り18年シーズンを育成枠として迎えるハメに(泣)ただ、怪我がなくともどこまで活躍できたか、と言われれば、そこまで活躍できなかったのでは・・と思う。なぜならプロ入り後にストレートにしろ、変化球にしろ凄みのある投球を見たことがないからだ。高校時代の輝かしいイメージが残っているので阪神ファンの期待値はかなり高いがこのままではかなり厳しいと見ている。
小野泰己
背番号28 23歳 右投げ 推定年棒1200万円試合 | 勝ち | 負け | セーブ | 投球回 | 奪三振 | 与四球 | 防御率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1軍成績 | 15 | 2 | 7 | 0 | 78.2 | 63 | 40 | 4.35 |
2軍成績 | 5 | 1 | 2 | 0 | 23.2 | 18 | 16 | 4.18 |
■ドラフト2位ルーキー。福原の背番号28を受け継いだが、投球スタイルも「まんま若い時の福原」(笑)抜群の球威のストレート、浮きまくるスライダー、スタミナ不足などなど・・・。その抜群の球威にほれ込んだ金本監督が、やばいストーカー並の執念で負けても負けても先発として使い続けたため先発として貴重な経験を積めた。福原は大きなカーブを操れるようになり先発ローテ投手として一本立ちしたが小野はどうか。スペック的にはリリーフで使いたくなるタイプだが、魅力溢れる素材だけに先発投手として大きく育つ姿を見たい(それなりに後ろが揃っているので若い時の福原のように前へ後ろへ使いまわされることはないと思うが・・・)。
石崎剛
背番号30 27歳 右投げ 推定年棒1300万円試合 | 勝ち | 負け | セーブ | 投球回 | 奪三振 | 与四球 | 防御率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1軍成績 | 26 | 1 | 1 | 0 | 30.2 | 32 | 15 | 1.17 |
2軍成績 | 26 | 1 | 0 | 1 | 28.2 | 25 | 21 | 3.77 |
■シーズン終盤に1軍に昇格すると、抜群の球威で登板過多気味だったリリーフ陣の救世主的存在に。ストレートの球威はさらに増した印象で右の変則投法(オーバーよりサイドに近いか?何となくオスンファンっぽい)からの150キロオーバーはセ各球団に強烈な印象を残したと思われる。ただ1点台前半の防御率は「でき過ぎ」で(2軍では平凡な成績だった)、真価を問われるのは18年である。17年は最初の壁を乗り越えた後、勢いでシーズン最後まで完走した印象だったため、セ各球団に警戒される18年に「50試合登板」「防御率2.5以下」程度の成績を残すことができれば、今後数年にわたって阪神リリーフ陣を支える投手となるであろう。
高宮和也
背番号34 36歳 左投げ 推定年棒2600万円試合 | 勝ち | 負け | セーブ | 投球回 | 奪三振 | 与四球 | 防御率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2軍成績 | 40 | 0 | 3 | 0 | 34.2 | 17 | 19 | 5.19 |
■17年限りで自由契約。コミカルな肥満型左の中継ぎ。1軍左中継ぎ陣の高橋、岩崎がシーズンを通して好調だったため1軍に食い込む隙がなかった。2軍の防御率は悪いが、1軍で投げればそれなりにまとめられるタイプだとは思う、ただ球威・制球・変化球全てにおいて際立った特徴がないため優先順位が低かったであろうことは察せられる。
才木浩人
背番号35 19歳 右投げ 推定年棒600万円試合 | 勝ち | 負け | セーブ | 投球回 | 奪三振 | 与四球 | 防御率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1軍成績 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2.2 | 3 | 3 | 0.00 |
2軍成績 | 14 | 1 | 5 | 0 | 55.1 | 50 | 23 | 4.88 |
■ドラフト3位ルーキー。公立高校出身、188センチの長身、甲子園経験なしと完全な素材型かと思っていたが、1年目から2軍で50イニング以上を投げ、1軍デビューまで果たしてしまった。高校時代に140キロ台だった直球の球速が伸び、150キロを超えプロで通用する球となった。多少「できすぎ」の感もあり、気の早い阪神ファンは「来季は1軍ローテ争いじゃっ!」と気勢をあげているが、とりあえず18年は2軍で1年間先発ローテーションを守ってほしい。なお、阪神は最近ドラフトで恵体投手を乱獲しているが育成ノウハウを確立したのであろうか(それなら喜ばしいが)。
浜地真澄
背番号36 19歳 右投げ 推定年棒500万円試合 | 勝ち | 負け | セーブ | 投球回 | 奪三振 | 与四球 | 防御率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2軍成績 | 6 | 1 | 1 | 0 | 12 | 4 | 4 | 6.00 |
■ドラフト4位ルーキー、酒蔵の息子。ライバル意識を煽るためか同じ高卒右腕である才木と連番の背番号を与えられた。高卒投手にしては完成度が高いと思われ、1年目から2軍の先発ローテに入るとすれば才木より浜地ではないかと思っていたが才木に先を越されてしまった。ただし、それは才木ができ過ぎだっただけで今後じっくり追いついていけばよいと思う。
マテオ
背番号38 33歳 右投げ 推定年棒1億1000万円試合 | 勝ち | 負け | セーブ | 投球回 | 奪三振 | 与四球 | 防御率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1軍成績 | 63 | 7 | 4 | 0 | 59 | 62 | 17 | 2.75 |
■見た目は「デブリ過ぎで顔も怪しすぎるダメ外国人」だが2年連続欠かせぬリリーフとしてフル回転。「絶対的な投手」というわけではないが、「球速い」「高速スライダーという決め球」など特徴ははっきりしており起用しやすい投手である。ただし、「球速いと言っても、150キロを楽々超えてる割にはバットに当てられまくって決め球に使えねぇ」「高速スライダーは凄いけど、高速スライダーオンリーだと流石に打たれるよな〜」「制球は最悪ってほどではないが結構アバウト」「フィールディング下手!(ドリスよりはマシか・・・)」など弱点も多く、投球スタイル的にもここから多くの伸びしろが残されてるとも思えないため、今年くらいの成績が関の山かな、とも感じる(まあ、中継ぎ投手としてはそれで十分と言えば十分なのだが・・・一応最優秀中継ぎだしね!)。18年も怪我さえなければ7回又は8回を投げるセットアッパーとして今年くらいの成績は残してくれそうである。
福永春吾
背番号40 23歳 右投げ 推定年棒680万円試合 | 勝ち | 負け | セーブ | 投球回 | 奪三振 | 与四球 | 防御率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1軍成績 | 1 | 0 | 0 | 0 | 4 | 3 | 3 | 11.25 |
2軍成績 | 29 | 5 | 5 | 0 | 72.2 | 54 | 36 | 3.47 |
■ドラフト6位ルーキー。阪神においては珍しい四国アイランドリーガー。開幕から2軍で好調で、早い時期に1軍先発機会を得たが広島打線にフルボッコにされた(それが世紀の大逆転劇の布石になったわけだが・・・)。その登板を見る限り、急速も140キロ台前半で「普通の右投手」という感じで際立った特徴は感じなかった(アマチュア時代はMAX150キロオーバーだったはずだが・・・)。先発なのかリリーフなのか、適性が謎の投手である。
高橋聡文
背番号41 34歳 左投げ 推定年棒5000万円試合 | 勝ち | 負け | セーブ | 投球回 | 奪三振 | 与四球 | 防御率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1軍成績 | 61 | 6 | 0 | 1 | 47.2 | 51 | 14 | 1.70 |
■FA入団2年目。16年は「そこそこ」という活躍度だったが、17年はまさかの「全盛期並」の活躍度。球速は140キロ前後だし、制球もけっこうアバウトだし、何がすごいのかよく分らんのだが、恐らく「投げっぷりの良さ」「直球のキレが尋常じゃない」「中継ぎ一筋500試合の経験値」あたりが活躍の要因なのであろう。それにしても、2年間で1度も2軍落ちがないって凄くね?阪神にしては珍しいFA大成功である。
竹安大知
背番号42 23歳 右投げ 推定年棒840万円試合 | 勝ち | 負け | セーブ | 投球回 | 奪三振 | 与四球 | 防御率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1軍成績 | 1 | 1 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0.00 |
2軍成績 | 20 | 5 | 4 | 0 | 78.1 | 53 | 24 | 2.76 |
■「来年はドラフト上位でないと獲得できない!」という九州担当スーパースカウト秀太の予測のもと獲得されたが1年目はほとんど投げれず、阪神ファンから「秀太の愛人枠」と罵声を浴び続けたが、2年目は2軍でローテ投手として及第点の成績を残し、1軍デビュー、棚ボタで1軍初勝利もゲットし、阪神ファンの罵声はとりあえず止んだ。タイプ的には「右の総合力型」で大きな欠点もないが、飛びぬけた特徴もない感じ。この手のタイプは2軍でローテを守ってそこそこの成績を残せるが、1軍に上がると全般的に後一歩という投手が多く(近年の阪神で言えば鶴、二神、岩本、簫など)竹安にもその懸念はある。逆に壁を突破できれば安藤、秋山のようにエースとまではいかずとも先発ローテーション投手として堅実な成績を残せる(願わくば竹安がこちらのタイプであらんことを!)。竹安のストレートはボリューム感がやや不足気味とも感じるが、これが手術からの回復途上のためで、18年シーズンは140キロ台後半のキレキレのストレートを投げてくれる・・・となれば良いなと思う今日この頃である。
守屋攻輝
背番号43 24歳 右投げ 推定年棒800万円試合 | 勝ち | 負け | セーブ | 投球回 | 奪三振 | 与四球 | 防御率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1軍成績 | 1 | 0 | 0 | 0 | --‐ | 0 | 0 | --- |
2軍成績 | 41 | 2 | 3 | 0 | 62 | 51 | 27 | 4.94 |
■まだ若いが社会人から入団して3年目。1年目、2年目と順調に成長してきたかと思われたが、3年目はかなりの足踏み。1軍は言うに及ばず2軍でも成績を大幅に下落させた。右の若手投手は毎年ドラフトで補充されており、18年は何か光るモノを見せないとこの年齢にも関わらず崖っぷちに追いやられるかもしれない。
藤谷洸介
背番号45 21歳 右投げ 推定年棒700万円試合 | 勝ち | 負け | セーブ | 投球回 | 奪三振 | 与四球 | 防御率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2軍成績 | 10 | 0 | 1 | 0 | 17 | 9 | 14 | 5.29 |
■ドラフト8位ルーキー。社会人の投手ながら全くの無名で「誰それ?パナソニックやったら北出ちゃうんかいっ!」と突っ込んだドラフトマニアも多かったと思われる。が、ドラフト直後の日本選手権で完封を成し遂げるなどブレイクし、「なんや意外と掘り出しもんちゃうんか!背も高いし藤浪とツインタワーやわっ!」と阪神ファンを喜ばせた。しかし、17年は1軍どころか2軍での登板も10試合にとどまるなど絶賛身体づくり中で「藤谷?そんなやつおったか?」と阪神ファンに忘れ去られてしまった。まだまだ時間がかかりそうで高卒の投手だと思って気長に見守るのが良いのかもしれない。
秋山拓巳
背番号46 26歳 右投げ 推定年棒1100万円試合 | 勝ち | 負け | セーブ | 投球回 | 奪三振 | 与四球 | 防御率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1軍成績 | 25 | 12 | 6 | 0 | 159.1 | 123 | 16 | 2.99 |
2軍成績 | 2 | 0 | 1 | 0 | 11.2 | 9 | 1 | 2.31 |
■2軍の帝王化してから長い年月が経過しており、多くの阪神ファンは口では「期待している」とは言いながら秋山に関しては半ば諦めていた。しかし、17年はまさかの大ブレイク、先発ローテ入りどころか「ローテの柱」という感じで、藤浪、メッセンジャーが離脱したローテーションを支えた。帝王時代と比べて持ち球や技術的なものが大きく変わったようには感じない、変わったと感じたのはストレートの使い方である。帝王時代は1軍で投げる時は制球を気にしすぎてストライクゾーンの端をとにかく突こうとしていたように感じた。また、ストレートよりもスライダー系の変化球を中心に投球をしていたように感じた。しかし、今季はカウント球にも決め球にもストレートを多投、帝王時代に比べて著しく球威が増したというわけでもないと思うが、いい意味の開き直りを感じた。圧倒的な決め球がないため「エース」というイメージはない(制球力は見事だが、ストレートの球威や変化球の質は平均くらいだと思う)。しかし、安定感のあるローテーションの3番手4番手として長く阪神投手陣を支えてくれそうな気がする(先発時代の安藤みたいなイメージである)。また、「伊予ゴジラ」と言われた打棒も見ごたえがありDH制が導入されれば見れなくなると思うと少し勿体ない気がする。なお、謎の顔力があり、私服の姿が何となく意識高い系の人とか怪しい新興企業の社長に見えてしまう(泣)
山本翔也
背番号47 29歳 左投げ 推定年棒900万円試合 | 勝ち | 負け | セーブ | 投球回 | 奪三振 | 与四球 | 防御率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1軍成績 | 6 | 0 | 0 | 0 | 7.2 | 3 | 3 | 5.87 |
2軍成績 | 48 | 5 | 1 | 0 | 46.1 | 31 | 12 | 2.91 |
■何となく不遇な人。入団4年目だが今年も例年通りの感じ(2軍ではなかなかの成績を残すが1軍ではほとんど出番なし 泣)。まあ確かに「17年の中継ぎ陣の中に山本が入る余地はない」というのは理解できるのだが(左は高橋、岩崎が好調だったし、山本自身も見栄えのよい投球をするわけじゃないしね)、毎年2軍で好成績をあげているのにこの待遇は何となく不憫である。そして18年も恐らく例年通りの成績で終始しそうなのが予測できてしまい更に不憫である 泣
青柳晃洋
背番号50 24歳 右投げ 推定年棒1200万円試合 | 勝ち | 負け | セーブ | 投球回 | 奪三振 | 与四球 | 防御率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1軍成績 | 12 | 4 | 4 | 0 | 64.1 | 50 | 28 | 3.22 |
2軍成績 | 11 | 3 | 6 | 0 | 61.1 | 40 | 23 | 2.93 |
■「お前の毛根はすでに死んでいる・・・」。ローテーション投手として期待されたが、ルーキーイヤーと同じような成績、投球内容で終わってしまった。防御率を見れば分かるように決して力がないわけではなく、特に右下手からの140キロ前後の速球をまともに弾き返せる打者は少ない。ただし、制球をいきなり乱してみたりと、典型的な「投げてみないとわからない投手」で首脳陣からしたら起用しづらいタイプだと思う。力があるのは間違いないので、一度リリーフで試してみるというのもありかと思うが、リリーフ陣が充実しているだけに判断が難しい。個人的には好きなタイプなんだけどね・・・。
メッセンジャー
背番号54 36歳 右投げ 推定年棒3億5000万円試合 | 勝ち | 負け | セーブ | 投球回 | 奪三振 | 与四球 | 防御率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1軍成績 | 22 | 11 | 5 | 0 | 143 | 119 | 40 | 2.39 |
2軍成績 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 2 | 0.00 |
■誰もが認める阪神の大エースにしてラーメン星人。シーズン終盤に打球を受けて骨折するものの、必死のリハビリでシーズン最終盤に間に合わすという助っ人外国人にあるまじき行動が話題に。高齢(来季37歳、けっこう年くってる)、助っ人外国人、ラーメン野郎でありながら球威、投球内容、メンタル、行動(開幕絶対投げたい、マウンド降りたくない、中4日でもっと投げさせろ等)全てにおいて阪神投手陣の中で一番エースっぽい男である。「メッセンジャーがいる間に1回優勝しほしいけど、できるかなぁ〜」と思う今日この頃。
松田遼馬
背番号56 23歳 右投げ 推定年棒1400万円試合 | 勝ち | 負け | セーブ | 投球回 | 奪三振 | 与四球 | 防御率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1軍成績 | 26 | 1 | 2 | 0 | 35.2 | 33 | 17 | 5.05 |
2軍成績 | 10 | 1 | 3 | 0 | 41.2 | 38 | 13 | 2.81 |
■(例年のように)首脳陣からの期待値も高く17年もかなりチャンスをもらったが定着できず、18年シーズンでもまだ24歳なのだが年々期待値は小さくなっている。150キロオーバーの球威が武器だったがはずだが、1軍登板時には140キロ台中盤あたりの球速表示が多く、特段素晴らしい変化球を投げるわけでもないので特徴のない右投手になりつつある。2軍ではけっこう先発で起用されるなど多少迷走気味だが果たしてどうなってしまうのか。
望月惇志
背番号61 20歳 右投げ 推定年棒500万円試合 | 勝ち | 負け | セーブ | 投球回 | 奪三振 | 与四球 | 防御率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2軍成績 | 7 | 1 | 0 | 1 | 15 | 6 | 7 | 10.20 |
■高卒1年目ながら2軍で先発ローテ入りし、1軍デビューも果たしたが、2年目はほぼ体のメンテナンスに費やした。3年目もまともに投げられか結構怪しいが、素材が良く力があるのは分かっているのでじっくりと万全な体を作り上げてほしい。
桑原謙太郎
背番号64 32歳 右投げ 推定年棒800万円試合 | 勝ち | 負け | セーブ | 投球回 | 奪三振 | 与四球 | 防御率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1軍成績 | 67 | 4 | 2 | 0 | 65.2 | 63 | 10 | 1.51 |
■クビ寸前からまさかの大ブレイク、タイトル(最優秀中継ぎ)までとっちまった。球種は150キロ前後(そんなに速かったけ・・・)のストレートとキレッキレッのスライダー(曲がり幅を小さくしてるのでカットボールっぽい)の2種類だけで、(よく言えば)ヤンキースのリベラっぽい。ストレートとスライダーのいずれも威力はあるものの制球はアバウトで結構抜けた球がど真ん中にいっているのだがそれでも抑えられている(特に右打者相手の時)。スリークォーター気味に投げているので打者からしたらボールが自分に向かってくる感じで怖いのかもしれない。ただし、シーズン後半にはそこそこ攻略されはじめていたので18年は真価が問われることになる。個人的には17年はでき過ぎで、(球種の少なさ、制球のアバウトさ等から)今年活躍した阪神リリーフ陣の中では成績が落ちる可能性が一番高い投手だと思っている。
柳瀬明宏
背番号66 34歳 右投げ 推定年棒1000万円試合 | 勝ち | 負け | セーブ | 投球回 | 奪三振 | 与四球 | 防御率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1軍成績 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1.2 | 0 | 2 | 43.20 |
2軍成績 | 37 | 2 | 0 | 5 | 34.2 | 28 | 12 | 1.82 |
■17年限りで自由契約。ソフトバンクを戦力外となったところを獲得したが2年連続の戦力外に。2軍では安定した成績を残していたが、1軍ではまさにメッタメタのギッタギタに・・・(泣)それでも2軍の好成績と中継ぎ再生に定評のある阪神なのでもう1年くらい様子見るかもと思っていたが、他にクビにする投手がいなかったようで、あっさりクビを切られてしまった(泣)「右横手からの140キロ台後半の中継ぎ投手」というイメージだったが、年齢と怪我の影響か軟投派っぽくなってたのが残念。
岩崎優
背番号67 26歳 左投げ 推定年棒2500万円試合 | 勝ち | 負け | セーブ | 投球回 | 奪三振 | 与四球 | 防御率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1軍成績 | 66 | 4 | 1 | 0 | 71.2 | 88 | 27 | 2.39 |
■リリーフ転向が成功。もともとリリーフ向きだと思っていたが、だいたい予想していた程度の成績を残してくれた。球速表示以上のストレートが最大かつ唯一の持ち味で、先発時は140キロ前後だった球速もリリーフ転向後は時には140キロ台後半を表示するなど水を得た魚の如く活躍。まだ伸びしろもありそうでこの調子でいけば、向こう5年は阪神リリーフ陣メンバー入り確実か!と思っていたのだが・・・何と18年は先発再転向の噂が・・・岩崎はリリーフでこそ輝く男だと思うのが・・・先発としての力がないわけではないが、先発としては「並の投手」で6回を2、3失点でまとめるローテーション5番手、6番手だと思う。リリーフ投手ならば年俸1億円を狙える投手と見ているだけにリリーフに専念してほしいところだ。
島本浩也
背番号69 24歳 左投げ 推定年棒1100万円試合 | 勝ち | 負け | セーブ | 投球回 | 奪三振 | 与四球 | 防御率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2軍成績 | 27 | 3 | 4 | 0 | 73.2 | 64 | 14 | 1.59 |
■細身ながら躍動感あふれる小気味いい投球が持ち味。17年は2軍で絶好調ながら、「昇格かっ!」というタイミングでベテラン投手が優先される、自身が怪我をするなど運に見放された感じ。年齢的にも能力的にもそろそろ1軍に定着しなければならない。
伊藤和雄
背番号92 28歳 右投げ 推定年棒650万円試合 | 勝ち | 負け | セーブ | 投球回 | 奪三振 | 与四球 | 防御率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1軍成績 | 9 | 0 | 0 | 0 | 12.2 | 10 | 4 | 4.26 |
2軍成績 | 39 | 2 | 2 | 1 | 43 | 55 | 16 | 1.05 |
■ケガがちなためレアキャラだったのだが、昨年はほぼほぼシーズンを全う。しかし、1軍リリーフ陣が異様に充実していたため、与えられた1軍登板機会は多くなく、数少ないチャンスでインパクトを残せなかった。立ち投げっぽい見栄えの良くない投球フォームから普通(に見える)の球を投げる、よく2軍にいそうな右投手なのであるが、大したことのないように見えるストレートに余程キレがあるのが奪三振率は常に高い。2軍では神のような成績を残しており、1軍リリーフ陣の負担緩和のためにも18年は積極的に起用してほしい投手である。ただし、登板機会が増えそうな状況になればまた怪我で離脱しそうな気がしてならないのもレアキャラゆえであろう。
田面巧二郎
背番号97 27歳 右投げ 推定年棒530万円試合 | 勝ち | 負け | セーブ | 投球回 | 奪三振 | 与四球 | 防御率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2軍成績 | 19 | 1 | 0 | 0 | 32.2 | 20 | 23 | 4.96 |
■17年限りで自由契約。社会人屈指の球威の持ち主として12年のドラフト3位で入団(1位藤浪、2位北条だ!)、リリーフとしての活躍を期待されていたが、1年目からボロボロで1年目が終わった時点で「この選手はもうダメなんじゃないか」と思わせるほどだった(その原因が田面自身にあるのか阪神コーチ陣にあるのは不明である)。16年に1軍で投げれる状況にまで回復?したのが驚きであったくらいだが、あのあたりがピークでその後はやはり2軍でも厳しい状況が続いていたので自由契約は妥当だと思う。「社会人で輝きドラフト3位で指名されるような投手の能力が何故これほど急激に下降したのか?」今後のためにも原因は究明してほしいと思う。
ドリス
背番号98 29歳 右投げ 推定年棒5000万円試合 | 勝ち | 負け | セーブ | 投球回 | 奪三振 | 与四球 | 防御率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1軍成績 | 63 | 4 | 4 | 37 | 63 | 85 | 17 | 2.71 |
■大ブレイクでセーブ王(と言っても投げてる球は去年からえげつなかったが・・)。150キロ台後半のストレートと長身から投げ下ろすようなフォークはどちらもアンタッチャブルな球である。投げている球だけなら現在の球界bP抑えサファテ級だと思うのだが、防御率がそんなに良くないし、安定感もイマイチ。その原因は投球以外の部分で「フィールディング下手すぎぃぃ!」「ランナー出たら制球を乱す」「コントロールいきなり乱れすぎ」などなどである。ただ、まだそこまで年を食っているわけではないので、技術とメンタルが高まれば200セーブするような球界を代表するような抑えに進化する可能性も十分ある。伸びしろ無限大である。
メンドーサ
背番号75 34歳 右投げ 推定年棒1億9000万円(阪神は一部負担か)試合 | 勝ち | 負け | セーブ | 投球回 | 奪三振 | 与四球 | 防御率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1軍成績 | 4 | 0 | 2 | 0 | 21 | 15 | 6 | 5.14 |
■優勝争いの最中にメッセンジャーが緊急離脱したため、日本ハムからよく分からない手続きで緊急補強。良くも悪くも前評判通りの能力の投手で試合は作るけど完璧に抑える投手ではなく、「10勝10敗 防御率3点台後半」という感じの投手だった。外国人投手が不足している球団であれば出番もあるかと思うが、メッセとマテドリで外国人枠を3つ使っている阪神では怪我人でも出ない限り出番は考えられず、2軍待機にしておくには豪華すぎるタイプのため自由契約。18年シーズン中とかにどこかの球団が獲得するんじゃないかな。