ホーム>阪神タイガース選手名鑑捕手編 2018年決定版(2019年1月5日更新)

阪神タイガース選手名鑑2018年決定版 捕手編

阪神ファンの管理人でぶぶが作成する阪神タイガースの2018年度選手名鑑捕手編です。シーズン前の名鑑ではなく、シーズンの活躍を踏まえた上でシーズン後に作成しております。実況パワフルプロ野球の決定版のようなイメージで作成しております。

管理人でぶぶは毎試合甲子園に行くような熱心な阪神ファンではなく、テレビ観戦が主な「なんちゃって阪神ファン」なので考察内容はテキトー且つ無礼かもしれません、贔屓選手について無礼な内容が書かれていてもあまり怒らないでください。


選手名鑑 捕手編

坂本誠志郎

背番号12 25歳 右投げ右打ち 推定年棒1600万円 
  試合 打席 安打 本塁打 打点 四球 三振 盗塁 打率 出塁率
1軍 15 16 154 250
2軍 40 110 28 18 23 286 339
<てきとう考察>
■18年は正捕手候補の一人であったが、梅野の好守にわたる奮闘、原口のしぶとい打棒などもあって3番手捕手に落ち着いてしまった(最大の擁護者である矢野コーチが2軍監督として1軍からいなくなったのも原因の一つかもしれない)。打撃・守備ともに悪くなく、大学時代にキャプテンを務めるなどキャプテンシーの持ち主でもあるため首脳陣受けも悪くない、しかも19年は矢野2軍監督が1軍監督に・・・と坂本に追い風が吹いているようにも感じるが、18年のうちに梅野が攻守にわたってかなりの存在感を示し、ゴールデングラブ賞まで獲得してしまったため正捕手奪りはかなり厳しい状況である(梅野が18年並の成績を残せれば、まず坂本が正捕手になるのは難しいであろう)。ただし、年齢的にも能力的にも梅野以外の正捕手候補となると坂本くらいしかいないため(原口は年間通してとなるとやはり厳しい気が・・・)、トレードに出すわけにもいかず、19年は梅野の怪我でもない限り「貴重な1軍戦力ではあるものの出場機会はあまりない」という状況が続くかもしれない。


長坂拳弥

背番号39 24歳 右投げ右打ち 推定年棒720万円 
  試合 打席 安打 本塁打 打点 四球 三振 盗塁 打率 出塁率
1軍 125 125
2軍 66 198 43 11 23 40 257 354
<てきとう考察>
■2軍の正捕手。2軍に若手捕手がいないため消去法的に正捕手に(今さら岡崎・小宮山を起用しまくるのもね・・・)。打撃でもっと苦しむかと思ったが、打率257出塁率354は意外に悪くない。この調子で打撃が向上していけば2軍卒業レベルも近いと思われる、が、問題は1軍に20代後半の脂の乗った梅野・原口・坂本という3捕手がいることであり、彼ら3人の牙城はかなり高く、2軍で圧倒的な力を見せない限り長坂の未来は暗い。長坂にとってのプラスポイントは今年のドラフトでも若手捕手が獲得されなかったことであり(育成枠の片山は年齢もそれなりだし、どちらかと言えば打撃特化型であるため2軍正捕手争いのライバルにはならないような気がする)、19年も2軍で優先的に実勢経験を積みアピールが可能なことであろう。


梅野隆太郎

背番号44 27歳 右投げ右打ち 推定年棒2600万円 
  試合 打席 安打 本塁打 打点 四球 三振 盗塁 打率 出塁率
1軍 132 455 100 47 39 67 259 328
2軍 500 500
<てきとう考察>
■正捕手。ルーキー時代のストロングポイントであった打棒を取り戻した感じで、元々壁性能(捕球能力)や肩(盗塁刺)には定評があったためあっさり不動の正捕手に。パンチ力があって、バントも上手く、さらに足も意外と速いので梅野が今年のように打率250打てるのであれば19年以降も不動の正捕手であろう。ちなみに「平野打撃コーチのすすめで中村ノリのユーチューブ動画を見てから打撃が覚醒した」という話がまことしやかに阪神ファンの間でささやかれ、某〇岡コーチパッシング要因の一つとなった(泣)


小豆畑真也

背番号52 30歳 右投げ右打ち 推定年棒600万円 
  試合 打席 安打 本塁打 打点 四球 三振 盗塁 打率 出塁率
2軍 28 32 200 250
<てきとう考察>
■18年限りで自由契約。社会人bP捕手として入団しながら在籍6年間で一度も1軍出場がなかった。打撃の評価があまりに低く、元々評判だった肩力や守備力も、打撃の低評価を覆い隠すほどではなかった、というところであろう。自由契約に関しては33歳の小宮山とのレースであったと思うが、年長でしかも1軍戦力としてほとんど期待されていない小宮山に敗れてしまったのは無念であるが、客観的に見ればやむを得ないところである(小宮山は一応1軍で100試合以上の出場経験があるので、そこを小豆畑より評価されたのだと思う)。


岡崎太一

背番号57 35歳 右投げ右打ち 推定年棒1700万円 
  試合 打席 安打 本塁打 打点 四球 三振 盗塁 打率 出塁率
1軍 13 000 000
2軍 44 91 20 14 11 250 303
<てきとう考察>
■金本政権下では16年に開幕捕手を任せられるなどかなり重宝されてきた捕手だが、18年は出番が激減。これは岡崎の能力が落ちたというよりは、若手捕手の成長(梅野覚醒・原口打ちまくり・ついでに坂本など)によるものであろう。年齢の割に若々しい選手なので来季も一定の力は保ったままだと思うが、1軍にいる時は3番手捕手、2軍でも控え捕手という感じで、試合出場でなく控えとして縁の下の力持ち的な役割を求められ、出場機会は今年よりさらに減少するであろう。なお、阪神捕手陣クビ切りランキングでは岡崎の上に小宮山がおり、さらに30歳以上のベテラン捕手が岡崎と小宮山だけという状況からまだまだ選手としてプレイできそうである(泣)私は岡崎がこれほど長く現役を続けられるとは夢にも思わなかったが、こうなったら奇跡の現役20年(19年は現役15年目だ)を目指して頑張ってほしい(泣)


小宮山慎二

背番号59 33歳 右投げ右打ち 推定年棒850万円 
  試合 打席 安打 本塁打 打点 四球 三振 盗塁 打率 出塁率
2軍 45 72 16 23 250 324
<てきとう考察>
■小豆畑とのクビ切りデッドヒートに勝利し19年も現役。2軍では打率250(打席は少ないが・・・)と(小宮山にしては)奮闘したが、同じような成績の岡崎が1軍に呼ばれたのに小宮山は全く1軍に呼ばれないなど1軍首脳の小宮山評価は極めて低かった。これは19年も変わらず、19年の阪神捕手序列は梅野>原口・坂本>長坂>岡崎>小宮山という感じになる可能性大で、19年に1軍で小宮山が見られる確率は極めて低く、もし1軍の現地観戦で小宮山を見ることができた人はその日に19年の運を使い果たすものと思われる(泣)。


原口文仁

背番号94 26歳 右投げ右打ち 推定年棒2200万円 
  試合 打席 安打 本塁打 打点 四球 三振 盗塁 打率 出塁率
1軍 82 124 35 19 27 315 387
2軍 250 400
<てきとう考察>
■捕手再転向しての18年だったが、「代打であまりに打ちすぎた」「梅野がそこそこ好調」「代打では打つけどスタメンでは打たないというイメージ」などの理由から「代打の切り札」に固定されてしまう悲劇(泣)敵軍の勝ちパターンリリーフたちからヒットを重ねる姿は見事なのだが年齢的にも代打の切り札ではなくスタメンを狙ってほしい選手である。ただ、出場可能なポジションが捕手と一塁だけというのはなかなかに厳しい。まず捕手に関しては梅野に分がある状況で捕球・二塁送球・頑丈さ・走力・バントの上手さなどは明らかに梅野が上回っており、リードは曖昧なものだが明らかに原口が上ということはあるまい。長打力は梅野もそれなりにあり原口が格上というほどでもなく、ミート力では原口が明らかに上回るというくらいである。「捕手としては打撃がよい」というのが原口のストロングポイントなのだが、守備面で明らかに上の梅野が2割台後半を打つとなれば対抗するのはなかなかに厳しいと言わざるをえない。では一塁はどうか?一塁の候補はマルテ・ナバーロ・陽川といった面々で、彼らには守備面での優位性があまりないため(ナバーロなど結構上手いが、一塁手は守備が多少上手いからどうというポジションでもないと思う)、原口は打撃面で上回りさえすればよい、個人的には梅野との正捕手争いよりは容易と思われる。ただし、原口はミート技術は高いもの長打力でいえばマルテや陽川より劣り、ナバーロを多少上回る程度と見る。長打力が求めらる一塁手というポジションで原口の長打力で不動のレギュラーを獲得できるかと言えば微妙であろう。もちろん安定して3割〜3割2分程度、ホームラン10本〜20本くらいの成績を残せるのであれば問題ないがあまり現実的とも思えない(2割8分、ホームラン10本程度の成績であれば残せそうだが、それでは一塁の不動のレギュラーとは言えまい)。これは多くの阪神ファンの反感を買うかもしれないが、個人的には原口を軸とした大型トレードもありかと思う。原口は優秀な選手だが(管理人も実は梅野より好きである)、阪神においては使いどころの難しい選手で、レギュラーになれる可能性が高いとは言えない。そうであればパリーグ球団(セリーグの試合で敵の原口は見たくない)から阪神の補強ポイントにあった主力級の選手を原口とのトレードで獲得するのもありだと思う(星野さんならやりそう)。「20代という年齢」「打てる捕手」「右の強打者」などなど原口は他球団が欲する数少ない市場価値の高い阪神野手だと思う、そしてその原口が梅野の急成長などによってポジションがない・・・さてどうしたものだろうか。