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2000年ドラフト2位 伊達昌司 超てきとう阪神タイガースドラフト考察

伊達昌司選手 年度別成績
年度 球団 試合 先発 勝ち 負け セーブ 投球回 奪三振 与四球 防御率
01 阪神 28 69.2 49 31 3.75
02 阪神 41 57.0 40 14 3.32
03 ハム 51 55.1 16 29 2.60
04 ハム 19 21.2 1.66
05 巨人 7.1 9.82
06 巨人 1軍出場なし
通算 146 12 211.0 117 82 3.33


ドラフト的選手評価・・・C

プロ在籍期間はそれほど長くないがその間はだいたい1軍の戦力だったのでCとした


超てきとう考察

社会人の即戦力投手。期待以上でも以下でもない活躍

ドラフト2位だが逆指名枠を使用せずに指名されており(当時は2位で社会人選手を指名する場合大概逆指名枠を利用していた)、阪神ファンの間ではそれほど入団時の期待が高い選手ではなかった(これは藤田へ期待が集中していたとも言えよう)。だが、実際に1年目から戦力となったのは藤田ではなく伊達のほうだった。スリークウォーターとでも言うのだろうか上手と横手の間くらいの位置から140キロ台後半のストレート(球速表示ほどの威力は感じなかったが・・・)とスライダーなどの変化球を投げ込み先発、中継ぎ両方で起用されてそこそこの成績を残した。将来「何年も先発ローテに入る」「ストッパーやセットアッパーとして活躍する」というような可能性は感じなかったが、ドラフト2位の社会人投手として最低限の働きはしているという感じだった。

阪神在籍期間は短く2年目のオフには坪井、山田らと一緒に日本ハムにトレード(相手は下柳、野口、中村)され、日本ハムでも中継ぎとしてそれなりに活躍。だが絶対的な存在にはなれず巨人に移籍、そして引退する。6年間のプロ生活は大成功とは言えないが、決して失敗ではない。役割を果たしたと言えるのではないだろうか。

ちなみに管理人の中では「おちょぼ口」のイメージが強い。