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1998年ドラフト3位 福原忍 超てきとう阪神タイガースドラフト考察

福原忍投手 年度別成績
年度 球団 試合 先発 勝ち 負け セーブ 投球回 奪三振 与四球 防御率
99 阪神 54 10 70.1 53 27 4.09
00 阪神 36 14 117.2 119 42 3.29
01 阪神 39 16 12 129.1 104 71 3.13
02 阪神 25 30.0 30 5.10
03 阪神 22.0 27 10 2.86
04 阪神 29 29 10 15 181.1 148 58 3.87
05 阪神 28 26 14 171.2 124 45 3.51
06 阪神 24 23 12 154.2 119 42 2.09
07 阪神 19 14 71.2 42 19 6.53
08 阪神 34.0 17 12 3.44
09 阪神 14 14 10 74.1 45 27 4.84
10 阪神 19 24.1 20 10 5.18
11 阪神 55 48.2 59 16 2.59
12 阪神 60 51.0 43 12 1.76
13 阪神 50 14 45.0 38 11 1.20
通算 465 146 73 94 28 1226.0 988 409 3.48


ドラフト的選手評価・・・B

Aをつけたいほどの活躍


超てきとう考察

俳優。いつが全盛期かわからない。何度も甦る不屈のおっさん投手

しぶといおっさんである。入団時からセットアッパー→ストッパー→先発→先発失格引退か?→敗戦処理→中継ぎ→セットアッパー→ストッパーとすさまじいポジションの移ろいを見せるがどのポジションでもそこそこ活躍している。

入団時は「とにかく思いっきり投げとるな」という感じの投球フォームから155キロのストレート。他の阪神投手が技巧派のおっさんばかりだったのでノムさんに重用され中継ぎ、抑え、先発と使われまくり、そのせいかどうか故障してしまう。闘将時代はほぼリハビリと休息にあて、どんでん時代には先発投手として復活。3年間ローテーションを守り抜いた。先発時の福原は大きなカーブを覚え、なぜかカーブ投手のイメージが定着。投球フォームも若手時代の「思いっきし投げとけフォーム」ではなく「あんまり重心を下げすぎない大人のフォーム」に変わっていた。

だが先発として福原は勝てなくなる。3年ほどまともな戦力ななれない時期が続き阪神ファンからも過去の人扱いされる。管理人は福原が登板すると「まだ福原つかっとんかい!若手使わんかい!」と思っていた。だが、福原は中継ぎとして甦る。30後半のおっさんのクセに150キロ台のストレートを連発、というより変化球をほとんど投げないストレート一本槍の投球。しかもそれで抑えてしまう。不思議な光景だった。

特に藤川移籍後の2013年は藤川が乗り移ったようなオールストレートピッチング。ストッパーにまで昇格してしまう(押し付けられたともいう)。おっさんのくせに年々球威が上がり、投球術を忘れたかのような直球一本槍の投球に得体の知れぬものを感じる管理人であった(カーブ、スライダー、フォークはどこにいった)。

ちなみに管理人の家では福原は「俳優」と呼ばれている(※本人の発言による)。