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ボーグルソン 〜阪神タイガース最凶外国人列伝〜

ライアン・ボーグルソン投手 年度別成績(日本プロ野球)
右投げ右打ち
年度 球団 試合 先発 勝ち 負け セーブ 投球回 奪三振 与四球 防御率
07 阪神 20 20 106.2 91 41 4.13
08 阪神 12 12 65.1 50 19 3.99
09 オリ 30 41.2 56 16 4.54
合計 62 34 11 14 213.2 197 76 4.17


推定年棒・・・07年 8000万円
       08年 8000万円
       09年 5000万円(オリックス)


最凶外国人列伝的選手評価・・・D

誰の目から見ても力はあった投手だが阪神時代を含む日本球界ではイマイチ力を発揮できなかった印象。イマイチな成績でありながら3年間にわたり日本球界で助っ人としてプレーできたのはその速球が誰から見ても魅力的だったからであろう。しかし、メジャー復帰後の活躍には驚いた・・・力はあると思ったがあそこまでやるとは・・・



ライアン・ボーグルソン|でぶぶによる超てきとう考察

美人な嫁さんがCMでオマリーと共演(笑) 長身、イケメン、150キロ超えの球威抜群の直球、打撃○・・・成績がイマイチ伴わないのを除けばほぼパーフェクト!(泣)

最速158キロでコンスタントに150キロ超えという評判だったが、看板に偽りはなかったと思う。常に150キロを超えていたわけではないがストレートの球速帯は145キロ〜152キロくらい、先発でこの球速は日本人投手ではなかなかいない(マーくん・ダル・松坂などの特殊人材は除く)。ボーグルソンが在籍していた時期は先発投手の不足していた時期だったので当然先発で起用される。でもボーグルソンは何故かイマイチな出来だった。

一応先発ローテでまわるのだがイマイチぴりっとしないのだ。球は速いし、自分で打って勝った試合もあった。でも抑えて波にのるかと思ったらあっさり打たれたり何だか安定感がなかった。能力的には日本で先発として活躍できるだけのものが十分あったと思う、実際スタンリッジやメッセンジャー、広島のルイス、バリントンなど後に活躍した外国人投手たち級の力は保持していたと見る。

阪神球団も潜在能力があると見たからこそ2年目の契約を結んだのだろうし、微妙な成績で阪神を退団したボーグルソンをオリックスが獲得したのもその潜在能力を見込んでのことだろう。主に中継ぎをしていたオリックス時代のボーグルソンを何度か見たが投げている球はえげつなかった、普通に150キロ台半ばが出ていた・・・その試合だけを見ると十分ストッパーが務まるんじゃないかと思えるほどだった。しかし最終的な成績は伴わない、オリックスでも防御率4.54という微妙な成績に終わり日本での生活を終えたのだった。

ボーグルソンが日本で成功しなかった原因は何だったのだろう?投げることができる球そのものは十分すぎるほどっだったのでメンタル面がイマイチだったということだろうか?よく分からん・・・。ちなみに美人の奥さんがオマリーと一緒に「甲子園球場には駐車場がアリマセン〜」とサンテレビでやっており、ボーグルソンの速球よりそちらの印象の方が強い阪神ファンも多いだろう(泣)



ライアン・ボーグルソン投手のメジャーリーグ成績!

ライアン・ボーグルソン投手 年度別成績(アメリカメジャーリーグ)
@サンフランシスコ・ジャイアンツ
Aピッツバーグ・パイレーツ
年度 球団 試合 先発 勝ち 負け セーブ 投球回 奪三振 与四球 防御率
00 @ 6.0 0.00
01 @A 15 34.2 24 20 6.75
03 A 22.0 15 6.55
04 A 31 26 13 133.0 92 67 6.50
05 A 44 81.1 52 40 4.43
06 A 20 38.0 27 16 6.39
11 @ 30 28 13 179.2 139 61 2.71
12 @ 31 31 14 189.2 158 62 3.37
13 @ 19 19 103.2 67 38 5.73
合計 200 111 41 44 788.0 580 315 4.52

メジャーでの未来に見切りをつけて日本球界にやって来たはずだが、日本離脱後メジャーでまさかの大ブレイク!2011年、2012年の成績は正真正銘のブレイクと言ってよいだろう。(2014年現在)けっこう年齢はいっているがこれからもローテーション投手として成績を積み重ねる可能性が高い!



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