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ブロワーズ〜阪神タイガース最凶外国人列伝〜

マイク・ブロワーズ内野手 年度別成績(日本プロ野球)
右投げ右打ち 三塁手
年度 球団 試合 打席 安打 本塁打 打点 四球 三振 盗塁 打率 出塁率
99 阪神 73 292 65 10 43 31 78 251 336
通算   73 292 65 10 43 31 78 251 336


推定年俸・・・99年  2億3000万円


最凶外国人列伝的選手評価・・・D

インパクトや存在感は抜群だったが・・・。害人レベルの助っ人に比べれば成績もまともだったと思う。けっこう好きだった(笑)




ブロワーズ内野手 でぶぶによる超テキトーな考察

大物メジャーリーガー襲来!打席での雰囲気はメジャー級! でも外角球が・・・

「95年にメジャーで23本塁打、96打点の成績を残したバリバリのメジャーリーガー」という触れ込みで日本にやってきたブロワーズ(打率や通算成績に触れていない・・・報道機関もよく分かっている 泣)。野村監督招聘というチームの転換期だったこともありその注目度は大であった。なかなかごっつい体で風貌もザ・メジャーリーガーという感じで大いに期待されたものである(管理人も期待した)。

打席での姿も悪くなかく、いかつい雰囲気、威圧感を醸し出していた(・・・と思う)。打球も早く、流し打ちなどで二塁の頭を超えていく打球のスピードは他の阪神の選手と全く違う次元だった。春先は「これがメジャーリーガーかっ!メジャーってすげえなぁ!」と野球を本格的に見だしたばかりの管理人を唸らせたものである。

しかし夏が近づくにつれメッキが剥がれ落ちていく。ブロワーズは不振に陥っていくのだ、いや不振というより外角球にバットが届かない!のである。外角低めのストライクゾーンにストレートやスライダーをコントロールできれば打たれないので、制球力がある投手は当然そこに球を投げ込む。よってブロワーズは失投やレベルの低い(制球力のない)投手しか打てなくなる。そして、真偽のほどは不明だが「ファームに落とせない」という契約条項があったらしくあえなく解雇の憂き目に・・・。シーズン終了まで持たずにブロワーズは消えてしまった。

ブロワーズに一言「もうちょいベース寄りに立てよ !」メジャーのプライドか何だか分からんがもうちょっと試行錯誤する姿勢を見せてくれても良かったんじゃないかと思ってしまう。打席での雰囲気が凄くあった選手なので余計に残念だ。ブロワーズはかなりダメ外人扱いされたりもするけど、この後阪神にやってくるダメ外人に比べたらかなりマシだったりもする(開幕後2ヶ月くらいはちゃんと戦力だった)。ただ、やはり外角にバットがとどかず三振する姿が情けないイメージを作っているんだろう(泣)最期に・・・管理人はブロワーズとジョンソンのコンビが「これぞメジャー助っ人」という感じで大好きだったです・・・。




マイク・ブロワーズ メジャーリーグの成績

ブロワーズ選手 年度別成績(アメリカメジャーリーグ)
@ニューヨーク・ヤンキース
Aシアトル・マリナーズ
Bロサンゼルス・ドジャース
Cオークランド・アスレチックス
年度 球団 試合 打席 安打 本塁打 打点 四球 三振 盗塁 打率 出塁率
89 @ 13 41 10 13 263 317
90 @ 48 157 27 21 12 50 188 255
91 @ 15 40 200 282
92 A 31 80 14 20 192 253
93 A 127 429 106 15 57 44 98 280 357
94 A 85 300 78 49 25 60 289 348
95 A 134 498 113 23 96 53 128 257 335
96 B 92 358 84 38 37 77 265 341
97 A 68 177 44 20 21 33 293 376
98 C 129 455 97 11 71 39 116 237 302
99 A 19 50 11 12 239 300
通算   761 2585 591 78 365 248 610 257 336

キャリアハイは95年のマリナーズでの23本塁打96打点か・・・。阪神退団後はその年に古巣マリナーズに加入するがその年限りで引退。メジャー通算78本塁打は当時の感覚(阪神入団時のイメージ)より少ない印象。



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