ホーム>でぶぶの考察シリーズ|阪神タイガース2022年戦力外通告雑感(2022年11月11日更新)

でぶぶ的テキトー考察|阪神タイガース2022年戦力外通告雑感

まずは11月10日時点での戦力外通告選手及び引退選手の一覧です(外国人選手は除く)。

守屋功輝  29歳 投手(右の中継ぎ)
小野泰己  28歳 投手(右の中継ぎ)
尾仲祐哉  27歳 投手(右の中継ぎ)
牧丈一郎  23歳 投手(右の便利屋)
糸井嘉男  41歳 外野手(レジェンド)

とりあえず11月10日時点で私が把握している情報です(もうトライアウトも終わっているのでこれ以上の戦力外はないでしょうけど)。今年の戦力外・引退の顔ぶれですが「ちょっと予想外」「野手の戦力外なしってマジかよ(引退の糸井は除く)」という感じですかね。投手だと小野ではなく二保のほうがヤバイかなと思っていましたし、野手では片山、板山あたりはヤバイんじゃないかと思っていましたね。大量にいた外国人のうち7人が契約を更新しないようですので、その分戦力外の枠が狭まった感じなんですかね?

選手ごとに簡単な雑感を書いてみます。戦力外・引退の意外度をA・B・Cの三段階で評価しました(A「マジかっ!意外だ!」B「ちょっとだけ意外だ」Cが「妥当だ予想通りだ」になります)。ただし、あくまで管理人でぶぶのテキトーな雑感ですのでご承知おきください。



以下戦力外選手・引退選手に対するでぶぶのテキトーな感想


守屋功輝 投手 29歳
意外度B(ここ3年間の内容を考えるとやむを得ないか・・・)

19年はストレート中心の投球でブレイクしましたが、その後3年間は鳴かず飛ばずでした。まだ20代で(1年とはいえ)実績有組ですからもう1年様子を見るかとも思いましたが、他にクビにする投手がいなかったということでしょうか。


小野泰己 投手 28歳
意外度B(球威は魅力的だがやむを得ないか・・・)

  ドラフト2位指名で先発ローテ経験有の28歳で球威は衰えるどころか160キロ前後を記録するなど全く衰えなし。しかし、制球力がなさすぎです。160キロ級ストレートは凄くもったいない気もしますが、今の阪神にいても改善されそうもないのでクビも仕方ないのかと思います。オリックスに育成で拾われたのでオリックスストガイ軍団の一員として活躍してほしいですね。


尾仲祐哉 投手 27歳
意外度B(もったいない気もするけど使う気もなさそうなのでやむを得ないか・・・)

2軍では毎年それなりの成績を残していますし、ザ・中継ぎ投手という感じも好きなのですが「1軍首脳陣に全く評価されていないんだな」というレベルで1軍で起用されていなかったので、クビも仕方ないかと思います。ヤクルトに拾われましたが、中継ぎ勝ちパターン入りなどは期待できませんが、1軍の便利屋としてそこそこやってくれそうな気もします。


牧丈一郎 投手 23歳
意外度C(妥当)

1軍登板ゼロの投手です。最初は2軍でもダメダメだったのですが去年くらいから2軍ではそこそこの投球を見せはじめました。ただ、右の特徴のないタイプでこれからの大きな伸びしろもないように思うので、プロ5年目を終えたこのタイミングでのクビは妥当かと思いますね。


糸井嘉男 外野手 41歳
意外度C(仕方ない)

外野守備は守備下手外国人レベルですし(スタメンでは使えない)、球威あるストレートは打てなくなっているので引退はやむを得ないと思いますね。軟投派の投手であればそれなりに打てるでしょうが(勝ちパターンリリーフの速い奴らは打てない)糸井ほどの大選手を中途半端な代打として起用するのもおかしな話ですしね。今後現場にコーチなどとして戻ってくるのか気になりますね(笑)


他球団が獲得しそうな選手は?

もうすでにチラホラと獲得選手が発表されていますから後出しになりますが、今年の戦力外の投手は「全員20代」「層の厚い阪神中継ぎ陣ゆえ出番に恵まれず戦力外になった感もある」という点から昨年と違って「他球団に拾われる選手はいるだろうな」と思っていました。小野、尾仲、守屋は可能性があるかと思っていましたが、小野と尾仲は決まったみたいですね(守屋も一時期より球威が戻っている気がしますし、どこかの球団が獲得してもおかしくないとは思うのですが)。


戦力外とならなかった選手

個人的に「今オフ戦力外になるかも」と予想していた選手で戦力外にならなかった選手ですが・・・
・二保投手・・・1軍成績・年齢・外様という観点から戦力外候補筆頭と思っていましたが、2軍でのフル回転が評価されたということでしょうか。
・川原投手・・・もしかしたら戦力外もあるかも、と心配していましたが大丈夫でした。
・片山捕手・・・独立リーグ出身、打撃型捕手なのに2軍でもあまり打てていない、プロ4年目などから戦力外の可能性が高いと思っていましたが・・・捕手というポジションの特殊性でしょうか。
・板山外野手・・・大卒ドラフト下位でプロ7年目、1軍戦力としては(恐らく)ほとんど期待されていない、守備固め代走に使えるほどの守備力走力ではないなどの点から戦力外の可能性があると思っていました。ただ、内外野の複数ポジションをこなせるため「1軍に大量離脱者が出た場合の待機要員兼2軍の試合を成立させるための要員」としての契約更新もあるかと思っていました。