ホーム>阪神タイガース選手名鑑投手版 2021年決定版(2021年12月25日更新)



阪神タイガース選手名鑑投手版 2021年決定版

誰も待っていないと思いますが、一応みなさんお待たせしました。阪神ファンの管理人でぶぶが作成する阪神タイガースの選手名鑑の2021年版です。シーズン前の名鑑ではなく、シーズンの活躍を踏まえた上でシーズン後に作成しております(データより管理人の感覚的な感想が優先します)。実況パワフルプロ野球の決定版のようなイメージで作成しております。年々キレが落ちている気もしますが、しょぼしょぼと更新していきます。多分昔のやつの方がキレが良いと思うので、興味のある方は過去記事一覧の中から見つけてね!

 icon でぶぶの考察場・過去記事一覧(過去に更新した記事が年度ごとに読めます)

管理人は毎試合甲子園に行くような熱心な阪神ファンではなく、ネット観戦(サッカーを見るつもりで契約したダゾーンで野球もかなり見れる!)が主ななんちゃって阪神ファンなので考察内容はテキトー且つ無礼かと思いますが、贔屓な選手について無礼なことが書かれていてもあまり怒らないでください(その辺の居酒屋にいる阪神ファンのおっちゃんの世迷言と思って、気軽に読んでね!)。また、選手成績などのデータに関しては管理人が手動で入力していますので、間違っている可能性があります。ご了承ください。



阪神選手名鑑 投手編

岩崎優

背番号13 30歳 左投げ 推定年俸9500万円 
  試合 勝ち 負け セーブ 投球回 奪三振 与四球 防御率
1軍成績 62 57.2 51 15 2.65
<てきとう考察>
■セットアッパー。不調な時期もあり防御率は例年に比べ悪化したが、崩壊気味の中継ぎ陣にあって孤軍奮闘したため例年より重要度(依存度)は高かった(岩崎がいなかったら中継ぎ陣は崩壊していたと思う)。相変わらずストレートはキレキレで、その余波なのか甘いコースのチェンジアップやスライダーでも簡単にストライクが取れる。スアレスが退団するため22年は「8回の男」としてリリーフ陣の中心的存在になること間違いなし。勤続疲労が一番心配な人である。


チェン

背番号14 36歳 左投げ 推定年俸2億1000万円 
  試合 勝ち 負け セーブ 投球回 奪三振 与四球 防御率
1軍成績 9.1 3.86
2軍成績 30.2 21 1.76
<てきとう考察>
■外国人枠と怪我の影響でほとんど2軍で過ごして不良債権化(泣)1軍での投球自体は可もなく不可もなくという感じで「並の左の先発」というところか・・・。中日時代の力強い速球は最早存在せず経験で抑える技巧派という印象。2年契約のため22年も在籍するが外国人枠の問題から1軍で投げる姿が想像できない(泣)素晴らしい実績と1軍でもそこそこは通用しそうな能力を考えると他球団に放出し1軍で出場してほしいが、高額な年棒のため引き取り手はないであろう(泣)


西純矢

背番号15 20歳 右投げ 推定年俸1200万円 
  試合 勝ち 負け セーブ 投球回 奪三振 与四球 防御率
1軍成績 3.38
2軍成績 17 85.1 75 46 4.11
<てきとう考察>
■高卒2年目右腕。1軍でプロ初勝利をあげたものの球威・制球ともに特筆すべきものはなく初勝利も運に恵まれた感があり「1軍で常時抑えるのはまだまだ難しい」という印象を受けた。なお、佐々木、奥川、宮城ら高卒2年目組が凄すぎるのでダメダメに見えてしまうが、2軍ではそこそこ投げてそこそこ試合も作れており高卒2年目ということを考えれば「そこそこ順調」という感じであろう。


西勇輝

背番号16 31歳 右投げ 推定年俸2億円 
  試合 勝ち 負け セーブ 投球回 奪三振 与四球 防御率
1軍成績 24 143.2 95 40 3.76
2軍成績 0.00
<てきとう考察>
■V逸の主犯の一人。FA入団から2年間は素晴らしい成績を残したが3年目に大きくつまづいた。投手陣2位の143イニングを消化したのは流石だが、生命線の制球が大きく乱れ変化球が甘く浮き勝負所で痛打を浴びた。防御率は3点台後半だが、私には4点台半ばくらの印象だった。もともとエースというタイプではなく阪神での最初の2年間の成績は「出来過ぎ」と言えるかもしれない、22年以降は「10勝10敗」「防御率3.0〜3.3」あたりの成績を残してくれれば十分と考える。


岩貞祐太

背番号17 30歳 左投げ 推定年俸4700万円 
  試合 勝ち 負け セーブ 投球回 奪三振 与四球 防御率
1軍成績 46 38.2 33 14 4.66
2軍成績 0.00
<てきとう考察>
■「7回の男」として、開幕から中継ぎ専任で挑んだシーズンだったが何ともしまらないシーズンとなった。抑えたり、打たれたりを繰り返しているうちに信頼感を失い、最終的には便利屋・敗戦処理的な役割となったがそこでも抑えたり、打たれたりで全くもってしまらない。「えっ、岩貞46試合も登板してたの!?」という感じるほどである(泣)先発陣の世代交代が進んでおり中継ぎに居場所を作るしかないと思うのだが、22年の岩貞がどういった立ち位置になるのかよく分からない(泣)


馬場皐輔

背番号18 26歳 右投げ 推定年俸2100万円 
  試合 勝ち 負け セーブ 投球回 奪三振 与四球 防御率
1軍成績 44 47.1 39 17 3.80
2軍成績 1.50
<てきとう考察>
■中継ぎ右腕。去年の防御率2.08は出来過ぎで今年の防御率(3.80)くらいが馬場の現在の実力であろう。中継ぎ崩壊気味の今シーズンにおいて44試合に投げた馬場の存在が大きかったのは言うまでもないが、その投球を見るにどうしても中継ぎ主力投手(抑えとかセットアッパー)になれるとは思えないのだ。とりあえず投げてみないと分からない安定感の無さで、速球は速くもなく遅くもない、制球はあまりよくないので中継ぎとしては今シーズンのような便利屋的存在止まりだと思う(1軍戦力ではあるし、年俸も最大5000万円近くまでは望めるポジションではあるが・・・)。もし馬場が1軍主力を目指すのであれば「先発投手」というポジションで勝負すべきだと思う。


藤浪晋太郎

背番号19 27歳 右投げ 推定年俸6000万円 
  試合 勝ち 負け セーブ 投球回 奪三振 与四球 防御率
1軍成績 21 48.1 52 40 5.21
2軍成績 39.1 48 21 2.97
<てきとう考察>
■20年に復活の兆しを見せ、今シーズンは開幕投手の荒療治。開幕直後は先発でギリギリ及第点くらいの投球を見せたものの、シーズンが進むにつれ(例年通り)制球難が目立ち出し2軍に降格した。球威、変化球のキレ、スタミナは素晴らしく「スーパーエース藤浪」の夢を見たくなるのは理解できるが、もう5年ほど同じような失敗を繰り返しており、藤浪本人も首脳陣も諦めるべきではなかろうか。最早中継ぎ専念で1年間勝負するしかない(もしくはトレード)と思うのだがいかがだろうか?


中田賢一

背番号20 39歳 右投げ 推定年俸1750万円 
  試合 勝ち 負け セーブ 投球回 奪三振 与四球 防御率
2軍成績 13 48 26 17 5.81
<てきとう考察>
■今年限りで引退。移籍2年目は1軍登板なし。正直「何故獲得したのか?」というレベルだった。かつては暴れ馬の名前通り「制球はイマイチだが球速以上の球威とそこそこのスタミナ」でエースとは言えないまでも良い先発投手であった。ただ、阪神入団時にはかつての球威が完全に失われており、球威を失った中田は最早中田ではなかった(泣)


岩田稔

背番号21 38歳 左投げ 推定年俸1860万円 
  試合 勝ち 負け セーブ 投球回 奪三振 与四球 防御率
1軍成績 0.00
2軍成績 17 32 19 10 1.97
<てきとう考察>
■今年限りで引退。08年から15年あたりはバリバリの主力先発投手であったが、ここ6年は1軍主力とは言えず2軍に待機する時間の方が多かったため引退もやむを得ないだろう。防御率の割に負けが先行する負け運の持ち主だったがプロ通算60勝は立派でドラフト希望枠の期待に十分こたえたと思う(正直、私は岩田がここまでの通算成績を残すと思わんかった)。


伊藤将司

背番号27 25歳 左投げ 推定年俸1300万円    
  試合 勝ち 負け セーブ 投球回 奪三振 与四球 防御率
1軍成績 23 10 140.1 79 34 2.44
2軍成績 3.00
<てきとう考察>
■20年ドラフト2位。投球の見た目成瀬。「ドラフト2位で社会人の技巧派左腕てマジか!?」と思ったが、まさかここまでやるとは・・・。制球力はそれなりに高いものの、投げている球自体は並に見えた。ただ、先発として十分なスタミナと安定感、そして強靭そうに見えるメンタルなどルーキーにも関わらずプロで何年も飯を食っているようなオーラを醸し出していた。今年の防御率(2.44)はさすがに出来過ぎだと思うが、「防御率3.0〜3.5程度、10勝前後」の数字を安定して残せるような先発投手になってほしい。


小野泰己

背番号28 27歳 右投げ 推定年俸1700万円 
  試合 勝ち 負け セーブ 投球回 奪三振 与四球 防御率
1軍成績 12 14.2 14 7.98
2軍成績 25 26 27 15 1.38
<てきとう考察>
■昨季は制球力が崩壊し藤浪以上の激ヤバ状態だったが、今季は150キロ台半ばのストレートをストライクゾーンに投げ込める程度には回復したのでホッとした。2軍ではそれだけでも十分に抑えることができるが、1軍においてストレート一本槍で抑えるほどの球威・制球力はない。多少の制球力と1軍で使える変化球が1種類でもあれば1軍中継ぎ陣において十分戦力になると思うのだが・・・(ただ、小野にとってそこが難しいのは分かっている)。


橋遥人

背番号29 26歳 左投げ 推定年俸2900万円 
  試合 勝ち 負け セーブ 投球回 奪三振 与四球 防御率
1軍成績 49 55 1.65
2軍成績 17.1 12 0.52
<てきとう考察>
■秋の妖精。今季の実働は1ヶ月ちょいであったが、勝負所で1軍昇格してヤクルトとの首位争いを最後までもつれさせる原動力となった。その球威、制球力、変化球、スタミナは一級品でその存在感は他球団のエース級と比較しても遜色ないどころか彼らを上回るほどである。ただし、スぺ体質はどうにもならずプロ入り4年間完走経験なし(今季もシーズン終了後に手術 涙)。来季にいきなり1年間先発ローテーションを全うできるとはとても思えず、いつあらわれるか分からぬ幸運の妖精としてその出現を期待せずに待つのが吉であろう。


佐藤蓮

背番号30 23歳 右投げ 推定年俸1000万円 
  試合 勝ち 負け セーブ 投球回 奪三振 与四球 防御率
2軍成績 26 34.2 35 27 5.71
<てきとう考察>
■20年ドラフト3位の大卒右腕。長身ムキムキの肉体から150キロの直球を投げ下ろすという最近の阪神好みの投手。中継ぎで期待されたが、制球力が2軍レベルでも崩壊気味で1軍で使えるようになるには時間がかかりそう。


谷川昌希

背番号34 29歳 右投げ 推定年俸950万円 
  試合 勝ち 負け セーブ 投球回 奪三振 与四球 防御率
2軍成績 7.1 1.23
<てきとう考察>
■2軍で好成績を残していたところを日本ハムに目をつけられ金銭トレードで移籍した。阪神時代は「社会人出身でそれなりの総合力の持ち主で2軍では抑えられるが1軍ではちょっと」というタイプだったが、移籍先の日本ハムでも敗戦処理止まりのようである(泣)


浜地真澄

背番号36 23歳 右投げ 推定年俸700万円 
  試合 勝ち 負け セーブ 投球回 奪三振 与四球 防御率
1軍成績 4.50
2軍成績 37 45 44 11 3.40
<てきとう考察>
■高卒5年目の総合力タイプの右腕。先発タイプと思っていたが今季は2軍でリリーフとして経験を積んだ。2軍では先発でもリリーフでもそれなりにやれる能力を持ち特に目立つ欠点もないが、1軍においては特徴不足という印象が変わらない。そろそろ1軍に定着しないとまずい立場である。。


及川雅貴

背番号37 20歳 右投げ 推定年俸600万円 
  試合 勝ち 負け セーブ 投球回 奪三振 与四球 防御率
1軍成績 39 39 38 24 3.69
2軍成績 36.1 29 10 2.72
<てきとう考察>
■高卒2年目左腕。高校時代は制球が破綻気味で「2軍においても成績を残すのに時間がかかりそう」と見ていたが、2軍どころかプロ入り2年目で1軍に定着するとは予想外であった。中継ぎのコマ不足の折にお試し昇格のような感じで1軍に昇格するとそのまま定着してしまった。左からの140キロ台後半のストレートとスライダーで小気味の良いピッチングを見せたが、安定感がかなり欠けるこの投手の「執念の勝ちパターン起用」はさすがにやり過ぎだったかと思う(中継ぎのコマ不足が深刻だったので仕方ない面はあったが・・・)。「制球はまだまだ」「緩い変化球はあるのか」などもあってリリーフ向きの投手かもしれないが、高卒2年目という年齢を考えると中継ぎとして使い潰すのではなく今後数年は先発投手としての道を探ってほしいところである。


尾中祐哉

背番号40 26歳 右投げ 推定年俸850万円 
  試合 勝ち 負け セーブ 投球回 奪三振 与四球 防御率
2軍成績 25 26.1 32 1.37
<てきとう考察>
■大和の人的補償で加入してから4年目、中継ぎタイプの右腕。今季は2軍で好成績を残しており、さらに1軍中継ぎ陣が崩壊気味だったにも関わらず1軍での出番がゼロであった。今季尾仲が1軍で活躍できたか?と問われれば何とも言えないものの、さすがにこの状態で1軍登板なしというのは「1軍首脳陣の誰かに嫌われているのか」と邪推してしまう。


村上頌樹

背番号41 23歳 右投げ 推定年俸720万円 
  試合 勝ち 負け セーブ 投球回 奪三振 与四球 防御率
1軍成績 5.1 16.88
2軍成績 17 10 84.2 75 23 2.23
<てきとう考察>
■20年ドラフト5位の大卒右腕。1軍で2度の先発機会を得たものの「ストレート超遅い」「変化球のコントロール激甘」でウンコのような投球内容を見せつけ滅多打ちにされた(泣)ただし、2軍では無双状態で「1軍登板時よりは速いストレート」「高い制球力」「多彩な変化球」など素晴らしい投球内容を見せつけた。どちらが真の村上の姿なのであろうか、願わくば来季は金のウンコとなってほしい。


エドワーズ

背番号42 33歳 右投げ 推定年俸7350万円 
  試合 勝ち 負け セーブ 投球回 奪三振 与四球 防御率
1軍成績 2.57
2軍成績 27 34 36 2.91
<てきとう考察>
■2年目中継ぎ右腕。150キロ前後の直球、それなりにキレてそれなりに制球されている変化球など1軍でも中継ぎとして十分に働ける能力の持ち主だが、(シーズン開始前から予想されたことではあったが)外国人枠のライバルたちとの競争に敗れほとんど1軍での出番がなかった。1軍でも中継ぎとして防御率2点台後半から3点台前半程度の成績は残せそうであるが、良くも悪くもまとまりがあるタイプで尖った能力はなく埋没してしまった感がある。他球団で活躍する姿を見たい気もするが、ストッパーを務めるには物足りない感じで「外国人枠がスカスカの球団で需要があるかどうか」ということろであろうか・・・。


守屋攻輝

背番号43 28歳 右投げ 推定年俸1750万円 
  試合 勝ち 負け セーブ 投球回 奪三振 与四球 防御率
1軍成績 12.00
2軍成績 32 32.1 40 4.73
<てきとう考察>
■19年に57試合に登板するなどブレイクしたがここ2年は1軍登板ほとんどなし。活躍時にしても細かい制球力や決め球になるような変化球があったわけではなく球威で押しまくっていっただけに、球威が戻るか否かがそのまま1軍で活躍できるか否かに直結するのではなかろうか。


アルカンタラ

背番号46 29歳 右投げ 推定年俸2億1000万円 
  試合 勝ち 負け セーブ 投球回 奪三振 与四球 防御率
1軍成績 24 59.1 48 14 3.49
2軍成績 14 10 0.00
<てきとう考察>
■韓国で無双しているところを阪神が獲得。先発でも150キロ台半ばの速球を投げ、制球力も十分というハイスペックの持ち主。チーム事情から最初は先発、最後は中継ぎとポジションが定まらず(あとコロナもあって)中途半端な成績となったが、先発としては先発3番手くらい、中継ぎとしてはセットアッパーをこなせるくらいの能力はあると思う。目立った弱点もないように思うがあえて(高いレベルで)粗探しするなら「速球に球速表示ほどの威力がなさそう」「コントロールがまとまりすぎて怖さがない」「決め球になるアンタッチャブルな変化球がない」「でかい割に投球に角度を感じない」といったところか。来季は役割を固定してあげましょう、大化けする可能性十分にあると思います。


秋山拓巳

背番号46 30歳 右投げ 推定年俸5100万円 
  試合 勝ち 負け セーブ 投球回 奪三振 与四球 防御率
1軍成績 24 10 132.2 107 25 2.71
2軍成績 3.60
<てきとう考察>
■2軍の帝王で終わるかと思われた男が2年連続で二桁勝利をあげ年俸も1億円を突破(22年の推定年俸は1億円超え)。137キロのストレートの本格派右腕という新たなジャンルを確立(この球速で投球スタイルが技巧派でなく本格派チックなのがまた凄い)。雄大な体躯から雄たけびをあげながら投げる130キロ台後半のストレートは阪神ファン以外にも絶賛浸透中である。対戦相手の球団によって防御率の差がかなりあるなどの弱点はあるが、エース投手というわけでもないので秋山の適性に沿った起用方法(狭い球場で起用してはいけない!)をとれば今後数年は10勝前後の数字を残せるだろう。なお、個人的には打撃成績が年々低下しているのが残念・・・伊予ゴジラの名にかけて1割8分以上の打率を期待したいが望みすぎだろうか。


川原陸

背番号47 21歳 左投げ 推定年俸480万円 
  試合 勝ち 負け セーブ 投球回 奪三振 与四球 防御率
2軍成績 ‐‐‐
<てきとう考察>
■高卒3年目左腕。昨季は140キロ台後半を記録するなど2軍でも出番を得はじめ、今季は2軍で主力化されることを期待していたが、主力化どころか2軍でも登板なしに終わり、オフには育成落ちと踏んだり蹴ったり(泣)井川タイプのケツでかサウスポーだけに何とか這い上がってほしいが・・・。


斎藤友貴哉

背番号48 26歳 右投げ 推定年俸850万円 
  試合 勝ち 負け セーブ 投球回 奪三振 与四球 防御率
1軍成績 19 23.1 26 12 4.63
2軍成績 14 43 35 17 2.72
<てきとう考察>
■大卒社会人で入団3年目。150キロを優に超える速球と切れ味するどいスライダーという極めて高いカタログスペックの持ち主なのだが、安定感を欠き今季も1軍定着とはならなかった。歯車が合えば1軍勝ちパターンに食い込めそうな能力者と見ているが、時々藤浪ばりのコントロールの悪さを発揮することもあり予断を許さない(泣)


ガンケル

背番号49 30歳 右投げ 推定年俸7880万円 
  試合 勝ち 負け セーブ 投球回 奪三振 与四球 防御率
1軍成績 20 113 87 24 2.95
2軍成績 4.1 0.00
<てきとう考察>
■シーズン前は「8人いる外国人投手の中では最も序列が低いのでは」と思われたが、開幕すると凄みはないがテンポの良い打たせてとる投球で先発ローテを確保、特に右打者の内角高めに食い込むシュート系のムービングボールは「右打者これ打てね〜な」という感であった。外国人枠の関係で登板間隔が伸びあまり投球回数は稼げなかったがシーズン終盤にも好投しており1シーズン活躍したと言って良いと思う。顔が何となく優しそうな感じ。


青柳晃洋

背番号50 28歳 右投げ 推定年俸5000万円 
  試合 勝ち 負け セーブ 投球回 奪三振 与四球 防御率
1軍成績 25 13 156.1 104 48 2.48
<てきとう考察>
■投球内容が年々進化しており、もともと「変則投法にしては抜群の球威が持ち味だが安定感のない投手」だったが「制球力」「右下手投げが苦手な左打者対策」「1試合におけるスタミナ」「1シーズンにおけるスタミナ」など毛髪を犠牲にして次々と高スキルを獲得し、今や阪神で最も安定感のある先発ローテーション投手にまで上り詰めた。「まさか、あの青柳が最多勝をとるような投手になるとは」と感無量である。


加治屋蓮

背番号56 31歳 右投げ 推定年俸2000万円 
  試合 勝ち 負け セーブ 投球回 奪三振 与四球 防御率
1軍成績 5.2 7.94
2軍成績 29 27.1 24 12 5.60
<てきとう考察>
■ソフトバンク戦力外を獲得。18年に72試合に登板した中継ぎ投手。開幕直後はかなり重要な局面で起用されていたが、炎上を繰り返し2軍に降格した。どこがストロングポイントか?と言われれば困る感じで球威・制球ともに1軍では厳しいように思う。戦力外か?とも思ったが今季はクビがつながった。しかし、来季は1軍で数字を残せなければの戦力外候補の筆頭であろう。


小林慶祐

背番号56 29歳 右投げ 推定年俸1300万円 
  試合 勝ち 負け セーブ 投球回 奪三振 与四球 防御率
1軍成績 22 20 16 11 2.25
2軍成績 11 11 15 1.64
<てきとう考察>
■オリックスからトレードで来て2年目。150キロに迫るストレートとフォークボールが武器という中継ぎ向き能力の持ち主。今季は中継ぎ陣がコマ不足であったため1軍でそれなりに起用され見事な防御率を残した。ただ、小林がこのまま1軍に定着して中継ぎ主力になるれるか?と問われれば「厳しいのではないか」と見ている。ストレートの球威や制球、変化球のキレや制球ともに1軍主力にはやや物足りない感じで、もし中継ぎ勝ちパターンなど緊迫した場面の登板が主になれば防御率はかなり悪化すると思う(防御率4点前後くらいになるのではないかと思う)。余程中継ぎ陣がコマ不足にでもならない限り、来季以降も今季のような起用方法になるではないだろうか。


望月惇志

背番号61 24歳 右投げ 推定年俸1150万円 
  試合 勝ち 負け セーブ 投球回 奪三振 与四球 防御率
2軍成績 17 24.1 21 9.25
<てきとう考察>
■若くして長身から150キロ台半ばの速球を投げ下ろし1軍でブレイク寸前までいった右腕だが、21年の「絶賛迷走中枠」に(泣)オフには育成枠に降格してしまった(泣)何が原因でこうまでなってしまったのか教えてほしい(泣)


桑原謙太郎

背番号64 36歳 右投げ 推定年俸2400万円 
  試合 勝ち 負け セーブ 投球回 奪三振 与四球 防御率
1軍成績 9.00
2軍成績 4.1 0.00
<てきとう考察>
■21年限りで戦力外。金本監督時代の中継ぎエース。「制球は超アバウト」「勢いと超絶スライダーで抑え込む」という感じの投手であったが、故障のためか、加齢のためか球速が大幅に低下して勢いがなくなり1軍でまともに起用できる状態ではなくなった。ただ、20代の頃の成績を考えれば「よくこの年齢まで現役でやれたな」というところで、本人も「やり切った」という気持ちではないだろうか。あのデタラメなパワプロスライダーを誰かが引き継いでくれないものか。


湯浅京己

背番号65 22歳 右投げ 推定年俸450万円 
  試合 勝ち 負け セーブ 投球回 奪三振 与四球 防御率
1軍成績 18.00
2軍成績 18 20.1 13 2.66
<てきとう考察>
■独立リーグから入団して3年目。入団2年間は2軍でもほぼ行方不明で「若いがそろそろクビが危ないかも」と思っていたが、今年無事発見された。2軍で数字を残し1軍に上がってきたがまだ1軍で投げるには力不足という印象。右上手のオーソドックスなタイプでこのままでは埋もれてしまいそう、という懸念も。来季は2軍で1年間稼働して2軍主力となるところからか。


小川一平

背番号66 24歳 右投げ 推定年俸950万円 
  試合 勝ち 負け セーブ 投球回 奪三振 与四球 防御率
1軍成績 19 21.1 19 2.95
2軍成績 11 30 32 4.50
<てきとう考察>
■大卒2年目右腕。シーズン半ばに1軍昇格すると崩壊気味の中継ぎ陣にあって重要な場面を任され存在感を見せた。凄いストレートや凄い変化球を投げるわけでもなく右上手から140キロ台後半のストレート、スライダーやフォークというよくいそうな中継ぎ右腕だが、投げっぷりが非常に良く左右の違いはあれど何となく昔の江草を思い出した。来季いきなり「1軍勝ちパターン」に食い込めるとは思わないが、「1軍中継ぎ投手」としてはそれなりにやれそうである。


石井大智

背番号69 24歳 右投げ 推定年俸550万円 
  試合 勝ち 負け セーブ 投球回 奪三振 与四球 防御率
1軍成績 18 17.1 16 6.23
2軍成績 14 13.2 10 1.98
<てきとう考察>
■20年ドラフト8位のルーキー。四国アイランドリーグで無双状態だった右腕で即戦力として期待され、開幕1軍入りを果たした。右のスリークォーターから150キロの直球とシンカーを操るという珍しいタイプで大いに期待されたが1軍では通用しなかった。原因は140キロ台後半の直球が1軍打者にあまり通用しなかったという点だと思う(球速表示ほどの威力を感じなかった)。直球で空振りやファ―ルがとれず簡単にはじき返されてしまったため、決め球シンカーを使うカウントが作れなかったという感じ。直球の球威を向上させるか、(変化球中心にするなど)投球スタイルを変化させるかしなければ1軍ではなかなか厳しいのではないか。


スアレス

背番号75 30歳 右投げ 推定年俸2億6300万円 
  試合 勝ち 負け セーブ 投球回 奪三振 与四球 防御率
1軍成績 62 42 62.1 58 1.16
<てきとう考察>
■一言で言うと「神」。昨季も素晴らしかったが、今季はそれ以上で私が今まで見てきた阪神のストッパーの中では全盛期の藤川球児に匹敵するかそれを上回るレベル。「160キロ前後のストレート」「変化球も140キロ台から150キロ台」「制球力も抜群」「角度のある投球」「1シーズン通じての安定感」などなど欠点なし、今季の阪神のMVPであろう。当然のごとくメジャーに引き抜かれたが、それが当たり前と感じるような充実した投球内容・成績・存在感であった。


伊藤和雄

背番号92 32歳 右投げ 推定年俸800万円 
  試合 勝ち 負け セーブ 投球回 奪三振 与四球 防御率
2軍成績 29 28.1 30 13 2.54
<てきとう考察>
■21年限りで自由契約。2軍では相変わらず好成績だったが、1軍での起用はなかった。1軍でもそれなりにやれる(はずの)潜在能力の持ち主で、それゆえにほとんど実績がないにも関わらず10年間クビにならなかったのだと思うが、1軍定着の好機を何度となく怪我などで逃しまくってしまった印象である(最後の大好機は矢野監督就任時の19年だったと思う)。球が遅いのに三振をばっさばっさと取る特殊系投手として活躍してほしかったが幻に終わってしまった(泣)


二保旭

背番号34 31歳 右投げ 推定年俸2800万円 
  試合 勝ち 負け セーブ 投球回 奪三振 与四球 防御率
1軍成績 15.1 5.28
2軍成績 14 13 5.14
<てきとう考察>
■シーズン中に中谷とのトレードでソフトバンクから加入。先発、中継ぎで起用されたが可もなく不可もなくという感じ。速球、変化球、コントロール全てにおいて平均的な感じで「よく巨大戦力のソフトバンクで先発ができていたな」という印象である。現在の能力、年齢、今後の伸びしろなどを考慮しても先発で起用するメリットはあまり感じられず、かと言って今さら2軍で起用する投手でもないだろうから、1軍で便利屋的中継ぎ(ビハインド、敗戦処理、ロングリリーフなど)で起用するくらいしか起用方法がないように思うのだが(また、その起用方法であればそれなりに重宝するような気がする)。


石井将希

背番号93 25歳 左投げ 推定年俸420万円 
  試合 勝ち 負け セーブ 投球回 奪三振 与四球 防御率
2軍成績 29 20.2 14 18 3.48
<てきとう考察>
■大卒4年目の左腕、21年限りで自由契約。育成上がりの選手で毎年2軍ではそこそこの数字を残していたが「投球内容的に1軍では通用しなそう」ということでクビに(泣)確かにそんなに特徴がないタイプではあったが、左だしもうちょいお試し起用してみてもよかったんじゃないかと思う。


島本浩也

背番号120 28歳 左投げ 推定年俸2800万円 
  試合 勝ち 負け セーブ 投球回 奪三振 与四球 防御率
2軍成績 ‐‐‐
<てきとう考察>
■19年は主力中継ぎ投手だったが、怪我とトミーによる育成落ちで今季は回復に専念。もし故障前の姿で復活すれば中継ぎ陣の運用がかなり楽になるだろうが果たしてどうか。


才木浩人

背番号121 23歳 右投げ 推定年俸980万円 
  試合 勝ち 負け セーブ 投球回 奪三振 与四球 防御率
2軍成績 ‐‐‐
<てきとう考察>
■島本と同じく怪我とトミーによる育成落ちで今季は回復に専念。完全復活すれば将来のエース候補と言えるほどの素質の持ち主だが・・・。


岩田将貴

背番号122 22歳 左投げ 推定年俸300万円 
  試合 勝ち 負け セーブ 投球回 奪三振 与四球 防御率
2軍成績 6.2 2.70
<てきとう考察>
■20年育成ドラフト1位の大卒左腕。トミー明けだったため育成枠での指名となったものだと思われる。左のサイドスローなので役割は左殺し。まだ、見たことがないので能力については何とも言えないがチーム内に同タイプがいないため(21年オフにソフトバンクの左サイドスローを育成枠で獲得したが・・・)自信の特徴を発揮すれば1軍に上がりやすいタイプだと思う。


鈴木翔太

背番号123 26歳 右投げ 推定年俸500万円 
  試合 勝ち 負け セーブ 投球回 奪三振 与四球 防御率
2軍成績 20 26 22 16 1.73
<てきとう考察>
■クリストファー。元中日ドラ1右腕。中日を戦力外になったところを育成枠で獲得。元ドラ1だけあって惚れ惚れするようなストレートの持ち主でオープン戦などでは期待を集めたが故障などもあって支配下昇格はなかった。ただ、2軍での防御率は良かったのでもう1年育成で様子を見るかと思ったがあっさりと戦力外になってしまった(泣)近年良く聞く血行障がいというのは投手にとって致命的なものなのだろうか。


牧丈一郎

背番号126 22歳 右投げ 推定年俸450万円 
  試合 勝ち 負け セーブ 投球回 奪三振 与四球 防御率
2軍成績 17 49 29 17 3.31
<てきとう考察>
■高卒4年目、育成落ち3年目。2軍成績は毎年徐々にではあるが向上してきており、支配下復帰も徐々に近づいている。