でぶぶの考察シリーズ|阪神タイガース選手名鑑外野編 2020年決定版
ホーム>阪神タイガース選手名鑑外野手編 2020年決定版(2021年1月9日作成)
<守備位置>センター(Gクラブまであと一息)
<てきとう考察>
■入団から2年連続で成績を残し、完全に「ザ・レギュラー」という感じになった。打撃は「1番の割に四球が少ない」「早打ちしすぎ」などの欠点はあるものの、それはそれでこの選手の特性として割り切ったほうがよい(欠点を直すよりは「3割を打つ」「最多安打を狙う」など長所を伸ばす方向が良いと思う)。送球ミスなどのやらかしのせいであまりイメージは良くないが、守備力自体はかなり向上しておりゴールデンクラブ級になったと言ってもよいだろう(イメージの悪ささえ払拭できれば21年はゴールデンクラブを獲得できるのではないだろうか)。走塁はもう少し盗塁企図数を増やしてほしい気もするが2年連続盗塁王に文句を言っても仕方ない。怪我でもしない限り21年も阪神打線を牽引すること間違いなし(今季達成できなかった3割10本30盗塁を達成してほしい)。
<守備位置>ライト(衰え激しい)
<てきとう考察>
■ポロボロのスーパーサイヤ人。シーズン開始直後は打率が全く伸びず打線の穴になった。シーズン終盤には徐々に打ち出したが、打率268本塁打2本では最早レギュラーとは言えまい。守備の劣化はかなり激しく、守備範囲・打球反応・送球全てが衰えている(現在の糸井の守備力では余程打たないとスタメン起用は割に合わないだろう)。走者としての足も衰えてきており2ケタ盗塁を狙うのも最早難しいのではないか。21年は外野3枠のうち2枠はほぼ決定しているので(センターは近本、レフトはロハスかサンズ)、ライトのポジションを争う選手の一人という位置づけか(新人佐藤・高山・陽川・糸井・中谷あたり)。パリーグでDHに専念すれば打棒が多少なりとも回復するかもしれないが(長打力はなくしたものの、ある程度の打率と出塁率は期待できる)、現状の糸井の年俸(半減したとはいえ2億円近く)を負担してまで40歳になって長打力の衰えた糸井が欲しい球団はないだろうと思う(年俸5000万円くらいなら欲しい球団はあるかもしれないが・・・)。なお、FA入団で年俸4億円の4年契約を全う「年俸ほど働いたか?」と問われれば、「そこまでの働きではなかった」と思うが、怪我で毎年の離脱こそあったものの4年のうち3.5年くらいは主力として稼働してくれたし、4年間の打率(290、308、314、268)も言うほど悪くない(数字だけならむしろ良い)。私は「期待値ほどではなかったが、FA入団選手としてはまずまずの活躍だった」と考える。
<守備位置>レフト・センター(センター守らすなよ・・・)
<てきとう考察>
■20年限りで自由契約、中日に移籍。(年齢を考えれば当たり前なのだが)さすがにストレートを捉えられなくなってきており「そろそろ潮時かな」と感じた。福留が受け入れれば今季限りで引退、又は21年は代打で1年やって引退、その後に阪神で指導者コースかな、と勝手に思っていたのだが・・・。まさか、コーチ打診もなしの戦力外とは予想外だった(報道が間違っている可能性もゼロではないが)。コロナ飲み会の件で詰め腹を切らされた印象もあり、何とも残念で勿体ないな気がする(戦力としての戦力外は妥当だが、将来の指導者としての福留は貴重だったと思うのだが・・・)。
<守備位置>左翼・中堅・右翼(普通)
<てきとう考察>
■19年は復調傾向で20年は勝負の年だったが、まさかの大失速で酷い成績に終わった(泣)天才的な打撃センスの持ち主で、足もあり、守備も並程度まで上達しており、必ずレギュラーをとらなければならない(にしなければならない)選手だったが、21年は28歳でかなり厳しい立場に(泣)「もうちょっと高山を贔屓器用してもよいのではないか」と思わないでもないが、今までそれなりに優先起用されてきた選手だし数少ないチャンスを生かして出場機会を増加させた陽川などを見ると「高山の惨状も受け入れざるを得ない」とも思う。21年はロハスや新人佐藤(同じ左打ち)の入団によってさらに厳しい立場に、このまま阪神にいてもレギュラーは厳しそうなので(スタメンで使ってナンボの選手なので1軍枠すら厳しいかも)パリーグ球団にトレードしたほうがよいかもしれない(移籍先であっさりレギュラーをとる可能性は意外と高いと思っている)。かなり好きな選手なのだが・・・。
<守備位置>外野
<てきとう考察>
■(プロ野球ファンの中では)全国的知名度を誇る阪神の残念なプレイヤー。今季はついに打率0割!ただし、45試合出場ながら13打席しか与えられておらず、もはや1軍首脳陣には打者としては期待されていないのだろう(代走・守備固め要員という位置づけなのだと思う)。数少ない打席も守備固め・代走で入って延長でまわってきた打席や代打の最後の1枚として起用されるなどであった。相変わらず2軍では中々の成績を残しており、お試し中の新打法とやらを1軍で見てみたい気もするが「でもどうせ三振するんだろうな」と思ってしまう(泣)圧倒的な身体能力・パワーなどからどうしても期待してしまうが、期待を裏切る男(もしくは期待通り三振する男)江越は21年も健在の可能性が極めて極めて高い。
<守備位置>外野
<てきとう考察>
■19年ドラフト2位。夏の甲子園で星稜・奥川(現ヤクルト)から特大ホームランを放つなど活躍。阪神は19年ドラフト会議2位で社会人内野手・小深田の指名を予定していたらしいが、楽天が1位で小深田を指名したため井上を繰り上げ指名しドラフト前予想より高順位での指名となった。井上のことは「時間がかかりそうなタイプ。1年目は2軍でも苦戦するやろうな、打率2割は難しいんちゃうか」と見ていたが、私の予想は良いほうに外れ、高卒1年目野手としては上々の成績を残した。1軍でもわずかに出場機会を得たが、「スケールの大きそうな打者やな。高卒1年目とは思えない格がある」という超抽象的な(良い)印象を持った。年齢的にも能力的には戦力構成的にも今後2、3年は2軍が主戦場となると思うが、大きく育てなければならない選手。
<守備位置>外野
<てきとう考察>
■20年限りで自由契約。2年連続1軍出場なし、しかもそれが当然と思えるほど2年連続2軍でも酷すぎる成績(泣)守備走塁はともかく金本政権時には「打撃は一応1軍で使えるレベル」と感じれるほどになっていたのに、ハヤタに一体何があったのか(泣)ネット上ではオモチャにされがちな我らがハヤタだが打撃は一応1軍レベルの選手ではあったと思う(1、2年目以外は、1軍にいる時は大体2割5分くらいは打ってるしね)、ただ本来ハヤタは3拍子そろった選手だったはずである。決して打つだけでなく守備も足もドラフト候補外野手の中では高い評価を受けていたのに、プロ入り後のクソ外野守備と盗塁死の山(1軍通算365試合で1盗塁っ!)は何だったのか?足や守備が前評判通りであったならばハヤタの(そこそこの)打撃でもレギュラー争いできたかもしれないのに・・・。なお、ハヤタは、まだ現役をあきらめておらずユーチューバーをやりながら復帰を目指すらしいが、独立リーグならともかく「32歳」「守備と足はヤバイ」「打撃は2年連続2軍で2割前後」「長打力(ほぼ)なし」「1軍での実績(あまり)なし」の選手をNPB球団が獲得する可能性があるかのどうかを、高校時代超優秀な成績でかつ慶応義塾大学を卒業したハヤタの明晰な頭脳で分析できぬのか(泣)
<守備位置>左翼(範囲×球際〇)
<てきとう考察>
■19年に韓国で打率305ホームラン28本113打点という好成績を残し日本に進出。当初はボーア、マルテに次ぐ第三の外国人という感じであったがマルテが離脱するとスタメンに定着。最初は「脆いなぁ・・・」という印象だったが、いつしか神モードに突入し(けっこう長く続いた)「何か長打力のあるマートンやんけ!」となったが、神モードが終わると選球眼はそこそこだけどほとんど打たないダメ外国人と化してそのままシーズンを終えた。(同意してくれる方も多いと思うのだが)何となく打席での雰囲気も打球の行方も広沢っぽい感じで、右方向の打球が異様に伸びた(余裕でスタンドイン)。よって外角の球は大好物、反対に内角は苦手だが内角を攻められてもあまり調子を崩すこともなく打つべき球を打つという感じは頼もしかった。それなりに選球眼もあるので、今季後半の失速の原因がよく分からず、(21年も残留するが)21年の成績予想が難しい選手である。今季の神モード期なみに打ち続け3割30本を達成する気もするし、全然打てず打率220ホームラン5本くらいの成績でシーズン半ばに2軍幽閉される気もする。ちなみに外野の守備範囲は広くないがやけに球際に強い、(ロハス加入の影響で)21年は(多分)一塁転向するのがちょっと残念。また、打席では神経質そうな顔をしていたためか、お茶目そうなボーアに人気では負けていた。
<守備位置>外野
<てきとう考察>
■大卒3年目外野手。入団時はセンターでレギュラー争いする選手になるかなと見ていたが、本人の伸び悩みプラス近本のレギュラー定着でレギュラーの目はほぼなくなったように思う。ただ、同期の内野手・熊谷(同じく大卒3年目)と同じく守備と足に特徴がある選手なので(実は守備が上手いのかどうかよく分からないが前評判的には上手いのではないかと思う)、1軍枠は十分に狙える立ち位置である。今季はコロナで1軍枠が拡大されたこともあり43試合の出場機会を得たが、これを維持・増加させるためにはさらなる盗塁能力の向上が必須かと思う(ライバルは江越・熊谷あたりだろうか)。植田ほどの盗塁力がつけば「外野の守備固め兼代走屋」として1軍枠に入れるであろう。なお、レギュラー獲得はかなり厳しいと思うが、もしレギュラーを狙うなら2軍で打率3割超え、30盗塁くらいの成績を残す力をつけてはじめてレギュラー争いの土俵に上がれる感じではないか(厳しいようだが、同タイプの近本の存在、島田の年齢、島田が長打力のない左の外野手という点を考慮すれば致し方無い)。
<守備位置>外野(無難)・一塁
<てきとう考察>
■アスリート系外野手として多くの期待を集めながら3年連続ショボい成績終わり(18年半ばからうすうす感じていたことではあったが)「中谷にレギュラーは無理やな」と多くの阪神ファンに確信させた。右の長距離砲、かつ外野を普通に守れて足や肩もあるという誰しもが期待したくなる属性の持ち主だが、恐らく打席での打てるポイントが少なすぎるのだろう。江越ほどばっさばっさと三振するわけではないが打ち損じが多すぎる気がする(投手からすれば、他の打者以上に投げ損じなければ問題なし、という雰囲気を感じていると思う)。代打や試合途中から出場させたりすると意外にいい場面で長打を放ったりするので今後も1軍戦力ではあると思うが、スタメンの機会はどんどん減少していくと思う。
<守備位置>一塁・三塁・二塁・外野・遊撃(2軍での出場試合順に並べた。ちなみに1軍では二塁)
<てきとう考察>
■2軍の主力。外野手登録であるが近年は内野手。今季は久しぶりに1軍での出場機会を得たが打席では小さく見えた。2軍レベルでは3拍子そろった好選手かもしれないが、1軍レベルでは特徴がなく起用法が難しい選手という印象である。2軍の大卒野手であれば特徴が明確な熊谷や島田のほうが1軍では使いやすいといったとろか(打撃力では彼らを明らかに上回っているのだが)。個人的には、守備力や走塁力を多少上げたところどうようもなく、ムキムキになるなどして打撃力やパワーを上げるしか板山の1軍定着への道はないと思う。エリートではなく這い上がってきた選手だけに意地を見せてほしいところだが・・・。
<守備位置>外野(昔はまあまあ上手かった)
<てきとう考察>
■控え外野手。走攻守3拍子そろったタイプで新人年からかなり起用されてきたが、打撃守備走塁ともに1軍平均レベルくらいまではいくのだがそれ以上突き抜けることがなかったのが1軍レギュラーをとれなかった原因だろう。(33歳ながら)もはや選手としては最晩年で余程怪我人が続出でもしない限り21年は1軍での出番はないだろう。21年オフを生き延びることができるかどうか・・・。
<守備位置>外野・一塁・三塁
<てきとう考察>
■19年育成1位。育成指名ながら関西六大学リーグでかなりの実績のある外野手だっただけに今季の2軍成績は予想外だった(打率250以上、ホームラン5本くらいは打てるのではと思っていた)。右のアスリート系の外野手は貴重なので堂々たる成績を残し支配下になってほしいが・・・。21年は少なくとも2軍で主力選手となってほしいところである(2軍で20代前半の外野手は井上、新人佐藤、育成奥山くらいなのだからここで優先起用されなくてどうするのか!)。
<守備位置>外野
<てきとう考察>
■19年育成2位。国立の静岡大卒。小野寺ほどの大学での実績はなく、恵体で俊足・強肩らしいが今季は怪我での出遅れもあっていまだに謎のベールに包まれている。
阪神タイガース選手名鑑2020年決定版 外野編
阪神ファンの管理人でぶぶが作成する阪神タイガースの2020年度選手名鑑です。シーズン前の名鑑ではなく、シーズンの活躍を踏まえた上でシーズン後に作成しております。実況パワフルプロ野球の決定版のようなイメージで作成しております。昔ほどの勢いで作れません。ネタ切れです。
管理人でぶぶは毎試合甲子園に行くような熱心な阪神ファンではなく、テレビ観戦が主な「なんちゃって阪神ファン」なので考察内容はテキトー且つ無礼かもしれません、贔屓選手について無礼な内容が書かれていてもあまり怒らないでください。
阪神選手名鑑 外野手編
近本光司
背番号5 26歳 右投げ左打ち 推定年俸4500万円<守備位置>センター(Gクラブまであと一息)
試合 | 打席 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 四球 | 三振 | 盗塁 | 打率 | 出塁率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1軍 | 120 | 519 | 139 | 9 | 45 | 30 | 61 | 31 | 293 | 344 |
■入団から2年連続で成績を残し、完全に「ザ・レギュラー」という感じになった。打撃は「1番の割に四球が少ない」「早打ちしすぎ」などの欠点はあるものの、それはそれでこの選手の特性として割り切ったほうがよい(欠点を直すよりは「3割を打つ」「最多安打を狙う」など長所を伸ばす方向が良いと思う)。送球ミスなどのやらかしのせいであまりイメージは良くないが、守備力自体はかなり向上しておりゴールデンクラブ級になったと言ってもよいだろう(イメージの悪ささえ払拭できれば21年はゴールデンクラブを獲得できるのではないだろうか)。走塁はもう少し盗塁企図数を増やしてほしい気もするが2年連続盗塁王に文句を言っても仕方ない。怪我でもしない限り21年も阪神打線を牽引すること間違いなし(今季達成できなかった3割10本30盗塁を達成してほしい)。
糸井嘉男
背番号7 39歳 右投げ左打ち 推定年俸4億円<守備位置>ライト(衰え激しい)
試合 | 打席 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 四球 | 三振 | 盗塁 | 打率 | 出塁率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1軍 | 86 | 311 | 72 | 2 | 28 | 38 | 50 | 2 | 268 | 363 |
■ポロボロのスーパーサイヤ人。シーズン開始直後は打率が全く伸びず打線の穴になった。シーズン終盤には徐々に打ち出したが、打率268本塁打2本では最早レギュラーとは言えまい。守備の劣化はかなり激しく、守備範囲・打球反応・送球全てが衰えている(現在の糸井の守備力では余程打たないとスタメン起用は割に合わないだろう)。走者としての足も衰えてきており2ケタ盗塁を狙うのも最早難しいのではないか。21年は外野3枠のうち2枠はほぼ決定しているので(センターは近本、レフトはロハスかサンズ)、ライトのポジションを争う選手の一人という位置づけか(新人佐藤・高山・陽川・糸井・中谷あたり)。パリーグでDHに専念すれば打棒が多少なりとも回復するかもしれないが(長打力はなくしたものの、ある程度の打率と出塁率は期待できる)、現状の糸井の年俸(半減したとはいえ2億円近く)を負担してまで40歳になって長打力の衰えた糸井が欲しい球団はないだろうと思う(年俸5000万円くらいなら欲しい球団はあるかもしれないが・・・)。なお、FA入団で年俸4億円の4年契約を全う「年俸ほど働いたか?」と問われれば、「そこまでの働きではなかった」と思うが、怪我で毎年の離脱こそあったものの4年のうち3.5年くらいは主力として稼働してくれたし、4年間の打率(290、308、314、268)も言うほど悪くない(数字だけならむしろ良い)。私は「期待値ほどではなかったが、FA入団選手としてはまずまずの活躍だった」と考える。
福留孝介
背番号8 43歳 右投げ左打ち 推定年俸1億3000万円<守備位置>レフト・センター(センター守らすなよ・・・)
試合 | 打席 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 四球 | 三振 | 盗塁 | 打率 | 出塁率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1軍 | 43 | 92 | 12 | 1 | 12 | 11 | 31 | 0 | 154 | 250 |
2軍 | 12 | 37 | 6 | 1 | 5 | 6 | 11 | 1 | 207 | 351 |
■20年限りで自由契約、中日に移籍。(年齢を考えれば当たり前なのだが)さすがにストレートを捉えられなくなってきており「そろそろ潮時かな」と感じた。福留が受け入れれば今季限りで引退、又は21年は代打で1年やって引退、その後に阪神で指導者コースかな、と勝手に思っていたのだが・・・。まさか、コーチ打診もなしの戦力外とは予想外だった(報道が間違っている可能性もゼロではないが)。コロナ飲み会の件で詰め腹を切らされた印象もあり、何とも残念で勿体ないな気がする(戦力としての戦力外は妥当だが、将来の指導者としての福留は貴重だったと思うのだが・・・)。
高山俊
背番号9 27歳 右投げ左打ち 推定年俸3600万円<守備位置>左翼・中堅・右翼(普通)
試合 | 打席 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 四球 | 三振 | 盗塁 | 打率 | 出塁率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1軍 | 42 | 52 | 7 | 0 | 3 | 3 | 10 | 1 | 152 | 216 |
2軍 | 42 | 169 | 38 | 2 | 11 | 15 | 28 | 1 | 248 | 320 |
■19年は復調傾向で20年は勝負の年だったが、まさかの大失速で酷い成績に終わった(泣)天才的な打撃センスの持ち主で、足もあり、守備も並程度まで上達しており、必ずレギュラーをとらなければならない(にしなければならない)選手だったが、21年は28歳でかなり厳しい立場に(泣)「もうちょっと高山を贔屓器用してもよいのではないか」と思わないでもないが、今までそれなりに優先起用されてきた選手だし数少ないチャンスを生かして出場機会を増加させた陽川などを見ると「高山の惨状も受け入れざるを得ない」とも思う。21年はロハスや新人佐藤(同じ左打ち)の入団によってさらに厳しい立場に、このまま阪神にいてもレギュラーは厳しそうなので(スタメンで使ってナンボの選手なので1軍枠すら厳しいかも)パリーグ球団にトレードしたほうがよいかもしれない(移籍先であっさりレギュラーをとる可能性は意外と高いと思っている)。かなり好きな選手なのだが・・・。
江越大賀
背番号25 27歳 右投げ右打ち 推定年俸1400万円<守備位置>外野
試合 | 打席 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 四球 | 三振 | 盗塁 | 打率 | 出塁率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1軍 | 45 | 13 | 0 | 0 | 0 | 2 | 6 | 3 | 000 | 154 |
2軍 | 21 | 90 | 24 | 3 | 14 | 7 | 20 | 4 | 300 | 367 |
■(プロ野球ファンの中では)全国的知名度を誇る阪神の残念なプレイヤー。今季はついに打率0割!ただし、45試合出場ながら13打席しか与えられておらず、もはや1軍首脳陣には打者としては期待されていないのだろう(代走・守備固め要員という位置づけなのだと思う)。数少ない打席も守備固め・代走で入って延長でまわってきた打席や代打の最後の1枚として起用されるなどであった。相変わらず2軍では中々の成績を残しており、お試し中の新打法とやらを1軍で見てみたい気もするが「でもどうせ三振するんだろうな」と思ってしまう(泣)圧倒的な身体能力・パワーなどからどうしても期待してしまうが、期待を裏切る男(もしくは期待通り三振する男)江越は21年も健在の可能性が極めて極めて高い。
井上広大
背番号32 19歳 右投げ右打ち 推定年俸720万円<守備位置>外野
試合 | 打席 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 四球 | 三振 | 盗塁 | 打率 | 出塁率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1軍 | 6 | 11 | 1 | 0 | 1 | 0 | 5 | 0 | 091 | 091 |
2軍 | 69 | 280 | 56 | 9 | 36 | 29 | 96 | 0 | 226 | 307 |
■19年ドラフト2位。夏の甲子園で星稜・奥川(現ヤクルト)から特大ホームランを放つなど活躍。阪神は19年ドラフト会議2位で社会人内野手・小深田の指名を予定していたらしいが、楽天が1位で小深田を指名したため井上を繰り上げ指名しドラフト前予想より高順位での指名となった。井上のことは「時間がかかりそうなタイプ。1年目は2軍でも苦戦するやろうな、打率2割は難しいんちゃうか」と見ていたが、私の予想は良いほうに外れ、高卒1年目野手としては上々の成績を残した。1軍でもわずかに出場機会を得たが、「スケールの大きそうな打者やな。高卒1年目とは思えない格がある」という超抽象的な(良い)印象を持った。年齢的にも能力的には戦力構成的にも今後2、3年は2軍が主戦場となると思うが、大きく育てなければならない選手。
伊藤隼大
背番号51 31歳 右投げ左打ち 推定年棒1800万円<守備位置>外野
試合 | 打席 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 四球 | 三振 | 盗塁 | 打率 | 出塁率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2軍 | 46 | 117 | 19 | 1 | 14 | 15 | 16 | 0 | 186 | 291 |
■20年限りで自由契約。2年連続1軍出場なし、しかもそれが当然と思えるほど2年連続2軍でも酷すぎる成績(泣)守備走塁はともかく金本政権時には「打撃は一応1軍で使えるレベル」と感じれるほどになっていたのに、ハヤタに一体何があったのか(泣)ネット上ではオモチャにされがちな我らがハヤタだが打撃は一応1軍レベルの選手ではあったと思う(1、2年目以外は、1軍にいる時は大体2割5分くらいは打ってるしね)、ただ本来ハヤタは3拍子そろった選手だったはずである。決して打つだけでなく守備も足もドラフト候補外野手の中では高い評価を受けていたのに、プロ入り後のクソ外野守備と盗塁死の山(1軍通算365試合で1盗塁っ!)は何だったのか?足や守備が前評判通りであったならばハヤタの(そこそこの)打撃でもレギュラー争いできたかもしれないのに・・・。なお、ハヤタは、まだ現役をあきらめておらずユーチューバーをやりながら復帰を目指すらしいが、独立リーグならともかく「32歳」「守備と足はヤバイ」「打撃は2年連続2軍で2割前後」「長打力(ほぼ)なし」「1軍での実績(あまり)なし」の選手をNPB球団が獲得する可能性があるかのどうかを、高校時代超優秀な成績でかつ慶応義塾大学を卒業したハヤタの明晰な頭脳で分析できぬのか(泣)
サンズ
背番号52 33歳 右投げ右打ち 推定年俸1億2100万円<守備位置>左翼(範囲×球際〇)
試合 | 打席 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 四球 | 三振 | 盗塁 | 打率 | 出塁率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1軍 | 110 | 443 | 97 | 19 | 64 | 61 | 106 | 2 | 257 | 363 |
2軍 | 2 | 7 | 1 | 0 | 0 | 3 | 1 | 0 | 250 | 571 |
■19年に韓国で打率305ホームラン28本113打点という好成績を残し日本に進出。当初はボーア、マルテに次ぐ第三の外国人という感じであったがマルテが離脱するとスタメンに定着。最初は「脆いなぁ・・・」という印象だったが、いつしか神モードに突入し(けっこう長く続いた)「何か長打力のあるマートンやんけ!」となったが、神モードが終わると選球眼はそこそこだけどほとんど打たないダメ外国人と化してそのままシーズンを終えた。(同意してくれる方も多いと思うのだが)何となく打席での雰囲気も打球の行方も広沢っぽい感じで、右方向の打球が異様に伸びた(余裕でスタンドイン)。よって外角の球は大好物、反対に内角は苦手だが内角を攻められてもあまり調子を崩すこともなく打つべき球を打つという感じは頼もしかった。それなりに選球眼もあるので、今季後半の失速の原因がよく分からず、(21年も残留するが)21年の成績予想が難しい選手である。今季の神モード期なみに打ち続け3割30本を達成する気もするし、全然打てず打率220ホームラン5本くらいの成績でシーズン半ばに2軍幽閉される気もする。ちなみに外野の守備範囲は広くないがやけに球際に強い、(ロハス加入の影響で)21年は(多分)一塁転向するのがちょっと残念。また、打席では神経質そうな顔をしていたためか、お茶目そうなボーアに人気では負けていた。
島田海吏
背番号53 24歳 右投げ左打ち 推定年俸800万円<守備位置>外野
試合 | 打席 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 四球 | 三振 | 盗塁 | 打率 | 出塁率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1軍 | 43 | 21 | 3 | 0 | 1 | 2 | 4 | 3 | 176 | 300 |
2軍 | 48 | 178 | 32 | 1 | 5 | 11 | 34 | 5 | 199 | 247 |
■大卒3年目外野手。入団時はセンターでレギュラー争いする選手になるかなと見ていたが、本人の伸び悩みプラス近本のレギュラー定着でレギュラーの目はほぼなくなったように思う。ただ、同期の内野手・熊谷(同じく大卒3年目)と同じく守備と足に特徴がある選手なので(実は守備が上手いのかどうかよく分からないが前評判的には上手いのではないかと思う)、1軍枠は十分に狙える立ち位置である。今季はコロナで1軍枠が拡大されたこともあり43試合の出場機会を得たが、これを維持・増加させるためにはさらなる盗塁能力の向上が必須かと思う(ライバルは江越・熊谷あたりだろうか)。植田ほどの盗塁力がつけば「外野の守備固め兼代走屋」として1軍枠に入れるであろう。なお、レギュラー獲得はかなり厳しいと思うが、もしレギュラーを狙うなら2軍で打率3割超え、30盗塁くらいの成績を残す力をつけてはじめてレギュラー争いの土俵に上がれる感じではないか(厳しいようだが、同タイプの近本の存在、島田の年齢、島田が長打力のない左の外野手という点を考慮すれば致し方無い)。
中谷将大
背番号60 27歳 右投げ右打ち 推定年俸3000万円<守備位置>外野(無難)・一塁
試合 | 打席 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 四球 | 三振 | 盗塁 | 打率 | 出塁率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1軍 | 70 | 87 | 17 | 2 | 16 | 5 | 27 | 1 | 215 | 267 |
2軍 | 16 | 58 | 13 | 3 | 5 | 6 | 13 | 0 | 250 | 328 |
■アスリート系外野手として多くの期待を集めながら3年連続ショボい成績終わり(18年半ばからうすうす感じていたことではあったが)「中谷にレギュラーは無理やな」と多くの阪神ファンに確信させた。右の長距離砲、かつ外野を普通に守れて足や肩もあるという誰しもが期待したくなる属性の持ち主だが、恐らく打席での打てるポイントが少なすぎるのだろう。江越ほどばっさばっさと三振するわけではないが打ち損じが多すぎる気がする(投手からすれば、他の打者以上に投げ損じなければ問題なし、という雰囲気を感じていると思う)。代打や試合途中から出場させたりすると意外にいい場面で長打を放ったりするので今後も1軍戦力ではあると思うが、スタメンの機会はどんどん減少していくと思う。
板山祐太郎
背番号63 26歳 右投げ左打ち 推定年俸850万円<守備位置>一塁・三塁・二塁・外野・遊撃(2軍での出場試合順に並べた。ちなみに1軍では二塁)
試合 | 打席 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 四球 | 三振 | 盗塁 | 打率 | 出塁率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1軍 | 5 | 14 | 2 | 0 | 0 | 2 | 3 | 1 | 167 | 286 |
2軍 | 72 | 260 | 60 | 3 | 23 | 27 | 39 | 1 | 260 | 336 |
■2軍の主力。外野手登録であるが近年は内野手。今季は久しぶりに1軍での出場機会を得たが打席では小さく見えた。2軍レベルでは3拍子そろった好選手かもしれないが、1軍レベルでは特徴がなく起用法が難しい選手という印象である。2軍の大卒野手であれば特徴が明確な熊谷や島田のほうが1軍では使いやすいといったとろか(打撃力では彼らを明らかに上回っているのだが)。個人的には、守備力や走塁力を多少上げたところどうようもなく、ムキムキになるなどして打撃力やパワーを上げるしか板山の1軍定着への道はないと思う。エリートではなく這い上がってきた選手だけに意地を見せてほしいところだが・・・。
俊介
背番号68 33歳 右投げ右打ち 推定年俸3200万円<守備位置>外野(昔はまあまあ上手かった)
試合 | 打席 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 四球 | 三振 | 盗塁 | 打率 | 出塁率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1軍 | 9 | 8 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 125 | 125 |
2軍 | 45 | 125 | 29 | 1 | 7 | 10 | 19 | 0 | 252 | 312 |
■控え外野手。走攻守3拍子そろったタイプで新人年からかなり起用されてきたが、打撃守備走塁ともに1軍平均レベルくらいまではいくのだがそれ以上突き抜けることがなかったのが1軍レギュラーをとれなかった原因だろう。(33歳ながら)もはや選手としては最晩年で余程怪我人が続出でもしない限り21年は1軍での出番はないだろう。21年オフを生き延びることができるかどうか・・・。
小野寺暖
背番号127 22歳 右投げ右打ち 推定年棒300万円<守備位置>外野・一塁・三塁
試合 | 打席 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 四球 | 三振 | 盗塁 | 打率 | 出塁率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2軍 | 44 | 144 | 30 | 0 | 9 | 10 | 23 | 0 | 233 | 291 |
■19年育成1位。育成指名ながら関西六大学リーグでかなりの実績のある外野手だっただけに今季の2軍成績は予想外だった(打率250以上、ホームラン5本くらいは打てるのではと思っていた)。右のアスリート系の外野手は貴重なので堂々たる成績を残し支配下になってほしいが・・・。21年は少なくとも2軍で主力選手となってほしいところである(2軍で20代前半の外野手は井上、新人佐藤、育成奥山くらいなのだからここで優先起用されなくてどうするのか!)。
奥山皓太
背番号128 23歳 右投げ右打ち 推定年棒300万円<守備位置>外野
試合 | 打席 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 四球 | 三振 | 盗塁 | 打率 | 出塁率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2軍 | 17 | 12 | 1 | 0 | 1 | 1 | 5 | 1 | 091 | 167「 |
■19年育成2位。国立の静岡大卒。小野寺ほどの大学での実績はなく、恵体で俊足・強肩らしいが今季は怪我での出遅れもあっていまだに謎のベールに包まれている。