でぶぶの考察シリーズ|阪神タイガース選手名鑑外野編 2018年決定版
ホーム>阪神タイガース選手名鑑外野手編 2018年決定版(2019年1月11日作成)
<守備位置>ライト(微妙)
<てきとう考察>
■阪神の主軸。怪我によって1月程度の離脱はあったものの出場機会を得れば期待以上でも期待以下でもない程度の成績を残した(阪神に来たFA選手にしては珍しい!)。ある程度の長打力があり得点圏打率もなかなか、四球も選べ、20盗塁できる走力ありの「スーパーサイヤ人糸井」はある部分では健在である。ただし、守備の劣化は甚だしく、肩はまあまあだが守備範囲はかなり狭くなっている(本来は左翼を守らしたいが福留の守備範囲も狭まってきているし難しい・・)。また、鋼のような上半身に比べ下半身は怪我が多い。年齢を考えれば仕方ないのかもしれないが、143試合をスタメンとして戦うのは難しそうである。まあ色々と問題を抱えているものの阪神野手陣の中で唯一の全国区の選手であることは間違いなく、19年も3番又は4番として打線を牽引するであろう。
<守備位置>レフト(年の割には上手い)
<てきとう考察>
■齢41となり、さすがに厳しいかと思ったが終わってみれば主軸として恥ずかしくない成績を残した。この年齢になっても甲子園の外野を守り、甲子園のスタンドに(左打者のくせに)ホームランをたたきこめるのは「凄い」の一言である。ただし、守備範囲はかなり狭まり、足もかなり遅くなってきている(仕方ないことだが)。19年は42歳となり、いきなり成績が急降下する可能性も十分あるだろう。貧打阪神は、ここ4、5年「とりあえず福留を出しといたらクリーンアップの1席を埋めれる」というような感じで福留の安定感と存在感に頼り切ってきたので、福留が衰えた場合のダメージは想像以上だと思う(間違いなく打率・打点など単純な数字以上の存在感はある)。42歳のおっさんを楽にさせるため高山・江越・中谷あたりは奮起しなければならないのだが、19年も彼らが福留に勝てる姿を想像できないのが悲しい(泣)
<守備位置>左翼(かなりヤバい)・中堅(ちょっとヤバい)
<てきとう考察>
■16年の新人王も迷走気味。金本監督の期待は大きく、開幕スタメン、そしてかなり我慢して起用してもらっていたと思うが、消化不良な中途半端な打席を繰り返した。早打ちで四球を選べないタイプの選手なので高打率を残すか長打力でも発揮しない限り外野レギュラーに求められる打撃水準には達しない(外野守備も良くないし、今の成績ではお荷物と言われても仕方ない)。「天才的な打撃センス」「俊足」「強肩」「スター性」などを持ち合わせているだけに今のような1軍半の立場で終わらせてしまうのは何とも勿体ない選手である。
<守備位置>中堅(上手い)
<てきとう考察>
■阪神ファン以外からもネタ系選手としての地位を確立しつつある。1軍ではあまり出場機会がない中で四球0、三振22という「らしい成績」を残し、2軍ではネット民を喜ばせるような目立つ成績(低打率、それなりのホームラン数、鬼のような三振数、かなりの盗塁数など)を残した。代走・外野守備固めとしてであれば1軍戦力ではあるものの、バットに当たらない以外は高すぎる身体能力が単なる守備固めにさせるのをもったいない気持ちにさせる困ったちゃんである。ただ、2軍でいくら鍛えようが江越のミート力が上がる気もせず、かと言ってトレードに出したからと言ってトレード先で打ち出すとも思えず何とも悩ましい。阪神野手陣屈指のパワー、広大な守備範囲、超俊足、強肩など夢を見させてくれるが、宝くじと同じで夢と終わりそうである(泣)
<守備位置>左翼・中堅
<てきとう考察>
■打席では変質者的な鋭い眼光の左の好打者(週刊新潮の騒動以来そういう人にしか見えない 泣)。成績だけ見れば大したことないが隼太にとって18年がプロ7年目にして最良のシーズンであったことは間違いないだろう。見た目の数字だけを見ればもっと良いシーズンもあったが(18年は最終盤の連続無安打で成績を落として見映えが悪くなってしまった)、シーズンを通して1軍にいたことは初めてであり、また「重要な場面での代打」「スタメン時は3番から6番などで起用」など首脳陣から評価されているんだなと感じる起用のされ方だった。目立つ特徴はないものの、(相手チームからすれば)代打で出てきたら多少嫌な感じがする程度の1軍レベルの打者に成長した(入団後数年間は全く怖さがなかったことを考えると大きな成長である)。ただ、今後常時スタメンを担えるような選手となるかと言われれば、それは難しいように感じる。打撃が1軍レベルに成長しているとは言え、長打力や確実性が際立つわけではない。また、外野守備はネタにされていた数年前に比べればマシだがそれでも平均よりは下だと思う。足も遅くはないが盗塁できるほどでもない。それに19年は30歳のシーズンなので、スタメンで多くの打席を与えて将来のレギュラーを目指してもらうという年齢でもあるまい(入団1、2年目あたりから現在の打撃を披露できていれば、あるいは、と思わないでもないが・・)。「代打屋」としての道を極めることが隼太にとって正しい選択肢だと思う。愛してるぜっ伊藤隼太!
<守備位置>外野
<てきとう考察>
■17年ドラフト4位の大卒ルーキー。個人的にはもっとやれると思っていた選手である(ドラフト時にドラフト4位での獲得はラッキーだと思っていた)、1軍成績は出場機会が少ないのであまり参考にならないが、少なくとも2軍では主力として活躍すると思っていた。確かに2軍で101試合に出場して26盗塁はそれなりの成績だが、盗塁失敗19回は多すぎる。また、打率にしても3割近くは打つと思っていたので、長打力がないタイプにも関わらず2割3分台はがっかりである。ただ、左打ちの俊足外野手で1、2番タイプとプロでは数が多く埋没しそうなタイプにも関わらず、阪神においては同タイプがルーキーの近本くらいであるため(ライバルが少ない)、多少でも打てれば一気のレギュラー獲得も有り得る立ち位置である。
<守備位置>外野(まあまあ)・一塁
<てきとう考察>
■右のアスリート系外野手。17年は20本塁打を放ちしかも阪神若手では珍しくまともに守れることもあって、18年は不動のレギュラーとして期待されたがなかなかに酷い成績に終わった(泣)もともと器用なことができるタイプではないのに、器用なこと(例えば確実性など)を追い求めた結果ドツボにはまったような感もある。個人的には、頭脳的な野球ができるタイプとも思えないので何も考えずに思いっきり振って低打率は気にせずにホームランを量産するしかないタイプだと思うのだがいかがだろうか?打率2割5分、ホームラン30本あたりがこの選手の完成形だと見ている。守備はまともなのでそれだけ打ってくれれば不動のレギュラーであろう。速いストレートに振り勝て中谷!
<守備位置>二塁・外野・遊撃・一塁(メインは二塁)
<てきとう考察>
■中軸タイプではないが何故か矢野2軍監督に重用され2軍の4番に定着。1軍ではあまり出場機会を得れなかったが2軍では主力として活躍し、1、2年目の2軍成績から考えればかなりの成長を見せた。重用してくれた矢野監督の1軍監督就任は板山にとって間違いなく追い風だが、1軍で起用するとなると使いどころが難しい選手ではある。内外野のほぼ全てのポジションを守れるが、どのポジションも決して上手いわけではない(どちらかと言えば平均以下かも)。足に関しても18年は2軍で14盗塁したものの、元来俊足選手というわけでもなく果たして1軍ではどうだろうか。1軍で守備固め、代走などで起用できるタイプではないのだ。よって打つしかないのだが、今年の打撃の成長を見れば「このペースで成長を続ければあるいは」とも思えてくる。プロ入り自体が意外だった雑草(金本枠で指名されたと言われた)が這い上がって1軍のレギュラーをとるというシンデレラストーリーが見れるかもしれない(高山よ!板山に抜かれないように頑張るんやで!)。
<守備位置>外野
<てきとう考察>
■18年限りで自由契約。2軍での成績が決して悪いわけではなかったが、「外野で他にクビを切れる選手がおらず、1軍レギュラー獲得が見込めない緒方が年齢的なこともありクビを切られた」といったところであろう。プロ入り2年目には1軍で短い期間ながらインパクトを見せたが、度重なる怪我からそのインパクトが失われていき、この選手の大成を阻んだような気がする。怪我によって一瞬のキレというか瞬発力というかそんなものが失われていき2軍主力レベルで小さくまとまってしまった印象だ。
<守備位置>センター(普通。決して上手くはない)
<てきとう考察>
■17年にプロ入り後最高の成績を残し、18年は「もしかしたらレギュラーも」という立場でスタートしたが、開幕から打撃がドツボにはまってしまった(泣)鋭い打球が野手正面などで運悪くアウトになっていったりするうちに調子を崩し、最後まで復調しきらなかった。18年はレギュラー取りへの最後のチャンスの年だったと思うが、逃してしまったため永遠に「レギュラー俊介」を見ることはなかろう。今年の打撃成績は悪すぎで本来は2割5分は打てる選手であるため今後も1軍ではそこそこ起用されると思うが、与えられる打席数は年々減っていくのではないかと思う。また、一時は強みであった守備・走塁の能力が明らかに落ちており代走・守備固めでの起用も減っていくと思う。ただし、俊介はFA獲得年(17年)という最高のタイミングで最高の成績(それでも規定打席にのっていないが・・)を残したため、一度も規定打席に達したことがないにも関わらず17年オフに5000万円というレギュラークラスの年棒と複数年契約をゲットしている(泣)
<守備位置>外野
■育成契約。脳腫瘍からの復帰を目指す、大事をとってか今年は2軍の出場も0。鳴尾浜では目撃されているみたいなので、19年から試合復帰するのではないかと思われる。2軍でじっくり鍛えてスラッガーとして1軍に復帰してほしい。
阪神タイガース選手名鑑2018年決定版 外野編
阪神ファンの管理人でぶぶが作成する阪神タイガースの2016年度選手名鑑です。シーズン前の名鑑ではなく、シーズンの活躍を踏まえた上でシーズン後に作成しております。実況パワフルプロ野球の決定版のようなイメージで作成しております。今年は例年より作成に時間がかかったな・・・。
管理人でぶぶは毎試合甲子園に行くような熱心な阪神ファンではなく、テレビ観戦が主な「なんちゃって阪神ファン」なので考察内容はテキトー且つ無礼かもしれません、贔屓選手について無礼な内容が書かれていてもあまり怒らないでください。
阪神選手名鑑 外野手編
糸井嘉男
背番号7 37歳 右投げ左打ち 推定年棒4億円<守備位置>ライト(微妙)
試合 | 打席 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 四球 | 三振 | 盗塁 | 打率 | 出塁率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1軍 | 119 | 509 | 129 | 16 | 68 | 77 | 63 | 22 | 308 | 420 |
2軍 | 1 | 3 | 2 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 667 | 667 |
■阪神の主軸。怪我によって1月程度の離脱はあったものの出場機会を得れば期待以上でも期待以下でもない程度の成績を残した(阪神に来たFA選手にしては珍しい!)。ある程度の長打力があり得点圏打率もなかなか、四球も選べ、20盗塁できる走力ありの「スーパーサイヤ人糸井」はある部分では健在である。ただし、守備の劣化は甚だしく、肩はまあまあだが守備範囲はかなり狭くなっている(本来は左翼を守らしたいが福留の守備範囲も狭まってきているし難しい・・)。また、鋼のような上半身に比べ下半身は怪我が多い。年齢を考えれば仕方ないのかもしれないが、143試合をスタメンとして戦うのは難しそうである。まあ色々と問題を抱えているものの阪神野手陣の中で唯一の全国区の選手であることは間違いなく、19年も3番又は4番として打線を牽引するであろう。
福留孝介
背番号8 41歳 右投げ左打ち 推定年棒2億2000万円<守備位置>レフト(年の割には上手い)
試合 | 打席 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 四球 | 三振 | 盗塁 | 打率 | 出塁率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1軍 | 123 | 499 | 116 | 14 | 72 | 73 | 90 | 2 | 280 | 389 |
■齢41となり、さすがに厳しいかと思ったが終わってみれば主軸として恥ずかしくない成績を残した。この年齢になっても甲子園の外野を守り、甲子園のスタンドに(左打者のくせに)ホームランをたたきこめるのは「凄い」の一言である。ただし、守備範囲はかなり狭まり、足もかなり遅くなってきている(仕方ないことだが)。19年は42歳となり、いきなり成績が急降下する可能性も十分あるだろう。貧打阪神は、ここ4、5年「とりあえず福留を出しといたらクリーンアップの1席を埋めれる」というような感じで福留の安定感と存在感に頼り切ってきたので、福留が衰えた場合のダメージは想像以上だと思う(間違いなく打率・打点など単純な数字以上の存在感はある)。42歳のおっさんを楽にさせるため高山・江越・中谷あたりは奮起しなければならないのだが、19年も彼らが福留に勝てる姿を想像できないのが悲しい(泣)
高山俊
背番号9 25歳 右投げ左打ち 推定年棒3800万円<守備位置>左翼(かなりヤバい)・中堅(ちょっとヤバい)
試合 | 打席 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 四球 | 三振 | 盗塁 | 打率 | 出塁率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1軍 | 45 | 134 | 22 | 1 | 24 | 4 | 22 | 0 | 172 | 201 |
2軍 | 62 | 254 | 60 | 2 | 36 | 22 | 45 | 10 | 264 | 332 |
■16年の新人王も迷走気味。金本監督の期待は大きく、開幕スタメン、そしてかなり我慢して起用してもらっていたと思うが、消化不良な中途半端な打席を繰り返した。早打ちで四球を選べないタイプの選手なので高打率を残すか長打力でも発揮しない限り外野レギュラーに求められる打撃水準には達しない(外野守備も良くないし、今の成績ではお荷物と言われても仕方ない)。「天才的な打撃センス」「俊足」「強肩」「スター性」などを持ち合わせているだけに今のような1軍半の立場で終わらせてしまうのは何とも勿体ない選手である。
江越大賀
背番号25 25歳 右投げ右打ち 推定年棒1600万円<守備位置>中堅(上手い)
試合 | 打席 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 四球 | 三振 | 盗塁 | 打率 | 出塁率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1軍 | 29 | 40 | 6 | 1 | 1 | 0 | 22 | 3 | 150 | 150 |
2軍 | 88 | 367 | 66 | 15 | 38 | 41 | 136 | 25 | 212 | 328 |
■阪神ファン以外からもネタ系選手としての地位を確立しつつある。1軍ではあまり出場機会がない中で四球0、三振22という「らしい成績」を残し、2軍ではネット民を喜ばせるような目立つ成績(低打率、それなりのホームラン数、鬼のような三振数、かなりの盗塁数など)を残した。代走・外野守備固めとしてであれば1軍戦力ではあるものの、バットに当たらない以外は高すぎる身体能力が単なる守備固めにさせるのをもったいない気持ちにさせる困ったちゃんである。ただ、2軍でいくら鍛えようが江越のミート力が上がる気もせず、かと言ってトレードに出したからと言ってトレード先で打ち出すとも思えず何とも悩ましい。阪神野手陣屈指のパワー、広大な守備範囲、超俊足、強肩など夢を見させてくれるが、宝くじと同じで夢と終わりそうである(泣)
伊藤隼大
背番号51 28歳 右投げ左打ち 推定年棒1800万円<守備位置>左翼・中堅
試合 | 打席 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 四球 | 三振 | 盗塁 | 打率 | 出塁率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1軍 | 96 | 172 | 37 | 1 | 13 | 20 | 41 | 0 | 247 | 335 |
2軍 | 5 | 16 | 3 | 0 | 1 | 4 | 2 | 1 | 273 | 438 |
■打席では変質者的な鋭い眼光の左の好打者(週刊新潮の騒動以来そういう人にしか見えない 泣)。成績だけ見れば大したことないが隼太にとって18年がプロ7年目にして最良のシーズンであったことは間違いないだろう。見た目の数字だけを見ればもっと良いシーズンもあったが(18年は最終盤の連続無安打で成績を落として見映えが悪くなってしまった)、シーズンを通して1軍にいたことは初めてであり、また「重要な場面での代打」「スタメン時は3番から6番などで起用」など首脳陣から評価されているんだなと感じる起用のされ方だった。目立つ特徴はないものの、(相手チームからすれば)代打で出てきたら多少嫌な感じがする程度の1軍レベルの打者に成長した(入団後数年間は全く怖さがなかったことを考えると大きな成長である)。ただ、今後常時スタメンを担えるような選手となるかと言われれば、それは難しいように感じる。打撃が1軍レベルに成長しているとは言え、長打力や確実性が際立つわけではない。また、外野守備はネタにされていた数年前に比べればマシだがそれでも平均よりは下だと思う。足も遅くはないが盗塁できるほどでもない。それに19年は30歳のシーズンなので、スタメンで多くの打席を与えて将来のレギュラーを目指してもらうという年齢でもあるまい(入団1、2年目あたりから現在の打撃を披露できていれば、あるいは、と思わないでもないが・・)。「代打屋」としての道を極めることが隼太にとって正しい選択肢だと思う。愛してるぜっ伊藤隼太!
島田海吏
背番号53 22歳 右投げ左打ち 推定年棒800万円<守備位置>外野
試合 | 打席 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 四球 | 三振 | 盗塁 | 打率 | 出塁率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1軍 | 12 | 37 | 7 | 0 | 1 | 1 | 7 | 0 | 200 | 222 |
2軍 | 101 | 362 | 73 | 0 | 26 | 39 | 70 | 26 | 237 | 337 |
■17年ドラフト4位の大卒ルーキー。個人的にはもっとやれると思っていた選手である(ドラフト時にドラフト4位での獲得はラッキーだと思っていた)、1軍成績は出場機会が少ないのであまり参考にならないが、少なくとも2軍では主力として活躍すると思っていた。確かに2軍で101試合に出場して26盗塁はそれなりの成績だが、盗塁失敗19回は多すぎる。また、打率にしても3割近くは打つと思っていたので、長打力がないタイプにも関わらず2割3分台はがっかりである。ただ、左打ちの俊足外野手で1、2番タイプとプロでは数が多く埋没しそうなタイプにも関わらず、阪神においては同タイプがルーキーの近本くらいであるため(ライバルが少ない)、多少でも打てれば一気のレギュラー獲得も有り得る立ち位置である。
中谷将大
背番号60 25歳 右投げ右打ち 推定年棒3800万円<守備位置>外野(まあまあ)・一塁
試合 | 打席 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 四球 | 三振 | 盗塁 | 打率 | 出塁率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1軍 | 77 | 246 | 51 | 5 | 26 | 65 | 17 | 0 | 230 | 287 |
2軍 | 49 | 200 | 34 | 4 | 25 | 24 | 42 | 3 | 197 | 290 |
■右のアスリート系外野手。17年は20本塁打を放ちしかも阪神若手では珍しくまともに守れることもあって、18年は不動のレギュラーとして期待されたがなかなかに酷い成績に終わった(泣)もともと器用なことができるタイプではないのに、器用なこと(例えば確実性など)を追い求めた結果ドツボにはまったような感もある。個人的には、頭脳的な野球ができるタイプとも思えないので何も考えずに思いっきり振って低打率は気にせずにホームランを量産するしかないタイプだと思うのだがいかがだろうか?打率2割5分、ホームラン30本あたりがこの選手の完成形だと見ている。守備はまともなのでそれだけ打ってくれれば不動のレギュラーであろう。速いストレートに振り勝て中谷!
板山祐太郎
背番号63 24歳 右投げ左打ち 推定年棒850万円<守備位置>二塁・外野・遊撃・一塁(メインは二塁)
試合 | 打席 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 四球 | 三振 | 盗塁 | 打率 | 出塁率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1軍 | 20 | 39 | 9 | 1 | 3 | 3 | 14 | 0 | 257 | 308 |
2軍 | 94 | 391 | 98 | 5 | 36 | 40 | 76 | 14 | 281 | 353 |
■中軸タイプではないが何故か矢野2軍監督に重用され2軍の4番に定着。1軍ではあまり出場機会を得れなかったが2軍では主力として活躍し、1、2年目の2軍成績から考えればかなりの成長を見せた。重用してくれた矢野監督の1軍監督就任は板山にとって間違いなく追い風だが、1軍で起用するとなると使いどころが難しい選手ではある。内外野のほぼ全てのポジションを守れるが、どのポジションも決して上手いわけではない(どちらかと言えば平均以下かも)。足に関しても18年は2軍で14盗塁したものの、元来俊足選手というわけでもなく果たして1軍ではどうだろうか。1軍で守備固め、代走などで起用できるタイプではないのだ。よって打つしかないのだが、今年の打撃の成長を見れば「このペースで成長を続ければあるいは」とも思えてくる。プロ入り自体が意外だった雑草(金本枠で指名されたと言われた)が這い上がって1軍のレギュラーをとるというシンデレラストーリーが見れるかもしれない(高山よ!板山に抜かれないように頑張るんやで!)。
緒方凌介
背番号65 28歳 右投げ左打ち 推定年棒750万円<守備位置>外野
試合 | 打席 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 四球 | 三振 | 盗塁 | 打率 | 出塁率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2軍 | 93 | 249 | 59 | 6 | 32 | 28 | 58 | 8 | 271 | 314 |
■18年限りで自由契約。2軍での成績が決して悪いわけではなかったが、「外野で他にクビを切れる選手がおらず、1軍レギュラー獲得が見込めない緒方が年齢的なこともありクビを切られた」といったところであろう。プロ入り2年目には1軍で短い期間ながらインパクトを見せたが、度重なる怪我からそのインパクトが失われていき、この選手の大成を阻んだような気がする。怪我によって一瞬のキレというか瞬発力というかそんなものが失われていき2軍主力レベルで小さくまとまってしまった印象だ。
俊介
背番号68 31歳 右投げ右打ち 推定年棒5000万円<守備位置>センター(普通。決して上手くはない)
試合 | 打席 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 四球 | 三振 | 盗塁 | 打率 | 出塁率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1軍 | 87 | 200 | 41 | 2 | 21 | 11 | 29 | 1 | 224 | 268 |
2軍 | 17 | 51 | 17 | 0 | 9 | 1 | 5 | 0 | 340 | 353 |
■17年にプロ入り後最高の成績を残し、18年は「もしかしたらレギュラーも」という立場でスタートしたが、開幕から打撃がドツボにはまってしまった(泣)鋭い打球が野手正面などで運悪くアウトになっていったりするうちに調子を崩し、最後まで復調しきらなかった。18年はレギュラー取りへの最後のチャンスの年だったと思うが、逃してしまったため永遠に「レギュラー俊介」を見ることはなかろう。今年の打撃成績は悪すぎで本来は2割5分は打てる選手であるため今後も1軍ではそこそこ起用されると思うが、与えられる打席数は年々減っていくのではないかと思う。また、一時は強みであった守備・走塁の能力が明らかに落ちており代走・守備固めでの起用も減っていくと思う。ただし、俊介はFA獲得年(17年)という最高のタイミングで最高の成績(それでも規定打席にのっていないが・・)を残したため、一度も規定打席に達したことがないにも関わらず17年オフに5000万円というレギュラークラスの年棒と複数年契約をゲットしている(泣)
横田慎太郎
背番号124 23歳 左投げ左打ち 推定年棒870万円<守備位置>外野
試合出場なし
<てきとう考察>■育成契約。脳腫瘍からの復帰を目指す、大事をとってか今年は2軍の出場も0。鳴尾浜では目撃されているみたいなので、19年から試合復帰するのではないかと思われる。2軍でじっくり鍛えてスラッガーとして1軍に復帰してほしい。