阪神タイガースドラフト考察1998年ドラフト>金沢健人

1998年ドラフト2位 金沢健人 超てきとう阪神タイガースドラフト考察

金沢健人投手 年度別成績
年度 球団 試合 先発 勝ち 負け セーブ 投球回 奪三振 与四球 防御率
99 阪神 1軍出場なし
00 阪神 1軍出場なし
01 阪神 12 13.0 6.92
02 阪神 50 68.2 52 22 4.33
03 阪神 36 55.2 44 10 2.75
04 阪神 23 43.1 42 13 3.53
05 阪神 1軍出場なし
06 阪神 25 26.1 21 4.78
07 ハム 10 22.1 12 8.46
08 ハム 18.0 6.00
09 オリ 7.2 4.70
10 ソフ 38 46.2 30 18 2.89
11 ソフ 53 43.1 30 12 1.66
12 ソフ 49 44.1 28 14 2.44
13 ソフ 27 23.0 12 12 3.13
通算 332 15 11 412.1 287 137 3.73


ドラフト的選手評価・・・C

BかCかで迷ったがCとさせていただいた。限りなくBに近いCです。


超てきとう考察

闘志むき出しの投球スタイルも安定感を欠く

上原や二岡を逃した98年のドラフトで最終的に阪神が逆指名枠を使って獲得したのがこの金沢だ。プロ入り4年目星野監督の時代に星野監督に重用され(他に投手がいなかったのかもしれない・・・)、中継ぎとして50試合に登板。だが、安定感を欠き、敗戦処理やロングリリーフではそこそこのピッチングをするも僅差になると打ちこまれた(力みすぎていたんだろうか・・)。そのため阪神でのその後の起用法は敗戦処理や先発投手が誰もいなくなった時の先発などとなった。毎年そこそこ1軍でも投げていたが主力の扱いではなかったと思う。

長身から投げ下ろすようなピッチングで調子のよい時はストレートが外角低めにビシッと決まった。また変化球は変化量の大きいスライダーが決め球だったような気がする。ただ、ストレートは同期の藤川、福原ほどの威力がなくそれ1本で抑えられるほどでもない。また、その投球スタイルも一生懸命投げているのはよく分かるのだが安定感がなく見ていていつも不安だった。若手の時代から「先発にしろ後ろにしろ主力投手にはならんだろうな」という印象があった。

その後は数球団を流浪するが最後にソフトバンクで花を咲かす。敗戦処理で何とか実績を残し、統一球時代の11年、12年には勝ちパターンにも食い込んだ。

管理人の金沢のイメージは「残す数字は意外と良いが、数字ほどの印象がない投手」というところだ。