ホーム>阪神タイガース選手名鑑外野手編 2024年決定版(2025年1月30日作成)





阪神タイガース選手名鑑2024年決定版 外野編


阪神ファンの管理人でぶぶが作成する阪神タイガースの2024年度選手名鑑です。シーズン前の名鑑ではなく、シーズンの活躍を踏まえた上でシーズン後に作成しております。実況パワフルプロ野球の決定版のようなイメージで作成しております。昔ほどの勢いで作れません、ネタ切れです。なお、「今季」は2024年、「昨季」は2023年、「来季」は2025年を指します。


管理人でぶぶは毎試合甲子園に行くような熱心な阪神ファンではなく、テレビ観戦が主な「なんちゃって阪神ファン」なので考察内容はテキトー且つ無礼かもしれません、贔屓選手について無礼な内容が書かれていてもあまり怒らないでください。また、2024年度選手名鑑の投手編は色々と忙しくて作れなさそうです(泣)





阪神選手名鑑 外野手編



森下翔太

背番号1 24歳 右投げ右打ち 推定年俸3800万円
<守備位置>ライト
  試合 打席 安打 本塁打 打点 四球 三振 盗塁 打率 出塁率
1軍 129 526 126 16 73 53 78 275 363
2軍 11 375 545
<てきとう考察>
■順調に成長中の大卒2年目外野手。3番ライト。序盤は不振だったが、後半戦は調子を上げ「今季の阪神打線の中で一番怖い打者」だったと言える。長打力を含有する勝負強い打撃だけでなく、守備力、肩力、走力も一定レベル以上にあり主力野手として長きにわたって活躍できる素材である。25年は「4番抜擢」の噂もあるが果たしてどのような成績を残してくれるか楽しみだ。



近本光司

背番号5 30歳 右投げ左打ち 推定年俸3億2000万円
<守備位置>センター(ゴールデンクラブ)
  試合 打席 安打 本塁打 打点 四球 三振 盗塁 打率 出塁率
1軍 141 639 160 45 68 93 19 285 365
<てきとう考察>
■1番センター。阪神打線の核心。20年前くらいの感覚で数字だけ見ると「打率2割8分5厘か~」「ホームラン6本ね」「普通の外野手やなぁ」という感じでずば抜けている印象を持てないが、現在の投高打低の野球界においてはかなり良い数字だし、さらに数字以上の存在感を放つ類型の稀有な選手。欲を言えば「常に3割打ってくれ」「もっとホームラン打てるやろ」「最低30盗塁は頼む」「エラーすんな」など色々あるが、そこまでいくとメジャー級の選手になってしまう。なお、阪神打線は近本に負担をかけすぎている感もあるので(今季は4番まで打たせたしね・・・)、もう少し負担を軽減できればさらに数字も伸びると思う。近本が元気なうちにまた優勝してほしい。



シェルドン・ノイジー

背番号7 30歳 右投げ右打ち 推定年俸1億6170万円
<守備位置>レフト(強肩〇)
  試合 打席 安打 本塁打 打点 四球 三振 盗塁 打率 出塁率
1軍 49 149 31 14 16 231 302
2軍 51 161 31 23 20 35 223 323
<てきとう考察>
■昨季はかなりの打席数をもらいながら落第点の成績で解雇濃厚かと思われたが日本シリーズの活躍で(多分)残留が決定。残留については懐疑的ではあったものの「まさかの覚醒があるかもしれない」と微かに微かに期待していたがノイジーはやっぱりノイジーだった。打席での怖さがほとんどなく、いくら外野守備が(助っ人外国人にしては)マトモと言えどこれでは起用する価値がない。結果的には今季のノイジー・ミエセスの両助っ人外国人のへ期待と投資、そしてその反動(2人とも全く活躍せず)が阪神が優勝を逃した主要因の一つと言えるかもしれない(結果論だが、本来であれば2人とも再契約に値する成績ではなかったのに、優勝フィーバーの余熱もあってあっさり再契約してしまった感があった。再契約せずに外国人ガチャをまわすべきだったと言えよう)。なお、1軍はともかく2軍でで率2割2分というのはノイジーの力量から考えて低すぎる。やる気を失っていたのだろうか?



井上広大

背番号32 23歳 右投げ右打ち 推定年俸840万円
<守備位置>外野
  試合 打席 安打 本塁打 打点 四球 三振 盗塁 打率 出塁率
1軍 23 55 11 20 212 255
2軍 83 355 95 52 37 92 308 386
<てきとう考察>
■高卒5年目外野手。23年はかなり期待されていたが1軍で全くふるわず(2軍でも成績が低迷)序列がかなり低下してしまったが、24年は2軍で高打率を残し(3割打ったのはびっくりした)、何とか這い上がった1軍でもプロ初ホームランを放つなど自慢の長打力を見せつけた。かなり下がっていた序列が「レギュラーを狙える立場(前川のライバル一番手あたり)」くらいには回復したと思われる。三振率が示すように打撃の粗さはかなりのものだが貴重な長距離打者タイプだけに1軍に定着してほしい。



井坪陽生

背番号40 19歳 右投げ右打ち 推定年俸600万円
<守備位置>外野
  試合 打席 安打 本塁打 打点 四球 三振 盗塁 打率 出塁率
2軍 105 301 75 28 20 27 15 275 330
<てきとう考察>
■高卒2年目外野手。高卒1年目シーズンの序盤から一貫して2軍で主力としてプレイ。三拍子揃いタイプの外野手で特に高い打撃センスの持ち主。1軍レギュラーにはまだまだ力不足だろうが、25年シーズンでは将来のレギュラー候補として1軍でどんどん打席を与えてほしい。



高浜祐仁

背番号43 27歳 右投げ右打ち 推定年俸1500万円
<守備位置>外野・一塁
  試合 打席 安打 本塁打 打点 四球 三振 盗塁 打率 出塁率
2軍 70 150 33 13 23 41 273 400
<てきとう考察>
■24年限りで自由契約。トレード2年目。昨季は2軍で悲惨な成績に終わり「23年限りでクビか」と思っていたが、契約が更新された。今季は何故か外野手登録で、悲惨だった昨季に比べれば(2軍での)打撃成績も上向いていたものの、ポジションが一塁の打撃型選手が2軍でもホームラン0本では1軍での出番無しもやむなしというところだろう。生え抜き選手ではないが自由契約後阪神の球団スタッフ入り(兄貴を人的補償で出してしまった禊だろうか・・・)。



島田海吏

背番号53 28歳 右投げ左打ち 推定年俸3000万円
<守備位置>外野(イメージほど上手くない)
  試合 打席 安打 本塁打 打点 四球 三振 盗塁 打率 出塁率
1軍 62 94 22 10 16 275 363
2軍 44 128 25 16 18 18 238 360
<てきとう考察>
■控え外野手。23年は控え外野手として100試合に出場しながら打率145と悲惨な成績だったが、24年は出場試合は減ったものの2割台後半の打率を残し何とか持ち直した。ただ、25年のレギュラー候補か?問われるとやはり候補ではないように思う。打撃については(抽象的だが)打席でのレギュラーの雰囲気を全く感じないのだ(成績は悪くても怪しげな雰囲気を醸し出している選手はいるのだが島田にはそれがない)。守備についても肩は悪くないし、俊足を活かした守備範囲も悪くはないのだが「守備でレギュラーをとれる選手か?」と問われれば「う~ん・・・」となってしまう(走塁に関しては素晴らしいと思う)。総合的に考えると「1軍にいる4人目の外野手」というのが島田の適役なのかもしれない(レギュラー候補ではなくレギュラーに怪我人が出た際に穴埋め的にスタメンで出場する選手というイメージ)。なお、「代走で盗塁ができる能力」「植田ら他の代走要員をはるかに上回る打撃力」「近本欠場時に(一応)センタースタメンで出場できる能力」など1軍の戦力としては(あまり脚光を浴びないが)極めて貴重な存在である。






ミエセス

背番号55 29歳 右投げ右打ち 推定年俸7350万円
<守備位置>外野(穴)
  試合 打席 安打 本塁打 打点 四球 三振 盗塁 打率 出塁率
1軍 14 19 111 158
2軍 58 188 37 22 22 44 228 330
<てきとう考察>
■昨季は成績的にも打席での雰囲気的にも明らかにクビ濃厚な感じだったのに、岡田監督がやけにご執心であっさり(ノイジーより先に)残留が決定。岡田監督がそこまで執心するということは秘めたる凄い力があるのかも!?と微かに期待していたが、秘められた力はゼロだった(泣)1軍ではほとんど起用されず、2軍で無双したかと言えば結構ボロボロな成績。1年目より進化どころか劣化してしまった(泣)いくら本人のキャラが良くて、かつ円安の影響で年俸が高騰しているとは言えこのレベルの外国人の年俸7000万円を2年間払い続けた判断はいかがなものだっただろうか(まあ、正直2年目の今季、2軍でもここまで打てないとは思わなかったが・・・1軍では無理でも日本野球に順応して2軍で無双に近い感じになるんじゃなかいと思っていた・・・)。



前川右京

背番号 21歳 右投げ左打ち 推定年棒850万円
<守備位置>外野
  試合 打席 安打 本塁打 打点 四球 三振 盗塁 打率 出塁率
1軍 116 362 87 42 27 50 269 343
<てきとう考察>
■高卒3年目外野手。完全なレギュラーではないがレフトのレギュラー格になった。高い打撃技術はプロのレギュラー打者達と比べても全く遜色ない。その高い打撃技術がレフトレギュラー格奪取の原動力となったのだが、「前川が図抜けた成績を残した」と言うよりは「前川が何とか及第点の成績を残している間に、他のレギュラー候補が自爆していった」という印象である(ノイジーとかミエセスとか小野寺とか)。打撃技術は素晴らしいもののホームランを期待できるタイプではないので(甲子園でなければ10本以上打てるかもしれないが・・・)、打率3割以上又は高出塁率のいずれかを常に残せるようにならないと不動のレギュラーという立場になれないと思う(守備走塁は1軍平均レベルより下だと思うのでなおさらである)。ただ、なんやかんや言っても25年の1軍レフトレギュラーの筆頭候補であり、ライバル(井上とか小野寺とか野口とか新外国人とか)も強力とは言えないので、(規定打席到達で)打率280~300、ホームラン5本~10本程度の成績を残せればレギュラー固めの1年になるかと思う。



小野寺暖

背番号60 26歳 右投げ右打ち 推定年棒1700万円
<守備位置>外野・一塁
  試合 打席 安打 本塁打 打点 四球 三振 盗塁 打率 出塁率
1軍 25 29 10 148 179
2軍 35 121 24 10 15 18 242 353
<てきとう考察>
■大卒5年目外野手。昨季は控え外野手として打撃で優勝に貢献し「小野寺もついに1軍格の選手になったなぁ」と思っていたのだが、今季は成績が低迷し昨季の貯金を全て失ってしまった印象(格の違いを見せつけていた2軍でも成績が低迷してしまった)。また、同じタイプ(右打ち中距離砲の外野手)の森下が完全に外野レギュラーを掌握したのも小野寺にとって逆風。1軍で代走守備固めをやるような守備力走力でもないし、代打で活躍という感じもしない。よってレフトのスタメン(センターライトは空いていない)を奪取するしか1軍での出番はないと思うのだが、確実性では前川、長打力では井上や野口に劣るように感じる。恐らくチャンスは少ないと思うので、少ないチャンスでヒットを放ち1軍枠にしがみつくしかない(何となく、しがみついて最後に渋い成績を残すのが小野寺っぽいと思う)。



豊田寛

背番号61 27歳 右投げ右打ち 推定年俸750万円
<守備位置>外野
  試合 打席 安打 本塁打 打点 四球 三振 盗塁 打率 出塁率
1軍 11 19 211 211
2軍 90 305 80 41 28 37 294 362
<てきとう考察>
■大卒社会人で入団3年目。入団から2年間は2軍で何とも言えない打撃成績(悪くはないけど、年齢とかを考慮するとあまり先がなさそうな成績)を残し「24年オフにはそろそろヤバいかも」と思っていたが、今季は2軍で(一時期は首位打者レベル)の好成績を残し1軍に這い上がってきた。ただ、1軍ではあまり出場機会がなく(打撃陣不振の時期だったので「もっと使ったれよ」と感じた)、プロ初ヒットを放つなどわずかな足跡を残すにとどまった(「延命した」という表現が正しいような気がする)。正直なところ今後の1軍での展望はかなり厳しい。来季は28歳で中堅の年齢だし(期待値で起用される年齢ではない)、打撃にもあまり特徴を感じない上、守備走塁に特徴があるわけでもない。打って打って打率を残すしかないタイプだと思うがどうだろうか・・・。25年は1軍で一定の成績を残さないとかなり危うい立場になる、と言えよう(直接的なライバルは小野寺あたりか)。



野口恭佑

背番号97 24歳 右投げ右打ち 推定年俸420万円
<守備位置>外野
  試合 打席 安打 本塁打 打点 四球 三振 盗塁 打率 出塁率
1軍 26 61 10 12 189 279
2軍 81 311 82 35 23 28 295 360
<てきとう考察>
■大卒2年目外野手(22年育成1位)。全く注目されていなかったが1年目のウエスタンリーグ、秋季キャンプなどで目立ち岡田監督の構想入り。今季は1軍でもかなりチャンスを与えられた(成績の割にかなり打席をもらったと思う)。ただ、1軍では注目のきっかけとなった長打力の香りがほとんどせず、1軍定着にはまだ壁があるなと感じた。2軍では好成績を残しているのだがホームラン数が伸びていないのが多少気になる。長打を打ってナンボの選手だと思うので、25年は2軍で圧倒的な長打力を見せてほしい。そうすればおのずと前川、井上らとの1軍レギュラー争いに参戦できるはずである。



福島圭音

背番号126 23歳 右投げ左打ち 推定年俸300万円
<守備位置>外野
  試合 打席 安打 本塁打 打点 四球 三振 盗塁 打率 出塁率
2軍 110 232 48 23 21 39 15 245 344
<てきとう考察>
■大卒1年目(23年育成2位)。地方とは言え大学リーグで首位打者になった選手だけに2軍ではもうちょっと打てるかと思っていた(1年目の打率2割4分5厘はめちゃくちゃ悪いわけではないが・・・)。打撃も走塁も1軍枠入りするにはまだ粗い感じ。ただ、阪神にはセンターを守れる選手があまりおらず(絶対的レギュラーの近本を除けば島田くらいか)、守備走塁が売りの福島の1軍枠入りのハードルはそこまで高くない。25年は2軍で打率270~290、30盗塁(盗塁死は減らすこと)程度の成績を残せれば未来は明るいと思う。