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マーク・ジョンソン 〜阪神タイガース最凶外国人列伝〜

ジョンソン選手 年度別成績(日本プロ野球)
左投げ 左打ち 一塁手
年度 球団 試合 打席 安打 本塁打 打点 四球 三振 盗塁 打率 出塁率
99 阪神 125 438 95 20 66 53 78 253 345
通算   125 438 95 20 66 53 78 253 345


推定年棒・・・99年 1億3000万円


最凶外国人列伝的選手評価・・・C

前半戦は大活躍も後半戦に大失速(泣)同じポジションの大豊が突然の狂い咲きというアクシデントもあったが、結果的にはブロワーズと同じような打率で終わってしまった。ただし、良いイメージも多く管理人の記憶にかなり残っている助っ人である。




でぶぶによる超テキトーなマーク・ジョンソン考察

超アッパースイング(笑) 真面目外国人だったが(この年の後半だけ)覚醒した大豊とのポジション争いに敗れる(泣)

ジョンソンは野村政権下での上位浮上を狙う阪神がブロワーズと一緒に獲得した助っ人だ。ブロワーズほどの実績はないが1996年にはメジャーで127試合に出場して打率274、本塁打13本を放った打者だった。ちなみに外野手登録だったが阪神で外野を守る場面はほとんどなく、基本的には一塁手だった。

正直メジャーでの実績は(巷で言われているほど)そこまでなかったのだが、メジャーリーガーっぽさは抜群だった。ブロワーズ同様メジャーリーガーっぽいごつい体はもちろん、打席での雰囲気もとてもよかった。超極端なアッパースイングから低めの球をすくい上げて右中間にスタンドイン。「これがメジャーのスラッガーか!」「アッパースイングっていいもんだなぁ」と子供心に思ったものである。

しかし、研究されてくるとホームランの量産ペースもだんだん落ちていく。それでもその落ち込み具合がブロワーズほどではなかったため何とかスタメンは確保していた(ブロワーズの外角低めほど明らかな弱点がなかったとうことか)。甲子園球場で、しかも左打者(ほぼ引っ張り専門)ながら前半戦だけで19本塁打というのは十分な成績と言えよう。

しかし、後半戦になるとジョンソンをスタメンで見る機会はほとんどなくなってしまう。他球団のジョンソン研究が進んだ、ということもあるだろうが、それ以上の原因はチーム内ライバルの登場、すなわち大豊泰昭である。この「大豊のストライクゾーンが畳より広い」と言われた男が何故か突然覚醒し出し打率341 本塁打18本の成績を残す。現在でも理由がよく分からない「大豊半年間の覚醒」である(前年も翌年も畳の大豊だったのに・・・)。調子がそこまでよくないジョンソンにとってこのライバルは強力すぎた。後半戦はわずか1本塁打に終わり、シーズン終了後自由契約になってしまった。

管理人としては年齢も年棒もブロワーズより低かったし、(多分)真面目な人柄だったので翌シーズンも契約してほしかったが、球団の判断は違ったらしい(大豊が使えると思ったんだろうか・・・)。あのアッパースイングが見れなくなったのは非常に残念だった。翌年残留していたらホームランをさらに量産して・・・多分無理だろうな・・・・。まあジョンソンとブロワーズのコンビは未だに心に残る大好きなコンビでした。ジョンソン、アッパースイングをありがとう!




マーク・ジョンソン メジャーリーグでの成績

マーク・ジョンソン選手 年度別成績(アメリカメジャーリーグ)
@ピッツバーグ・パイレーツ
Aアナハイム・エンゼルス
Bニューヨーク・メッツ
年度 球団 試合 打席 安打 本塁打 打点 四球 三振 盗塁 打率 出塁率
95 @ 79 261 46 13 28 37 66 208 326
96 @ 127 396 94 13 47 44 64 274 361
97 @ 78 267 47 29 43 78 215 345
98 A 10 14 071 071
00 B 21 27 182 333
01 B 71 136 30 23 16 31 254 338
02 B 42 61 18 137 267
通算   428 1162 229 38 137 154 272 12 232 338

メジャーで完全なレギュラーだった年度はない。



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